亡き義母が残した犬…
また目をこじらせ病院にかかっている。

スタッフィという犬種は目が弱い傾向にあると、獣医さんから聞いた。
週3検診を受け、その度に£50…
義母から遺産相続したが、その相続金は私達は犬に使うために一切使えない。
来週はまた手術で、また数百ポンドの出費…😭
義母を見送り、犬が残り…
目が弱い上、スタッフィはパニック症を起こしやすい犬種であるから、大事に大事に看病してあげてねと言われたと、付き添って行った娘が獣医さんから聞いたと私に話した。

しかし何回見ても、このビクターレコードみたいなやつを着けられている犬の顔はオモロイ。
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イギリスには「オフステッド」と呼ばれる学校評価を決定するものがある。
オフステッドを行う組織のスタッフは大半、校長経験者がなることが多いらしい。
私の知り合いの2人の校長も、この組織に転職した。
理由は2つ、給料が高くなること、そして評価される側から評価する側に位置できるストレスからの解放である…と元校長は言っていた。

校長経験者だからこそ、訪れる学校の良さ悪さを見つけ、できる限り良い学校にするためのアドバイスができる…という面もある。
その為に経験者を採用している。
が、評価される学校は重圧である。
この評価を見て学校を決める保護者も少なくない。

私が我が子の小学校を決めたのは、一緒に働いていたおばちゃん達と毎日ランチタイムに交わした会話から、何度か出た名前であったし、たまたま買う予定の家が近くだった事もあり、おばちゃん達に実際どう感じたかを聞いて決めた。
娘を卒業させ、息子はまだ通っている小学校であるが、教えて貰えて良かったと思う。
あら探しする人はどんな高評価の学校で卒業生の保護者から最高の先生だと言われた先生であっても、合わない保護者は合わない。
生徒と先生の相性だって違って当たり前で、このオフステッドをどの程度参考にするかは保護者が決めることであるが、この評価だけで小学校決めた知り合いのお母さんは、今我が子を通わせている小学校に不満タラタラである。
理由は、先生がちゃんと教えてくれないから、クラス内のトップグループに入っていないという理由である。
何度も何度も先生にアポを取り話し合いを重ねてきた。
先生は「お子さんはトップグループではないけれど、友達もいて、本人は頑張っています」と言う。
しかし、それは両親の聞きたい答えではない。
トップになれるよう、先生が頑張れと願うのである。
その為に遠いが、高評価の小学校を選んだ。
お母さんは SNSに「最高評価の学校だと思ったけど、最低。オススメしない」とコメントを書いた。
コメントを読んだ、学校選び最中の保護者らが「最低だと書かれているが、真実は何なのか?」と問い合わせが来る。

結局、子供にとってどうなのか、近いからそこなのか、たまたま行ったら良かったが、万人受けするなんて不可能である。
各学校の校長らは、オフステッドの結果次第で命まで絶ってしまうケースもある。
そりゃあ言い出したらキリがないが、子供にあれだけの色々な事を教えてくれるのだから、私はいつも感謝である。
たまにはキレたろか言う時もありますけれども…
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イギリスに嫁に行く前、知り合いから「同じ島国やから、住みやすいかもよ」と言われた。
色んな意味で住みにくいが、慣れて来たと信じるか信じないかはアナタ次第で諦めたら楽しく住める。

イギリス人と付き合っていくと、日本と同じ島国なのに決定的に違う事がひとつあると私は感じる。
それは魚、いわゆる魚介の類を徹底的に嫌い、一度も口にしたことがないという人に、まあまあの確率で出会うということ。
日本に住んでいて、私は魚を嫌いだという人に会ったのは10人、いや5人行かないと思う。

職場にも数人おり、魚系のランチ、例えば昨夜の残りのパエリアとかシーフードパスタなどは臭いがダメな人がいるため、魚介嫌いの店長が禁止した。
食べたことはないらしいが、魚介は危ない…とお母さんも食べなかったから、スペインに行ってもポルトガルに行っても、ガーリックシュリンプの美味しいアメリカに行っても食べたことはないらしい。

偏食はアカンと育てる日本に対し、偏食の大人から育てられたイギリス人との違いだろうか…
相変わらず売っている魚はサーモン…たまに痩せ過ぎているサバ、たまにイワシ…
同じ島国とは言え、魚の種類が違うのは、やはり料理する人の人口に比例しているのだろうか…
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老夫婦が売場に来られ、私に何かを聞いた。
何かはあるか?と聞かれたのは間違いないが、イングランド以外のアクセントであるのはすぐにわかった。
詫び言い、再び聞いた。
やはりわからない。
奥さんが「10よ」と言った。
10て言うてたん…?
テンという音すら聞こえんかった…

