【シロい人の映画blog】素足で歩こうよ、靴なんて履いてないでさ。
主に映画、時々舞台の感想blog。 二日に一回、規則正しく更新しています。 あ、これ見てるそこの方、服、裏表逆に来てますよ。
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DEFAMATION

★★★☆☆


ユダヤ人のイスラエル占領と、ホロコーストの政治利用の話。


反ユダヤ主義とは、ユダヤ人を人種、宗教差別することだ。
しかし、現在のアメリカや世界各地では、そんなものは探す方が大変なんだという。
僕としては、むしろ、ユダヤ人というのは金と権力を手に入れ、ホロコーストをスケープゴートにしている人種だと思っていた。
そうしたら、そういうドキュメンタリーでした、という話。

なんかねぇ、弱者であることは武器なんですよ。
女だから、障害者だから、病気だから、老人だから、子供だから、不幸な人生送ってきたから、などなどと、自慢げに自分で言うような奴、言わなくても配慮されて当然だと思っている奴。

そんなものを前に押し出している奴みると嫌なんです。やられたから別の奴選んでやり返す奴や、本人の前で言えないのに裏でこそこそいう奴も含めて。

配慮できて、手助けして当然だと思いますが、上記みたいな傲慢な人たちは、まず人間としてどうなのか、って思っちゃいます。

何故って?
俺、暗黒時代、鬱になったり不登校してましたから!
現に病みますから!いじめにもあったし、はぶかれたことだってありましたから。

そういうのは理解できる。
でも、笑い話以外での不幸自慢、弱者権力、理解しかねます。

でもね、人ってね、成長していくものですからね。
なんとかしよう、って前向きに生きて行くことだってできますから。

いつ迄も過去や弱い部分に囚われて、成長しないさせない許さないみたいな、捻じ曲がった卑屈っぽい部分、嫌いなんですよ。
同時に、そういうのみると僕なりに救いたいと思うわけですよ。

個人は嫌いません。いろんな長所もあるでしょうから。
ただ、嫌いな部分はあります!


ユダヤ人という人種。良いと思います。
ホロコーストも、大変なめにあったんだと思いますし、シンドラーのリストという映画も大好きです。

しかし、政治利用目的で全面に出す反ユダヤ主義、ホロコースト、イヤなんです。

洗脳教育に類するものも問題ですね。排他的になりますから、結局、
負のスパイラル。


そうそう、反戦主義者や環境保護団体にとって一番の脅威はなんだと思います?
戦争ですか?自然破壊ですか?
いいえ。
平和と大自然です。
だって、実現したら、自分達の存在意義なくなるでしょう。

それと同じ。
反ユダヤ主義がなくなって困るのは、反ユダヤ主義撲滅団体なんです。
そこで、メディアと政治利用。あるんだと主張する。
主張することでそれ以外のことでも武器にできる。


占領隔離政策であったホロコーストは過去の話です。
しかし、現在はチベット問題だってあります。
そして、それと同じように、ユダヤ人によるイスラエル不法占拠とユダヤ人による占領隔離政策と人種差別は御存じで?
40年以上つづいています。強権と暴力の世界で。


こんなものを放っておいてはいけません。
しかし、訴えたら、反ユダヤ主義者だ、ナチズムだといわれる。
おかしくないですか?

ま、映画に関係ないことで脱線気味でしたが、そんな映画です、はい。

(こんなこというから変わり者だとかいわれるのか?w)

プリズンフリーク

★★★★☆


おっと、星四つ。
アメリカンジョークとゲイネタの映画in刑務所。
何度も刑務所に入れやがった裁判官の息子をハメて刑務所送りにする。主人公はそれでは飽き足らず、自分も刑務所に入って、コネを使いながらお門違いな復讐を実行しようとする話。

でも、ヘタレの裁判官の愚息も刑務所内で成長して行き、気付けば刑務所内の権力を握る立場になっていた。

主人公は面白くない……、精神的に肉体的に追い詰めて楽しんでいたのに。
ゲイに襲わせる計画も、逆にホモに目覚められては効果がない。

さて、それからどうなるか。


ユルい低俗ギャグ連発で、でも、それはそれでハイセンスなのか?これが笑えます。
決して脚光を浴びることはないかもしれない。しかし、観たなら観たで、頭ん中に刻まれること請け合い。

