その距離は不可能

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最近、義母の孤独がスピードを増してきた。
同時に息子である私の夫を呼び出す回数が週に4回に増えた。
私がどんなに「一緒に買い物に行きますよ」「今日スーパーに行くので、都合の時間に迎えに行きますよ」と誘っても、「1人で行くから大丈夫」と言い、その2日後の息子(私の夫)の休みまで待ち、人でごった返す土曜日か日曜日に「パンが無いから一緒にスーパーに行って」と言い、息子とスーパーに行く。

私は夫に「誤解の無いように言うけど、私はちゃんと毎週毎週あんたのお母さんを買い物に連れ出そうと誘ってるからね。でも私とは行きたがらない。あなたと行きたいから、土日にあなたと行きたがると思う」と言って来た。

そんな先週の事。
義母があまりにも夫に家に来て欲しいと週4ペースで電話をしてきたが、夫は期日の迫った書類を作るのに毎夜、夜中の2時までパソコンで仕事をしていた。
何とか電話で話して義母の孤独を満たそうと頑張って来たが、義母が我が息子を呼び出すのは夜の11時以降。
私はみかねて義母をランチに誘った。
せめて私と時間を半日過ごし、孤独を埋める事が出来るかもしれないと思ったのである。

世間話の合間、それとなく義母に「今、夫はとても忙しいんです。毎日、毎日寝るのは2時過ぎ。時に明け方3時半の日も2度ほどありました。だから帰宅してご飯を食べてお風呂に入ったら仕事です。私も子供もほとんど話せない状態なんです。かなり疲れているから、早く仕事を終われるように、私と子供は邪魔しないようにしているんですよ」と、遠回しに「だからね、あなたも毎日毎日電話してきたり、夜中に愛人のように週4で呼び出すのは控えて頂戴ませ~」と伝えつもりであった。

義母は「ああ、そう」と言ったが、結局その日の夜も夫は夜9時半に行かねばならなかった。
理由は「目覚ましの電池が切れたから交換してくれ」であった。
昼間、私が行った時には切れていたが、私にはお願いしてくるはずもない。
そもそも、夜中1時頃に寝て、昼前に起きる義母に目覚ましが必要な日があるとするなら、それは月1で行く病院の日であるが、それも私がモーニングコールで起こすため不要。
結局、息子と会いたくて理由を必要としているのだと、私が理解するしかない。

数か月前、義母の長男と嫁が別居する事を決めた。
先週末、嫁は自身のフェイスブックで「かつてダイアナ妃が言ったように、私の結婚もまた3人での結婚生活であった。私の場合は愛人ではなく義母であったが」と書き込んでいた。
私は今になり、嫁と長男が上手く行かなくなった原因の1つが義母の長男に対する執着と介入ではなかったかと考えた。
私のように近くに住んでいるわけではないが、長男は結婚してから毎日義母に電話をしていた。
下着も必ず義母が買って送って来た。それは今も続いている。

私は日本人であるから、義母様に我慢するみたいな嫁文化が埋め込まれている気がするが、欧米人の嫁にすれば、この頻度は夫婦関係の破綻を招きかねなかったのではないか、今はそう思うのである。

長男が嫁と別居を決め、いずれ離婚する事に義母はこういった。
「あの女がこの家族から出て行く事、それは私にとって月に行くほど感動を呼ぶ事」だと。
私は義母の「嫁」に対する本音を聞いた気がしてゾっとした。
勿論、私に対してそう思っていないとしても、本音は息子が再び自分に戻って来る事、それが義母にとっての理想なのではないかと勘繰ってしまう。

結局、「嫁」は嫁、「義母」は義母なのである。
どんなに時間を過ごしても、距離は一定で留まり互いの幸福感は満たせないのである。
ならばもう、してやる事は無い。
そう割り切れればラクであろう。
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5日後

さて5日後に迫る我が職場の店長の定年退職。
しかし・・本社はまだ時期マネージャー(店長)の公募をやってもいない。
今から公募して面接、採用したら引き継ぎはもう無理であろう。
店長は金曜日の午後には去ってしまうのであるから。

