
11月28日の02:39に受信した Amazon【サポートセンター】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 11月28日の02:39 に受信した Amazonアカウントに関する重要なご案内 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、自動メール送信 <adminraga-man.kenz@yamagata-u.ac.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 yamagata-u.ac.jp のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
yamagata-u.ac.jp は 国立大学法人 山形大学 でオフィシャルに使用しているドメインなのに、アマゾン からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://xbudgnub27-htgdsqbsh-workers-dev.translate.goog/?japa?/?_x_tr_sch=http&_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja のURLが登録されていました。
URL末尾の "translate.goog" は、Google翻訳機能を指す文字列です。
これはGoogleを利用することでフィシング詐欺メールである事の検出を回避していると思われます。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
xbudgnub27-htgdsqbsh-workers-dev と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。
メールのヘッダーを確認してみると "admin@xiaomiyp7182.top" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (adminraga-man.kenz@yamagata-u.ac.jp) に改ざんして送付しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると xiaomiyp7182.top から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 14.103.173.181 で、中国の広東省深セン市 にあるデバイスに Beijing Volcano Engine Technology Co., Ltd. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク("情報を更新する" のアイコン)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。 |
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。