楽しい映画です。

イントゥザブルー

★★★☆☆

前半の海の綺麗さは本当に秀逸。

ただ、後半に差し掛かるあたりで麻薬関係の話になってきたので、どうにもパッとしないものに見えだした。

もっと、純粋に宝探しの夢、恋愛、友情、裏切りなどの展開を中心に描いていけば、それが個性になっただろうにと思った。

でも、内容には確実に含まれているものなので、やっぱりこの映画は麻薬関係の話を取り入れないと成立しないのかな、と考えてもみる。

良いもになりそうで凡庸。
そんな印象の映画でした。

MUGABE AND THE WHITE AFRUCAN

★★★☆☆


独裁政権と、人種差別の話。

通貨価値は暴落し、実業率95%と言われている。

ムガベ大統領は、自分のことを黒いヒトラーと名乗っている。


白人差別とリンチが許される国、というメッセージが全面に出ていて、それが事実の一端を担っているのだろう。

以前の植民地化政策の被害国である。

白人からの脱却を掲げた革命家は、やがて大統領になり、今は民衆たちの支持率のために、恐怖と以前の指針を無理矢理続けている。

これ、二コール・キッドマン主演の映画で使われています。
確か、このブログで書いたはず。たぶん、書いたはず。
なんだっけ?内容は把握しているんだが。

そして、このドキュメンタリーの主人公たちは、裁判の妨害に遭い、頭蓋骨含む骨を折られたりしながらも、国際法廷に訴え出る。
生まれてから過ごしてきた白いアフリカ人と自らを称する彼らは、白人差別の政策として農場の土地を取られようとしている。
いつとられても、いつ殺されてもおかしくない中で、果敢に戦う姿が映し出されている。

最終的に、裁判に勝つがよく年に農場を焼き払われて、イギリスへ避難している。
そこで働く500名は失業した。


ヒトラーも民主投票で選ばれていますからね。

NHK交響楽団 Bプログラム

Bプログラム


マルクス・シュテルツ指揮


ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

Ⅰ アレグレット・ノン・トロッポ
Ⅱ アダージョ
Ⅲ アレグロ・ジョコーソ マ・ノン・トロッポ・ヴィヴァーチェ


シューマン/交響曲 第2番 ハ長調 作品61

Ⅰ ソステヌート・アッサイーアグロ・マ・ノン・トロッポ
Ⅱ スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ
Ⅲ アダージョ・モルト・ヴィヴァーチェ
Ⅳ アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ

ハリー・ポッターと死の秘宝 パート1

★★★☆☆


3D化が間に合わなかった映画。
宣伝頑張ってたのにね。

まぁ、でも、内容は一緒なんで、迫力より必要なものは沢山あるので問題ないと思います。

ハリーの物語が佳境に差し掛かり、ヴォルデモート卿との直接対決もいつ起こる屋もしれない状況を描いていく。

原作を壊さず、でも映画として削らねばならない部分を考慮に入れて、大変なプレッシャーや作業だったんだと思います。

今回も、内容は走り気味です。
次の展開へどんどん進むのですが、中弛みもあったり、掘り下げれば感情移入出来るはずの場面も削りすぎでイマイチだったり……。
仕方のないことでしょうね。

映画としては、非常にまとまっていると思いますが、単体としてみると、どうしても満足感は少なくなります。
それもそうですよね。パート1なんですから、完結しないですし。

とまぁ、そんなハリー・ポッターですが、ハーマイオニーの美女度急上昇がヤバい映画でした。

ハリー・ポッターが観たいのならば当然この映画択一ですから、お好きならどうぞ。

ワンダー・ボーイズ

★★★★☆


「私は落ちなかった。それ以降もずっと」


マイケル・ダグラス、トビー・マグワイヤ出演作品。

この映画の何が魅力なんだろうなぁ、と今考えてる。
実は、気に入って3回くらい観ている。
でも、良さを上げろと言われても、即答出来ない。
だから、探り探り書くしかない。