どうやらお孫さんのものを買いに来たらしい。
で、10前後の商品を見せると「小さいと思う」と言い、結局買わずに帰られた。
この時小さいを通常通りの「little 」とは言わずに「 wee」と言ったから、ああ…小さかったんだろうな…と言っているのだなとわかった。
カーライルに来て最初の頃、初めて聞いた「wee」が分からなかった。
マンチェスターに住んでいた時には聞かなかった単語だったから、それが小さいという意味で、カーライルから北の人はweeを使いlittle はたまに聞くという感じで戸惑った。
義母に話したら、マンチェスター出身の義母もアバディーンに初めて住んだ時、分からなかったと話してくれた。

未だ強いスコットランド英語が聞き取れない私。
10と言い直してくれたが、最初は何と言ったのだろうか…
やはり10だったのか、それとも分かりやすく10をテンと言ってくれたのだろうか…
また落ち込む…
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日曜日は母の日だった。
私が働く店にも、車椅子に母親を乗せ、それを押して来る娘さんの姿が多数見られた。
私より少し年上かな?と思われる女性のお客様が、肩かけカバンを2つ買われた。
全く同じもの2つである。
私は「お母さんと義母用ですか?」と笑いながら聞いた。
女性は「そうなの。全く同じものでないと、後で互いに貰ったものが違った時、義母は私の実の母親の方が高額なものを買っていると影で言われた事があるの。以来、気分が悪くならないよう全く同じもの2つを買うようにしているのよ」と言った。

女性がレジを終える寸前、夫と娘さんが入ってきた。
女性は二人に買ったものを見せ、夫と娘さんは今どこかで買ってきたらしき袋を開け「キャンドルとチョコレート、これで間違いないよね?」と確認しあった。
女性は私にありがとうと言い、私は「良い母の日を!」と笑いながら言った。
女性は面白い顔をして私を笑わせ店を後にした。

同僚と「母の日も大変やねんな…」と笑った。
同僚は両親が離婚しており、実の母親と父親の再婚相手の母親がいて、しかし再婚相手の義母とは上手く行かず今に至るが、腹違いの弟とは絆が深い。
同僚の家庭環境は、母親がクラスメイトの父親と不倫の末に再婚し、父親もその後別の人と再婚した。
母親がクラスメイトの家庭を壊したとし、同僚は12歳から16歳まで壮絶ないじめを受けた。
母親を恨んだ時期もあるが、今は仲良くしている。
そんな同僚もまた、好きではない父親の再婚相手に母の日のプレゼントを…と食事に連れて行きたい旨を伝えたが、断られたという。
父親が好きだから、最低限のオファーは出すが、断るのはアノ人の選択だと笑って話す同僚は苦労人である。

次は父の日。
庭の桜につぼみがついた。
春はやってきているはずが、今日も明日も降水確率90%の雨続きである。
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先日、下校中の子供達が外国人に後をつけられるという記事の続き。
昨日その話を同僚で、数年前まで娘のハイスクールに行っていた子にしていたら、「ああ、知ってる。拡散されてるで。写真あるけど、見る?」と言い拡散されてるニュースにあるカメラ映像を見せてくれた。
確かに一人の男の子の背後すれすれに男性二人、その後ろで壁がわに身を寄せ怖がる男の子に迫るように女性二人、うち一人の女性はバギーに子供を乗せた状態で携帯電話で男の子の写真を撮っている。

同日時刻、近くでやはり一人で下校中の男の子にも、成人男性二人からの尾行が報告があった。
また、町のショッピングセンターの店内において連れ去り未遂事件があり、これは母親が手を繋がず、3歳の娘を2メートル後ろに立たせたまま買い物に集中し、娘が泣き叫んだので振り替えったら白人系イギリス人ではない顔立ちの男性が女の子の手を繋いで強引に連れて行こうとしていたのを母親に見られ逃走。

警察は「暴行などの被害は出ていない」とし捜査しないと発表。
これに写真を撮られた母親と保護者は警察に反論したが、顔がハッキリしない画像はあるものの、それがどこに暮らす人なのか調べようがないこと、また外国人というだけで避難民宿泊施設の人々を調べることは差別を煽るとし、保護者が子の手を繋ぐ、送り迎えするなどで防ぐ事の出きることであると終えた。

