私は週1しか食品を買い出しに行けない為、魚はこのスーパー、肉はこのスーパーとお肉屋、野菜はこの八百屋、パンはこのスーパーと、休みの日に数件回って向こう7-8日間の食品と日用品を買う。

基本、朝8:30過ぎに行く為まだ客は少なく、しかし店員らはせっせと追加商品を並べたりしている。
客が入って混み出す前の作業はどこのお店も時間との戦いである。

が…食品担当や品出し担当のスタッフらが忙しそうに動いている中、セルフレジで客を助けるだけの担当であるババア2人が、絶対に喋っていて、客が困っていても絶対すぐに来ない。
他の客を助けているわけではない。
喋っていて、同時に何人もの客がヘルプを待っている赤ランプが点滅しているのを見ながら、まあまあ待たせてやって来て、こちらが「すいませんね…」みたいな感じになる。
これは大手スーパー AとMが特に酷い。

それだけの担当で、何故あんな態度になるのか、私はイギリスに来てからずっと不思議であると共に、もうこれは私の職場と同じで、一定数のスタッフは働く、一定数のスタッフは全く動かず、働くスタッフに悪いなど思う気持ちなど皆無であるのが分かる。
そんな中、年に1、2度凄い愛想の良いすぐに駆けつけてくれるスタッフに出会うと、おお‼️あなたは女神か!と感動する。

あのババアらがクビにならない不思議システムの国で働くということ、それが私の今いる場所であるということ。
だから私の職場の役立たずもクビにはならんということ。
諦めて自分のプライドだけで働くのみ。
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土曜日、新しい職場で早速の9時間勤務であった。
先に新しい職場には問題が山積みである。
まず、今の人材を今のマネージャーが面接採用させてもらえず、他店のマネージャーで、私とは全く反りのあわない上から目線の自信満々女が面接採用したため、95%のスタッフが使い物にならず、どうしようもないナマケモノである。

売り場におらんな…と思うたら、バイト二人で在庫室の隙間に入って隠れて喋ってる…
耳にイヤホンを入れて友達と話ながら売り場に立つアホ…
客が放置した商品を片付けるだけの係を命じても、片付けずに放置し、次の担当のアルバイトにさせる…
数時間に何度も何度も、バイトがどこで何をしているかを追いかけねばならず、こっちの仕事と両方でやらねばならない。
また、アルバイトを指導する役職の正社員が、一緒になって喋る。
「あそこで隠れて喋ってんの見えへん?注意せな」と言うと、「僕は人に注意するのは得意じゃないから嫌だ」と返してきた。

そんなわけで、ここは酷い。
酷すぎる。

私はまず、マネージャーが見えていない部分の指摘、バイト指導役の男が注意出来ない事への話し合い、アルバイトを分散させるための策を話して昨日は終わった。

とりあえず週5勤務にしてもらい、私はあまりに酷い人材の育成に入る。
血便が出ないことを祈る。
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今日は長らく働いた職場での最後の日であったが、アホの責任者はブラックフライデーという、最も忙しい週にホリデーを取り不在、そのため私は入って3週間のアシスタントマネージャーと他3人を同時に研修しながら、結局ランチ時間は取れずに退職した。

新人アシスタントマネージャーが「わずか3週間だったけど、あなたに教えてもらえて僕は本当にラッキーでした。もっと育てて欲しかったし、もっとあなたから学びたかった、心からそう思うと辞めてほしくないし、惜しくて仕方ない。何かあなたに買いたいのだけど…」と言ってきた。

私は「あなたが完ぺきになるまでトレーニング出来なかった私は、心から悔いを残して去ることに苦しくて申し訳ない。だから何も要らん」と言った。
迷ったら、いつでもメールしてと言っておいた。
新人アシスタントマネージャーは「もちろん」と言った。
支えてあげたかったが、私は明日から新しい課題が山積みの職場に行く。

今日は新しい職場の同僚が私の最後の日やからと、花をもって来てくれた。
彼女もまた、ここで素晴らしい人材に変身し、新しい職場ではアドバイザーの役職を得た。
「明日、待ってるからね」と言ってくれた。
惜しまれ、そして期待されている私は幸せだと思う。
言葉の壁の苦悩、それによる無能だと落ち込む自分に悩んだ。
イギリスで働いて17年、それは今尚ある。
追い込んで来たつもりはないが、追い込んで来た。

新しい職場では、少しペースを落として働けると期待しているが…早速再来週から週6日のシフトになっていた。
働く日数、増えとるがな…
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職場にバーミンガムから越してきて2年になるスタッフがいる。
慣れるまで、バーミンガムアクセントにスタッフ一同分かりづらさがあったが、今は慣れた。

しかし、本当に気の毒なほど客から4回5回と聞き直しされ、まだ高校生だけに傷付いているんじゃないかと心配になるが、本人は「慣れた」と言う。
レシートはご入り用か?この質問に対し、99%の客は聞き直し、ひどい時は4、5回聞いては答え、聞いては答えを繰り返して理解するのを、時々見かける。

日本人の私が慣れたからかもしれないが聞き取れるのに、南部アクセントがこんなにイングランド北部の人には聞き取れないものかと、思わず見てしまう。

先日、客からクレームが入った。
このスタッフの物言いが失礼だと言う。
他にバーミンガム英語を話す人間が回りにいないので分からんが、このスタッフによるとバーミンガムの英語はカーライルに比べて遥かに早口で、バーミンガムから越してきた頃、カーライルの人があまりにゆっくり話すからイライラしたと言った。
それを本人から聞いていたから、客から失礼と取られたのだろうか…今まで一度もクレームが入った事がないだけに、
ああ、そうですか…嫌な思いをされたならすいませんとだけ詫びといた。