なのに、本社の人事のオッサンは、この木曜日に開催される店長サヨナラパーティにやって来る。
どんな顔してハッチャケるつもりであろうか・・

先週末、うちの店長が5回目の電話を人事担当に入れた。
「何故こんなに仕事が遅いんですか?時期マネージャー不在のままだと、私から何の引継ぎも出来ない。既存スタッフからマネージャーを決めるなら決めるで、私から教えなければならない事も山ほどある。現場があんたらのデザインした商品を売り金を生む事を忘れんといて欲しい」と言った。

人事のオッサンは今、離婚調停中。
それで頭が一杯なのだと言う。
しかしパーティには来れる。
こんなマネージメント能力の無いオッサンが人事で統括出来るのならば、私も来年あたりマネージャー職に応募してみようか・・そんな自信を与えてくれるイギリス会社に感謝せねばならない。
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共存

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ニュージーランドで悲しい事件が起こった。
犯人は白人絶対主義を主張する人だったそうであるが、私も海外に暮らすようになり、その存在を初めて知った。
私のイギリス生活の最初の1年はマンチェスター近郊であったため、多国籍に混じって暮らしていたが、カーライルに越し最初に借りて住んだ家の同じ並びに、この絶対白人主義を象徴するシンボルの旗を掲げた家があった。
しかし、毎日そこを通勤するため歩いて通っていたが、何か言われた事はない。

13年カーライルに暮らし、「GO HOME!!」(国に帰れ!!)と言われたのは、頭の悪そうな高校生の団体から囲まれ雪を投げつけられながら1度、EU離脱の選挙前に1度あった。
彼らがどんな思想でそう言うのか、私が白人でないからそう言うのか、それとも外国人である事が明らかだから言うのか、それは分からない。

しかしながら、EU離脱の選挙前は私を普段可愛がってくれている義母の妹や親友が、「外国人には出て行って欲しい」と私のいる場でそう言った。
だからとて私にイギリスから出て行けとか、出て行って欲しいとは思っていないのだとも言った。
私にしてみれば「外国人」の一くくりが胸を痛めた。
私の事は知り合いだからイギリスにいても良い、知り合いではない外国人は国に帰れ、もしくは出て行ってくれ、結局そう言っているではないか・・少なくとも私はそう捉えた。

移民が自分達の税金を使い、保険サービスを使い、仕事を取って行く、だから移民を嫌う人がいるのだと、先日日本のニュースに出ていたコメンテーターが言っていた。
確かにその側面もあるかもしれないが、私の周囲の移民は皆仕事を掛け持ちし、ちゃんと税金を納めて暮らしている。
仕事を取られたと言うが、取られたくないのなら応募し採用されれば良いだけの事、私はそう思う。
キツイ仕事を避けてきた結果、移民外国人がそれを「取った」という。
取ったのではない、勝ち取ったのだと私は思っている。

今後、日本も移民を入れていくのだと思う。
本当なら日本人でその人手不足を解消できれば理想であるが、人手が集まらない職業も現実にはあって、そこを外国人労働者で補わなければならない結果、その何十年後に日本人とそれ以外の国籍の子孫がどういう感情を抱き合うのか。
イギリスという国に暮らしているからこそ、私も移民問題を体感しながら考えられるようになった1人である。
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あんたチョコレート

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さて先日の私の片頭痛と視点が定まらない話を書いた際、実に多くの方々からコメントを頂いた。
本当に有難い限りである。
医者からはホルモン剤を渡されるも、以来、不正出血が続き、貧血気味が続いている。
掃除機をかけるとフラっとする。
ホンマにこの治療で合うてんのかい・・・
心の叫びは誰にも届かず・・・

昨日、子供を学校に迎えに行くと、私の友人Kのお母さんが立っていた。
医療従事者のKは、急に病院に呼び出された為、子供のお迎えに来れなくなったのだと教えてくれた。
Kのお母さんは現役の看護婦長さんである。
引退したいが、この人のような優れた指導者が他にいない事もあり、いやいやながらまだ現役で下を育てておられる。

Kのお母さんが「あんた、体調どない?」と聞いて来た。
片頭痛の話をすると、「あんた、その症状いつも起こる?」と聞いて来た。
私は「いえ、ほんまにあの時だけです。今は蛇みたいなのがウヨウヨする事もないですし、強い頭痛もないです」と答えた。
するとKのお母さんが「あんたチョコレートあんまり好きやないてKが言うてたけど、その辺でチョコレート食べへんかったか?固形のチョコレート」と言った。
私は「はい、その症状が起きた数日前から、頂き物の高級チョコを休憩時間に毎日食べていました。普段は食べないのですが、6月で賞味期限が切れるからと思い、休憩時間のおやつに毎日食べていたんです」と答えた。