結局、事実はわからない。
しかし警察が放置したから、近隣住民は余計に難民に決まっていると内心で疑いを強くしていると私は感じる。
なぜなら、尾行が偶然にも宿泊施設の前から始まっているからである。

イギリスに住んでいる人なら分かると思うが、観光地ではない地元の歓楽街には、一定数必ず上下ジャージのようなカジュアルな格好にフードをかぶり、明らかに仕事はしておらず、しかし酒とタバコと薬物を買うかねはあり、似たような友達や女を連れたヤバいやつはいる。
その人らと今回画像にあった人らとは、ほぼ同じ格好で、ただ違うのは英語が何とか分かる程度の英語であるから、明らかにここに長らく住んでいない外国人であるという印象が12歳の男の子二人にはある。

何かあってからでなければ動かない警察、難民が来た途端に起きた後付け行為と連れ去り未遂…
真相はわからない。
ただ私は相変わらず娘にキモがられる程に送り迎えを続けるのみ。
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先日、子供の空手教室の試験があった。
子供のクラスは普段、大人クラスで一番段の高い先生が教えてくれるのであるが、年1の試験の時だけは教室のオーナーでもある一番偉い先生がやってくれる。

この先生は謎が多く、30年以上この先生に習っている方も大人クラスには結構おられるが、誰も先生の事はよく知らない。
とは言え、うちの旦那は40歳を過ぎて空手を始めたが、休まず週三回必ず通って来た事もあり、この先生にとても可愛がって頂いている。
そんな流れもあり、旦那は割りと先生に色々聞いたりしており、お弟子さんより知っていることもある。

先生のお父様がイスラエルの資産家で、イギリスに来たらしいこと。
先生はオックスフォード大学を出て、それから武道の旅に出かけたこと。
中国、チベット、ミャンマー…もちろん沖縄…イギリスに戻ったのは30歳過ぎたくらいであったこと。
空手だけでなく、数年前までヨガや太極拳も教えていたこと、また本職は催眠療法でトラウマなどを治療する人であること、イスラエル軍特殊訓練技術も習得している為、たまに片腕だけで相手を殺す練習がある。
ロンドン、エディンバラ、グラスゴー、カーライルにいくつかのビルを持ち、オーストラリアに空手教室もあるが働いた事は無く、武道を広めたい気持ちが結果的に収入になったものの、これでお金儲けするつもりはないからと、お金の無い人から月謝は取らない。
私の家から真っ直ぐ行った先にある、高級住宅地に一人で住んでおり、過去4人いた妻との間にできた子供は誰も武道をやっていないらしい。
通いのお手伝いさん2人と庭師さんも空手にたまに来る。

そのおじいちゃん先生が日頃は大人クラスしか教えないのであるが、試験だけ来るのである。
試験の最後、正座→黙想の際、相変わらずうちの旦那は正座が出来ず、ふと見ると一番偉い先生も正座できなかった。
私がそれに気づいたのを偉い先生が気づいたのか、試験終わりに私が日本語で「先生ありがとうございます」と言うと先生が「正座は昔は出来ていたんですよ。今は膝が痛くて出来なくなりました。あなたから見たら、あなたの夫を含めここの人が空手をやっていながら正座が出来ないのは良くない事だ。本来ならもっと正座の練習をさせねばならないと、今日あなたが1時間正座をしているのを見て反省しました。良いものを見せて頂きありがとう」と言った。

私の世代は和式トイレ世代で、葬儀だって正座だった。
小さな頃から正座をしてきたからできるが、旦那を見ていると大人になってから正座をするのは無理に近い。
以上に体が固いから、そのせいもあるが…
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雪と雹と凍結路で、日々ひや冷やしながら暮らす冬。
明日は雪やろか…
凍結路の運転が苦手な私は、出きるならバスで仕事に行き、バスで子供の学校と習い事に行きたいくらいであるが、あいにくそれも出来ない。

先日、今の家に越す前の二軒隣に住んでいた、市バス運転手の指導員をされているおっちゃんに出くわした。
うちの前のバス停から乗れるバスがコロナ前は30分に1本あったのが、朝8時半に1本、夕方4:10、6:10の3本になり、土日祝日は完全になくなった話をした。
解雇と人材不足はどこも同じである。

