「心=脳」精神医学の敗退、「無意識=心(ラポール形成)」精神医学と神谷美恵子・美智子さま
「ロボトミー(精神医学脳外科手術)(300人近くを脳外科手術)」を用いたアメリカの国家脳科学研究プロジェクト「ブレイン・イニシアチブ」
予算4800億円以上
研究期間10年
オバマ→トランプ→バイデン→トランプ
「PTSD =脳病=うつ病」の「バイオマーカー(脳や遺伝子に異常があるという証拠)」を発見し、そのキュア(治療)方法を見いだすという試みは何の成果もなく間もなく終了である。
日本精神神経学会(精神科医2万人が会員)の学会誌「精神神経学雑誌」
2023年8月号「巻頭言」
「精神障害(遺伝病脳病仮説、発達障害・うつ病・躁鬱病・統合失調症・人格障害)のバイオマーカー(脳や遺伝子に異常があるという証拠)は見つかりません」
「バイオマーカーが見つからないという精神医学の科学的脆弱性を代償するのは力動精神医学(無意識=心の精神医学)」
2020・2021年
日本精神神経学会学術総会
大会長あいさつ・講演
「バイオマーカーは見つかりません(うつ病・発達障害が存在するという証拠はありません)」
「無意識=心の精神医学」の基本図書
エレンベルガーの「無意識の発見」
ジルボーグの「医学的心理学史」
後者は作家・精神科医の北杜夫の時の慶應大学医学部精神科教授が
アメリカで発見して持ちかえった。
8月3日 朝日新聞
それを翻訳したのが精神科医の神谷美恵子である。
その翻訳は英語だけでなく複数の言語、ラテン語・ギリシャ語に精通していなければ不可能だった。
神谷は美智子さまの「産後」の相談役であった。
「産後うつ病」などという馬鹿げた妄想は持っていなかっただろう。
2001年 9・11同時多発テロから始まった「複雑性PTSD の世紀」。
人類の「集合的無意識」を介して「遺伝病脳病内因性精神病(うつ病・躁鬱病・統合失調症)」の発病は停止し、「無意識=心」の病の超拡大・複雑性PTSD の爆発的増加が始まった。
上記2書籍を読んでいない精神科医は「精神医学の全体像」が理解できず、「自分たちがどこで立ち止まっているか」がわからず、精神科薬物療法ができない。
「膨大な物質(薬・研究資本)を持つ盲目の子供たち」精神科医
「東京大空襲被災と広島原子爆弾被爆の両方を経験し複雑性PTSD を呈した一例」
(広島県医師会雑誌、広島医学2006)
論文に神谷美恵子の言葉を引用している。
「精神障害者はわたしたちの代わりに病み、わたしたちに人間とは何かを教えてくれているのである」
私が生涯を捧げることになった「精神医学」とはそういうものである。
国営学術情報システム「リサーチマップ」論文公開