Kのお母さんは「あんた、チョコレートや原因」と言った。
確かに、病院のホームページにも「チョコレートでこの症状を起こす人がいる」と書いてあった。
チョコレート味のケーキやチョコクリームなどを食べてもならない。
がしかし、Kのお母さんによると「ココアの含有率が高いほど、片頭痛やめまいのような症状をチョコレートによって起こす人がいてんねん」という事だった。

6年前に1度なったが、その時もチョコレートをよく食べていた。
子供を生んだばかりの頃で、頂き物のチョコレートが家に大量にあったため、頻繁に食べていた記憶がある。
以来、固形チョコレートを食べていなかったのだろうか・・自分でも意識して覚えていないが、今回は確かにチョコレートを喰った。
箱で喰った。

ほなホルモン剤要らんのちゃうんか・・
変な出血ばかり起こる。
医者に行かず、この人に聞いたら良かったわ・・
結局、あれ以来何もないから良いのであるが、チョコレートには要注意かも知れない。
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贈る言葉

さて職場のマネージャー(私は店長と心の中で読んでいる)が残すところ10日で引退となる。昨日は1時間ほど店長と個人的にミーティングをした。
後10日しかないのに、時期マネージャーを決めていない本社。
募集広告さえ出していないから、この仕事の遅さに私は言葉もない。
うちの店舗から繰り上がりでマネージャーを決めるのか、外から経験者を募集するのか・・・
店長も自分無き後、誰が後継者なのか分からないから不安がっている。

そんな中、店長から「あんたは本来ならもう店長でも良いと思う。私はあんたなら店長で行けると思ってる。でもアンタがいつも言う、言葉の壁。これがあるから、今回はアンタを推薦してないけど、その次はなりなさい」そう言った。

店長は私に「スコットランド英語が難問か?」と笑って聞いた。
私は「グラスゴーが特に・・」と答えた。
店長は自分のiPadを持ち出し「ほな、コレ毎日見て聞き取り練習し。この人、グラスゴー出身やったはず」と見せた画像がこれ↓


8割分からない。
しかし、毎日見たら1年後には分かるかも知れない。
私が受けた店長からの最後の宿題である。

店長は「これが私からの贈る言葉や」と笑った。
「あんたと働けて良かった。強さを学ばせてもらった。本当にありがとう」そう言い、握手を交わしてミーティングを終えた。
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髪問題

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娘がバレエをやっており、数か月前から大きい子供のクラスに移った。
レオタードの色も変わり、今後のバレエ試験の際は髪の毛をキッチリとまとめて受けねばならない。
そのため、髪も伸ばし前髪も伸ばさねばならなくなった。

私は個人的に髪の毛が長い子供が好きではない。
自分も子供の頃にバレエをやっていたから髪は長かったが、学校に行く時はちゃんとまとめて登校していた。
髪の毛がバサっと前に落ちて来る事が嫌だったのと、何故かその光景がうっとおしく見え、母に毎朝やってもらっていたのである。
イギリスの女の子は髪を長く長く伸ばしてる子供が多い。
加えて週1しか洗髪しない習慣の子供が学校に多いせいか、髪がベトベトしてボサボサに絡み合った髪の毛を見た時、私の中で不潔なロングヘアの子供が苦手になってしまったのである。
そんな事もあり、私は娘に髪をちゃんとまとめて登校させている。

しかし・・問題が生じた。
娘が弟にはない額の生え際の産毛を「何故、こんな変な毛が私にだけあるのか?クラスメイトには無いのに」と聞いて来るようになったのである。
クラスメイトの子供達から「お前のその毛、変や」と少し前から言われるようになり、娘は前髪を上げたがらなくなった。
それでも髪の毛が目を覆うから、私は娘の妥協点を探し、何とか今はごまかしやっている。

