【シロい人の映画blog】素足で歩こうよ、靴なんて履いてないでさ。 -2ページ目

ジャッカルの日

フランスの大統領暗殺に雇われた暗殺者とそれを追う敏腕特殊警察の話。

つかず離れず、紙一重の逃走追跡劇が織り成すドキドキ感が素晴らしい。
結構昔の映画です。
娯楽映画としてはとても良い作品だと思う。
また、殺し屋、通称「ジャッカル」が非常に魅力的な展開なので、最期の展開になんとなく惜しいと思った。
最後の展開は、お確かめあれですね。

地下鉄の恋 サウンドオブカラー

盲目の少女と、一時的に全盲になった人間と、片思い同士の2人が初めて地下鉄で出会う話の同時進行。

中国産。
荒は目立つけれど、ときめくラブファンタジー。
コミカルなシーンや、少しドキドキした展開が定期的に入る。
ときめく恋愛が好きなひとは好きなんだろうね。

いや、良い作品だとは思う。

NHK交響楽団

指揮アンドレ・プレヴァン(自身もピアノ演奏)

ガーシュウィン/ピアノ協奏曲
Ⅰアレグロ
Ⅱアダージョーアンダンテ・コン・モート
Ⅲアレグロ・アジタート


プロコファエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
Ⅰアンダンテ
Ⅱアレグロ・マルカート
Ⅲアダージョ
Ⅳアレグロ・ジョコーソ

D.O.A 死へのカウントダウン

★★★★☆


文学教授が毒物で死亡確定になって警察に駆け込む。
そして、事件の一部始終を回想する。

死を宣告されることにより、生きる実感を得るというのは皮肉だ。

サスペンスで犯人が誰なのかを突き詰めていくのだが、なかなか楽しめた。

1988年制作のわりに映像や演出の劣化を感じず、色あせていない感じ。
細部に練られた作品だと思う。

ブラックドック

★★☆☆☆


タイトルの由来は、走行中に悪魔の黒い犬が現れて事故を起こすという運転手同士の話しから。

トラック野郎が追いかけられる話。
危険な武器密輸をさせられるんだけど、金の問題で運転手を殺した方が得だな、と考えた依頼主と取引先が殺しに来る。
警察も追いかけるが、警察を頼ろうとアクションを起こす。

実際の車をガンガン壊していくのはとても爽快で、トラックのアクションは迫力があります。

また、銃撃戦も激しく、男の映画だな、と思った。

ソーラーストライク

★★★☆☆


環境問題をテーマに太陽波が地球に照射されるとき、上空のフロンガスに引火すると酸素なくなっちゃうかもよ?という話。

低予算なのはよくわかりました。
あと、パニック映画はすきなんだけどw、少し物足りないかな。
終盤の崩壊したビル内のセットが実に安物。
主人公は、アンナと王様の王様。

ゴースト・ハウス

★★★★☆


田舎へ引っ越してきた一家が遭遇する幽霊の話。

静かにひたひたと得体のしれないものが忍び寄るような各場面では、ジャパニーズホラーに通ずるものを感じる演出。

家族の抱える問題を絡めながら映し出していくので、一面的な緊張感で乗り切るだけではなく、より深いものへと昇華させている。

更には、人間のトラウマや暗部を後半の展開におくことで、単なるゴーストホラーではない部分をも取り入れている。


スティーブン・キングも得意そうなホラーですね。

フロム・ヘル

★★★☆☆


ジョニーデップ主演作品。

ジョニーの薬中刑事役なのだが、ジョニーらしさが出ている反面、薬中っぽく感じない瞬間が結構あるのは別にいいのかな。
四六時中ふらふらもおかしいし。

話の内容は、切り裂きジャックは、実は王室の正式な血を引く子供と、その娼婦を隠蔽することだった。それに使命感を燃やす切り裂きジャックは、やがて自分の行いに底知れぬ万能感が芽生え、精神的におかしくなって行った人だった。
これを、予知夢のある特殊技能の刑事が追って行くというという内容。

誰が犯人かとかをふせている。

ときどき目にする、暗くてきたない街並みのイギリスあたりが舞台の映画ってあるじゃない?まさにこれもそうです。

主人公が誰であっても同じ作品になりそうな映画でした。

N響音楽祭

アンドレ・プレヴィン 指揮


ブラームス
交響曲第三番 へ長調 作品90

ブラームス
交響曲第四番 ホ短調 作品98

コーマ

★★★☆☆


政府の秘密医療実験施設で検体となる人間を増やすために殺す手術台の話。

主人公の女優が可愛いひとだった。

終盤までいい感じに旦那が犯人と思わせといて、ラストは必死に妻の主人公を救うとか、秘密研究施設での逃走劇や医療現場の内情とか、映画の雰囲気の選び方とか、現在でも通用する手法がたくさんあると思う。

犯人逮捕直後に、テンポよく、
“レントゲンの電源をぱち、ぱちと切る、帽子を掴んでから投げ捨てる、そして暗転”

その場面に痺れた。
俺もやりたいかっこいい!
テンポがいいだけですが。