おっちゃんは、「バスの運転手は、ポーランド人が一番上手いから、ポーランド人を優先的に採用したいくらいや」と言った。
何でポーランド人なんか?と聞くと、ポーランド人は雪に慣れているため、降り始め間もない濡れた雪、翌日の固くなったツルツル滑る雪、深い雪の運転も難なくこなす。
バス経験がなくても、凍結路の運転技術は多分ロシア人と並ぶくらい上手いと思うから、ポーランド人が欲しいのだそう。
イギリス全土のバスドライバーをポーランド人にしたら、事故が減ると断言していた。

私が嫁に来て初めての雪の運転の時、私が滑り止めタイヤを付けたいと言ったら亡き義父が私に「イギリスは誰も滑らんタイヤなんか付けてへん。それよりも、とにかくゆっくり、10~20キロ以下を守ったら絶対に滑らんから。どんなに後ろから煽られても、20キロは越えたらアカン。焦らず、高速車は無視してゆっくり走りなさい」と言われた。
未だ雪の日は私は義父の言った助言を死守して走る。
私もポーランド人のように凍結路上等になりたい。
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とは、外国人という意味である。
今朝、娘のハイスクールの同学年の親から形成されるチャットグループ(私は属していないが、友人が私に転送してくれた)に緊急と題して回ったメッセージにこう書いてあった。

昨日夕方4:30、うちの息子と友達二人で○○通りを下校中、男性2人女性2人の4人組の外国人に後をつけられた。
その後、外国人達は「名前は何というのか?」「どこに住んでいるのか?」「家はどこか?」と聞いてきた。
うち一人の女性が携帯で彼らの写真を撮影した。
との事だった。

娘のハイスクールは、主に近隣3箇所の小学校の児童が行く。
ハイスクールから徒歩5分にある小学校を卒業した子供達は皆歩いてハイスクールに通い、うちの娘が通っていた小学校はハイスクールから歩いて30分以上かかるため、全員、保護者が車で送り迎えしている。
さらにその先にある小学校を卒業した児童達は片道徒歩1時間以上かけてハイスクールに歩いて通う児童が多く、車で送り迎えしている保護者はほとんどいない。
理由は多分、この一番遠い小学校はカーライルには珍しく一学年60人の大きな学校で、その為この地域から徒歩で同じハイスクールに通学する児童が多いため、朝の通学時間は交通量も人通りも非常に多い道沿いをまっすぐ歩いてハイスクールに着く為、保護者は子供達だけで歩いても安全だという思いから、車で送り迎えする習慣がないのかと思われる。
その為、学校が3:05に終わり、校舎から門まで出てきて歩き始めたら、自宅周辺に来るのが夕方4:30前後になる。

今回、その男子児童が後をつけられ始めた場所が、まさに避難民宿泊施設(先日書いた記事の場所)の前にあるコンビニからであった。
これがグループチャットで大問題になった。
「だから難民受け入れは反対だった」である。
しかし、これが難民の人か否かは誰もわからない。
カーライルに住んでいる移民と避難民は違う。
私とて分類されたら移民である。
正式な手続きを踏んだ移民である。
私を知らない人が私を見れば外国人であるし、話せば尚のこと、この日本語発音の英語なら外国人である。
保護者が警察に連絡したかどうかはわからんが、調べてもらう必要はある。

私にメールを転送してくれた友人も「これ今後は誘拐、強姦は警戒して車での送り迎えはやはり徹底しよう」ということになった。
もちろん私も、引き続き車で送迎はする。
ただ、子供の証言の「外国人」であるだけで、あそこの避難民受け入れ施設の避難民に決まっている‼️というのは早すぎる決断で、ならば車で送迎をして守るという保護者の連携でないと、これまた外国人の私を含め外国人住んで欲しくない思想になるのは非常に腑に落ちない。

今回、大通りで後をつけられたということなので、警察が調べて早期にそれが避難民宿泊施設の避難民だったのか否かハッキリして欲しいと願うばかりである。
もしそれがそうだったとして、さあそこから避難民宿泊施設をどうするのか…である。
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昨日は雪と雹のダブルパンチ。
庭の桜はまだまだ咲かず…


先日、日本に住んでいたことのあるというお客様から声をかけられた。
「何でわざわざ、こんな寒くて暗いカンブリアに嫁に来たん?」と。
私が一番知りたいわ…
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