私は娘が日本人の血を引く事から生え際に産毛のある事、日本の子供にはみんなある事を説明。
うちの息子にそれが無いのは、イギリス人である父親の血を少し多めに引いたのかも知れないと説明した。
決してコンプレックスを持つ事ではなく、おかしな事でもない。
何度も何度も説明しているが、娘は朝、前髪を上げたくなくて泣く事もある。
そんな日は額が出ないように工夫する。
バレエ行く日は全く気にならないが、学校に行く時だけは前髪を上げたくないのだという。

私は自分の額をまじまじと見てみた。
いつまであの産毛はあったのだろうか・・。
高校生の頃にはあったのだろうか、無かったのだろうか・・。
娘には「高校くらいになったら消える」と伝えておいたが、ホンマかな・・とちょっと不安になっている私である。

まさか産毛で泣かれるとは思っておらず、他国の血が混じるとややこしいと初めて感じる今日のごろ。
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勉強会

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子供が通う学校から数年に1度程度で、ファーストエイド(応急措置)の勉強会や子育てに関する勉強会などを有料参加型で開催する案内が来る。
これは保護者らが子供達を守る技術や知識を広げ、我が子の通う学校や地域の子供達を見守り助け合おうという目的である。

今回、私は医療従事者の友人に誘われ「幼児虐待に関する講演会」に参加した。
話をするのは、実際に我が子を虐待したとして逮捕された経験のある元母親である。
現在は虐待する親と、虐待されている子供を助けるため、無償で公演に回り、人々に実態を呼び掛けると共に、周囲の人の勇気と協力が必要であるとする訴えを人々に伝え回っているという。

私は参加するのに躊躇した。
夫が数年前より毎月、このような虐待や自傷行為を経験している子供の両親、また関係者による勉強会に参加(強制で各学校から教頭か校長が参加する)しているのであるが、その日は本当に気持ちが落ちてしまう。
それを知っているだけに気持ちが進まなかったが、友人と勉強のためにと参加した。

シングルマザーだった母親は子供を心から愛していた。
ところが子供が2歳の頃から「これ食べない」「嫌い」などの言葉を覚え始め、最初の反抗期を迎えた。
魔の2歳児という言葉があるが、私も経験がある。
仕事から帰って何とかあり合わせで作った食事を子供が食べない。
「どうして食べないの!!」と怒鳴る事からそれは始まり、最後は暴力と食事を与えない罰、マイナス気温の外に放り出す事を繰り返し、近所から通報を受け逮捕となった。
どんどん我が子が嫌いになり、愛せなくなっていったと母親は言った。

2歳で玩具や洋服を片付けない事も許せなかったという。
今なら2歳児が完璧にそんな事を出来るはずがないと理解できるが、当時は何故自分だけが休みなくやらねばならないのかと子供に怒りが向いてしまったのだった。
言っても言っても玩具を片付けない。
玩具が1つ床に転がっているだけで、夜中に子供を起こして片づけさせたのだという。

子供の保育園の先生から「衣類が何日も洗われておらず、異臭がするからちゃんと洗ったものを着せてあげて下さい」と言われた事、「爪がまっ黒になってしまっているから、そろそろお風呂に入れてあげる事は可能か?」と聞かれた事、それらすべてが我が子への怒りになったのだと話していた。
繰り返す我が子への暴言と暴力、子育て放棄を続けた結果、近所や園からの通報もあり、子供とは離されてしまった。

全ては書けないが、母親が逮捕された直後の子供の体の傷の写真を見た。
傷は赤身を帯びていたが、私が呼吸できないほどにショックだったのは子供が痩せすぎていた事、目の下のクマの酷さだった。
栄養失調と睡眠不足の極限状態にあったのだろうか。
この傷を見て心が痛まなかったこの母親は自身の事を「悪魔だった」と言った。

公演の後、参加した保護者らと話した。
「我が子の通う学校にも、もしかして似た境遇の母親や父親、子供がいるかも知れない。自分がそれに近い事をしているかもしれないと気付かされた」と言ったお母さんがいた。
これは子を持つ親なら起こり得る事ではないかと思った、そういう意見が多かった。

私にも日々の中で苛立つ事など数え切れないほどある。
例えば仕事で客から心無い言葉をかけられ落ち込んだ日の夜、早朝6時から仕込んだ夕食を子供が「こんなん食べたくない」とゴネる。
「だったら食べなくて良い」というのが精一杯の状態。
40歳を過ぎた大人の自分が感情を抑えねばどうする・・とにかく静かにご飯の時間を終え子供を風呂に入れ、本を読んで寝かしつける。
ああ・・何て自分は子育てが下手なんだろうか・・と悩む。
子供とはそんなもの、食べたくないなら食べなくて良いと割り切れれば良い。
しかし自分に余裕がない時、そんな簡単な事も思い出せない。