主人公は文学の大学教授。傑作を一つ出したままで停滞してしまっている作家でもある。
もう一人の主人公というべきはそのゼミの自閉症傾向の学生。
物語自体は、パーティの終わりに、学生が浮気相手の夫の犬を殺してしまう。
大学教授の主人公も居合わせていたため、それを隠そうとする。
そこから、嘘や隠し事のために、ただでさえ拗れ気味な人間関係が更にややこしくなってしまう。


まぁ、人間関係の絡みと会話が面白いんだろう。
会話の流れのチョイスは知的で惰性的、そして皮肉めいたクールなチョイス、と表現してみよう。
そして、才能を見出して貰える過程や、人生の再出発を始めるきっかけや気力を取り戻す、そういうところが観ていて暖かく感じるからだろうか。
吹っ切れる爽快感。
間違いないのは役者の魅力。この作品は、役者如何でどうにでも転がる映画でもあるだろう。


何故、確かに存在するはずの魅力がわかりにくいか……。
もしかすると、こういう映画の雰囲気こそ僕的で、だからこそ、客観的に観れていないのかもしれない。

そんな気がする。

NHK交響楽団

マルクス・シュテンツ

マーラー/交響曲 第二番 ハ長調「復活」

Ⅰ アレグロ・マエストーン
Ⅱ アンダンテ・モデラート
Ⅲ 静かに流れるような動きで
Ⅳ 《原光》 (《子供の不思議な角笛》より)きわめて荘重に、しかし素朴に
Ⅴ スケルツォのテンポで

ターミナル・ベロシティ

★★★☆☆


「だが ハイになれるぜ」


チャーリー・シーン主演。
この役者さんはイケメンですねぇ。

スカイダイビングの会社に勤める主人公は、教えた女性を墜落死なせてしまう。
しかし、死んだはずの女性が生きていた。彼女は自分をKGBだと名乗る。
そして、彼女は何かと戦っているようだった。
その背後の組織の存在との抗争に巻き込まれて行く。

アメリカ映画の割に、KGBが味方、というかヒロインの職業です。
スカイダイビング、車、金塊。
この三つがこの映画の焦点です。

スタントと銃撃戦、女性との魅惑の展開を添えて、後はもう映画の流れに身を任せるのみ。

敵役の男もなかなかの魅力的な演技で、主人公を引き立ててくれます。

制作時期特有の匂いのする映画でした。
昔は新車で値が張っていたのかもしれませんが、今となってはアンティークとして値が貼りそうです。

アクション映画に付き物の主人公補正は健在です。

COLLAPSE

★★★☆☆(暫定評価)

未公開映画を見るTVより。


「人間は恐怖と向き合うべきで逃げてはならない。恐怖と愛から逃げずに向き合うんだ。精神的な生き物である人間にとって、それが生きることだ。こうした豊かな経験の中に、最も美しい芸術が生まれる」


ロサンゼルス市警からレポーターとなったマイケル・ルパートというひとが、金融危機の背景に石油の枯渇問題が隠れていると主張するドキュメンタリー。
そして、人類削減計画にもメスを入れる。

僕的には、陰謀説で切り捨てるだけでは満足できない。
何故なら、僕ならこうする、という予想はんいないだから。
増え過ぎたなら間引きしなければいけない。肥料が足りないならなおさら厳選させなければ。
第三世界にそのしわ寄せがくるのはわかっている。
資本の招いた結果だったとしても、資本の上で強者なら、そこに乗っかるしかない。けれど、そこがぐらつくのは権力の衰退となる。
当たり前に、あとは影響力のあるうちから、生き残りの計画を立てておくべきだ。
今はその段階なんだと思う。


このドキュメンタリーでは、今後は激動のパラダイムシフトの時期なんだと言っている。
僕もそう思う。
誰か止めれるならとっくにやっている。それができないのだから。

だったら、生き残るためにそもそもの価値観を変える。
共産も民主も根底は同じ。資源が無限にあるものとの想定で組み立てられた主義だから。
その土台の上で、さらに搾取と支配の二つが構造的に同質なら、かわりようがなかろう?

この人は、僕からすれば、当たり前のことを言っている。
それでも、わからない人からすれば、斬新でともすれば滑稽な話に聞こえるのだろう。

それでも、未来がどうなるかはわからないね。
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