【シロい人の映画blog】素足で歩こうよ、靴なんて履いてないでさ。 -5ページ目

NHK交響楽団 Aプログラム

指揮:ネウロ・サンティ


ヴェルディ/歌劇「アイーダ」

前奏曲

第一幕
第一場 メンフィスにある王の宮殿
第二場 ヴルカン寺院の内部

第二幕
第一場 王女アムネリスのへや
第二場 テーベの都の大きな門の前

第三幕
ナイルの川岸

第四幕
第一場 王宮の一室
第二場 舞台は上下にわかれ、上はヴルカン寺院、下は地下牢

20世紀少年最終章 ぼくらの旗

★★★☆☆


最後の章。
よく観てるといろいろ雑さが目立ちますが、1&2を観たならこれも観ないとなぁ。

2章が“?”な仕上がりだった分、こっちは集大成を見せてもらった感が増しました。


長い映画でしたねぇ。

ともだちの心理を持つ人は案外いますね。

佐々木蔵之介さんは、大奥でもそうですが、良い役者さんだと思います。
そして、古田新太さん。
いや、むしろ古田新太さん。死ぬまで役者してください!

プラダを着た悪魔

★★★★☆


ファッション業界に、夢の踏み台としてアシスタントとして雇われた。
超一流ブランド雑誌のカリスマの元で働くことに。
しかし、編集長は仕事のために全てを捧げる悪魔のような女性だった。


人に認められ、出世していく話。
それがとても小気味よくクール。

恋や仕事仲間や無理難題を突き付ける上司。

その一つひとつをうまく見せていると思う。


ラストの、編集長のファックスの文書、いい意味でゾクッとした。

編集長の演技が素晴らしい。
一挙一動が洗練された動き。

堕天使のパスポート

★★★☆☆


ヒロイン、有名な女優さんですよね?
その若き日の作品。

密入国者がホテルで働いていて、肝臓の手術でパスポートや金を貰う話。
裏の社会を映した映画。

全体としてはとてもよく出来た映画だと思う。
人間関係の絡みや社会的問題点を提起すること自体も問題ありません。

しかし、少々緊張感に欠ける映画だな、とかんじた。
少しのアングル、少しの会話や間で、グッと緊迫感や深い内面を浮き彫りにできるのにそれをしていない。

物語は、一応のハッピーエンドでした。

大奥

★★☆☆☆


女性に媚びた映画…というか、腐女子のための映画。

BLです。

有名俳優があんなことこんなこと。


見所は、…俳優や女優たちの演技、という他にありません。

しかも一部。

二宮堀北ペアの演技、なんだかなぁ、主役なのに、ヒロインなのに。

阿部サダヲさんはいいですね。というか阿部サダヲという役者が好きです。

一緒に観た女性二人の評価も、いまひとつのようです。

ナイトアンドデイ

トム・クルーズとキャメロン・ディアス共演。

主人公補正で、弾が当たらない、強運、超人仕様。

ま、イケメンと美女を観ながら爽快感を求めたいならどーぞ。

娯楽作品ですね。

ミセスアンドスミスが好きならきっと好きになれるでしょう。


内容は、頭に残らない程度。

トイレット

★★★☆☆

みんな、好きなようにおやんなさい。

気持ちが後ろ向きになったときに観ると、その分だけ少しあったかくなれる。

もたいまさこさん演じるばーちゃんは、セリフがたった一つ。
声を出さない演技、贅沢です。

この監督さんの空気感やコミカルさはとても好きです。

今回の作品は、少し間を取りすぎな気がしました。

インベージョン

★★★☆☆

【監督】
オリヴァー・ヒルシュビーゲル

【出演】
ニコール・キッドマン
ダニエル・クレイグ


SF。地球外生物の人体乗っ取り系映画は目新しいもんじゃない。

前半のハラハラ感はうまい。
ニコール・キッドマンが好きなので、役者でみれます。
適度な緊張感の続く映画で、ぼくは観ていて心地好いです。

製薬会社や政府などの陰謀を下地にしているようです。
私としては、案外やっていると思いますがね。
世界平和と、人間の本能、政府の陰謀。そのあたりのことを意味する、人とは何か。
主題はこのあたりに隠れていると思います。


ただ、無表情になれば隠れれるとか、少し貧相な気がします。

13人の刺客

★★★★☆


稲垣吾郎さん演じる悪い殿様はハマり役だと思います。
あの雰囲気に残忍さと我が儘が加わったらどうなるか…、こうなります。

前半の方が残酷。

この映画で何がみせたいのか。

格好いい男たちと大規模な殺陣、残酷なシーン、くらいかな。

そういうのが観たければどーぞ。


個人的に、男臭いの好きじゃないんで、どうも、男男男と続くと汗くさいものを無理矢理かがされている気になります。
クロウズの監督さんなんでそこらへんは分かって見に行っているんですがね。

水屑の果て

★★★☆☆

ミュージカル舞台。

権力者と奪い合う3振りの名刀、そして、その争いの渦中で起こった出来事の話。


音楽や舞台装置、衣装などは満足です。

ミュージカルシーンは、良いものとそこまで感じないものがありました。

殺陣が少しあまい気がします。

ヒロインの成れの果てと、舞いの頭から正室に成り上がった方、とくに後者の役者さんが素晴らしかったと思います。


最後まで見れば、水屑の果てという題になるのもわかります。