今回のこの勉強会が何の役に立ち、何の勉強になったのか・・と答えを求められると即答出来ない私。
しかし、この話を聞いた母親の中には、少なくとも自分がいつもイライラし、子供を怒鳴っている事にハッとした人もいたのでないかと思う。
また参加する勇気があるかと聞かれたら無い。
ただ我が子だけには感じる愛情を伝え育てる事、これが子が何より望んでいる事は間違いないのだと再確認する機会となった。
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ホルモン

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数週間前から料理中や運転中、仕事中に目が眩み、視界が揺れて銀色の蛇みたいな形のものがウヨウヨとし、その後に強烈な頭痛が襲って来て立っていられない事が続いた。
2年前にも一度あった。
あと20分ほどで子供を迎えに行かねばな・・と用意を始めた時に同じ症状になり、とてもじゃないが運転出来ないと思ったので、義母に連絡して迎えに行ってもらった事がある。

その時は疲れだと思った。
それから2年は何もなく、最近になってまた続いた。
高速道路を運転して私は仕事に行くため、運転中にこれが起き、路肩に30分ほど車を停車させ、視界を完全にクリアにしてから再び走り出す事が2度ほどあった。
母の事もあったので、無駄足とは分かっていても掛かり付けの医者へ行ってみた。

血圧を測定。
医者は「血圧116やから脳じゃないわ。疲労、ストレス・・ホルモンバランスってとこかな。ホルモン剤を出しておくから、飲んでみて」と言われ服用開始。
銀色の蛇がウヨウヨする症状は無くなったが、突然、瞼がガタンっと落ちて来る事がある。
医者に再び連絡を入れたが、「1か月待って。頭痛や視界が定まらないという症状は消えたわけでしょ?もう少し待ってみて」と言った。

大阪から戻って来てから、私は夜8時半に寝ている。
起きていられないほど疲労している理由はないのに、とにかく疲れているのである。
医者から「あなた、起きてから物凄く動いているんじゃない?自覚がないだけで。昼間、横になるとか休憩してる?」と聞かれた。

昼間横になれる主婦などいるのだろうか・・そう思った。
仕事の無い日、子供を学校まで送り自宅に戻って1階2階の掃除をしたら、あっという間に昼ごはんの時間になる。
それから晩御飯の仕込みにとりかかり、あっという間にお迎えの時間になる。
その間、昼寝をする時間など皆無である。

医者に「先生、私寝すぎて疲れてるんでしょうか?」と聞いてみた。
医者は「いや寝るという事は身体が睡眠を必要としているから寝てしまう。だから8時半に寝て6時に起きるなら、それが今の身体にとっては必要な事であるから、寝すぎて疲れるなんてありませんよ」と言った。

結局、年齢とか疲労とか、ストレスとかそんな事でよく原因がわからないままである。
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母はモメ

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先週末、仕事が昼で終わったので、職場の近くに住む娘のクラスメイトのお母さんを誘いランチに行った。
お迎えまでの3時間、話題は学校の事になる。

私は娘のクラスのお母さん達と仲が悪いわけではないが、フェイスブックをやっていないから誘われる事がのクリスマスパーティとハロウィーンパーティくらいしかない。
月1程度、誰かの誕生日パーティを近隣都市の豪華ホテルで泊まり掛けでやったりしているみたいであるが、そんなお金も無いのでそんな距離感で良かったと本当に思っている今日この頃。

友人から「あんたとこの娘、Iちゃんの誕生日パーティ誘われた?」と聞かれた。
誘われてないので「NO」と答えると、「うちの娘も誘われてないねん。まあ、それは別にエエねんけどな、あちらさんの事情やからさ。問題はAちゃんのお母さんよ。Aちゃんが誘われてない事を知ったAちゃんのお母さんが、Iちゃんのお母さんに喧嘩ふっかけてん。それもフェイスブックで『皆さん、Iちゃんのお母さんは好きな子だけを選別してパーティに招きました。うちの子を含む半数の子供が誘われていません。これにより、うちの娘は泣きました。付属の幼稚園から一緒なのに、これは子供にとって酷ではありませんか?どう思われますか?』と意見を聞いたわけや」と友人は言った。

これに対し、Iちゃんのお母さんは「これは私のパーティや!うちの主催するパーティで、パントマイムのプロを自宅に呼んでショーをしてもらう金のかかったパーティや。全員を呼びたいけど、無理やからセレクトした。それの何が悪い?こんな事を皆の前で書いてまるで私が酷い人みたいな印象になる。文句があるなら、直接聞いて欲しい」と書き込んだ。

聞きながら、なんとアホ臭く面白い話なのだろうかと思った。
友人は「もうアホやろ?あの人ら・・ほんまフェイスブックというものが始まった事を恨むわ・・」と言った。
私は友人と3時間話ながら、こんな話題を理解し、笑い合えるまでに私の英語力は成長したのかと思うと、感無量になるのであった。
私はその感動が嬉しくて、母たちがモメる事にさえ感謝するのである。
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その理解

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娘のクラスメイトにMちゃんという女の子がいる。
Mちゃんとは小学校付属の幼稚園から一緒で、幼稚園時代は娘はこの子としか遊ばなかったほど仲が良かった。
そんなMちゃんのお母さんは明るく楽しい人なのであるが、お父さんがちょっと変わった感じの人で、私は一度も話した事はないまま今に至っていた。
服装が独特で、挨拶しても笑顔で返って来た事がないので、周囲からは避けられた感じの人である。

そんなMちゃんのお父さんから、何と私は話しかけられた。
いつものように学校にお迎えに行くと門が開いておらず、Mちゃんのお父さんから「まだですか?」と聞かれたのである。
私は「そうです」とこわばって答えてしまったのであるが、Mちゃんのお父さんは「遅刻したと思って走って来たのに、何だ・・まだだったんですね~」と笑った。
笑いはった・・!
私はママ友から、このMちゃんのお父さんが柔道を教えている事を聞いていたので、「先日、日本に行っていたので、カーライルに戻ってからは極寒に感じます。今日はマイナス1度で本当に寒いですね」と日本という名を出してみた。

Mちゃんのお父さんは「ああー!!いやー!!日本に行きたいと憧れて30年になります。結局、一度も行けていないんです」と言った。
私は「柔道を教えておられるんですよね?」と話題を振り、Mちゃんのお父さんは「そうなんですよ。憧れの国、いや僕にとっては聖地ですから」と見た事のないキラキラした目でそう言った。

よくよく話すととても良い人で、柔道の他に居合道もやっていると教えてくれた。
剣道はやってみたが、どうも好きになれなかったとも話してくれた。
私は息子に空手を習わせようと思っているので(息子はやる気満々なのであるが、5歳でまだ小さいから7歳くらいまで待ってと言われたので待っている)私は「武術は男女関係なく、やっておくべきだと大人になってから本当にそう思います。娘にも空手をさせたかったんですが、戦うのが嫌だと言って行かなかったんです。体験入学はさせたんですが・・」と話した。

するとMちゃんのお父さんは「そうなんです。僕も教えていて、時に悩む事がある。柔道は戦うのではなく、自分を強くする、自分を信じる強さを手に入れる訓練なのに、戦う目的で強くなりたいと来る人が多い。僕は日本の先生に教えを受けてから、本当に日本の柔道と欧米の柔道への考え方に差があるなと痛感しました。日本の先生から『柔道は自分を鍛えるもの、そして楽しむこと』だと教わりました。居合道もそう、きっと他の武術も同じだと思う。自分を鍛えて自分の強さを蓄えていく、それが本当の姿だと思うんです。だから僕は子供達に柔道は戦う為に練習するものではないと説明しています。しかし、悲しいかな金儲けが目的の教室はそうではない。喧嘩から身を守るための教室みたいになっている所もある。同じ柔道家として情けない」と言った。
私は話を聞きながら思わず映画「ベスト・キッド」の中に出てきた、流行ってる方の空手教室を思い出してしまった・・
ミヤギさんの空手が神髄とするならば、あれは完全なる金儲け目的の喧嘩教室であろう。

そんなワケで、ひょんなことから話すようになったMちゃんのお父さんと私なのである。
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