何せ田舎で国際色の欠片もないカーライル。
バーミンガムの英語がどうなのか、誰も知るよしはない。
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金曜日で9年3か月働いた会社を退職する。
無能な責任者は今ホリデー中なので、マンチェスターからマネージャーがヘルプに来てくれており、ついでに無能の責任者をクビにするように証拠集めなどやっている。
私が去った後、査問にかけるのだと言っていた。

私は入社11か月の驚異的に仕事嫌いで動かないバイトAに、2週間前から入荷商品のチェックと仕分け、書類仕事を今日も1日教えていた。
15分で終わる仕事を、ナマケモノと同じ速度で動くから、いつになったら終わるかわからないが、今日は30分で出来た。
おお❗出来るやんか❗
私は後2日しかいない。
来週から、やらなアカンと自覚したのか、ナマケモノ速度は演技やったのか、とにかく出来た。

明日は入社して3週間のアシスタントマネージャーに張り付き、在庫の品だし、完ぺきな陳列を教えながら、ナマケモノにも新たな仕事を教える。
教えてもやらないかもしれない、多分やらん。
でも良い。
私の仕事への敬意と納め方である。
少なくとも、私はこの仕事で英語で接客、商品説明、クレーム処理、新人研修に対して自信を持たせてもらえた。
それは恩返しせねばならない。
残り2日の自己満足である。
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ネットで頼んだ品を最寄りのコンビニに届くようにしていた。
昨日、荷物が届いたので来週火曜日までに取りに来てくれとメールが来た。
昨日も今日も仕事で行けず、コンビニからは6回もメールが来た。
今日行かな、また何回もメールが来るか…と思い、仕事の帰りに立ち寄った。

このコンビニのおばちゃんは、悪態で愛想は良い。
荷物を取りに来たと伝えたら、店のノートを見ながら「名前は?」と聞いてきた。
名を名乗ると「無い。ほんまにこの店か?携帯見せてみ!」と携帯を取られた。

「この店やという証拠は?」と言う。
証拠…?
6回来たメールのうち、1-5回にこの店に取りに来いと書いてあるメールを見せた。
おばちゃんは「あんたの荷物がこの店に保管してあるという記録そねものがうちのノートに書いてないから…」と言うと、レジ下をゴソゴソ探しだした。

あった。
おばちゃんは「私のせいや無いで」と言い、叩くように荷物を置いた。
私礼を述べ、おばちゃんは私の後ろで長らく待たされた女性に詫びた。
この態度の悪さ。
目を閉じ深い深呼吸をして店を出る。
気にしていたら、血尿が出るので気にしない。
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月曜日、私は古い方の職場で仕事があり出勤。
長らく腐れミカンだったアシスタントマネージャーがマネージャーとなり、腐れミカンは今日から9日間の休暇に入った。

私一人では無理なので、マンチェスターからマネージャーがきてくれた。
売り場は唖然とするほど空っぽで、金曜日から日曜日の夜まで恐らく誰も在庫補充をしなかったのだと分かる。
ゴミ箱は生ゴミが積み上がって放置、そこに仕分けしないといけない缶が突っ込んであり、トマトスープの飲みかけが捨ててある。
これぞ、ザ・イギリス人と働くという現実である。

ゴミの捨てかたは本当に汚い。
これはもう本当にそう。
呆れはしない。
もう16年これを見てきたから、慣れもしないが何も感じない。

売り場に補充すべき在庫が157点あった。
コンピューターで昨日日曜日の売り上げ商品数を見ると26点。
つまり土曜日も恐らく私が帰宅した金曜日の午後からも、立って喋って在庫など補充しなかったのだと分かるが、念のため防犯カメラを巻き戻して見たら、そもそも売り場にさえいなかった。
入って2日目の新人を残し、売り場にさえいなかった。

ああ、良かった。
私はここを数日で辞める。
申し訳ない気持ちなど完全に消えた。
しかしイギリスの不思議は、こんなスタッフだらけでも店が成り立つという不思議。
そして当たり前であるが、英語が話せる現地人はそれだけで上に立ってしまったりする。
ああ、恐ろしいや…
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来週末まで週6日勤務である。
土曜日は新しい職場で9時間勤務であった。
レジの研修を10分受けて、早速在庫のある倉庫から売り場に商品を出していくのをマネージャーから頼まれた。
細かい商品であるのと、既にいるスタッフらが驚異的に仕事が遅く、その商品を売り場に完ぺきに並べて埋め尽くすのに4日かかるという商品担当になり、さすがの私も7時間かけて完ぺきに並べ埋め尽くした。

マネージャーから「やっぱり、さすがやわ…」と言われたが、これを4日かける既存のスタッフに私は希望など見いだせるはずもなく、やはりイギリス人と働くのは会社は違えど同じであると、この国で4つ目の今の会社に来て希望を失うのである。

とは言え私は私のやるべき仕事をこなしたら良い。
どこの職場に行っても役立たずとサボりは必ずいて、壊滅は不可能である。
私が気にしなければ済む話であるが、しかし必ずそう遠くない将来、真面目組がサボり組に耐えられなくなってくる日が出てくるのは間違いなく、それをどう処理するかはマネージャーの器にかかってくる。
私を買ってくれるマネージャーであるが、まだ若く現場における人材の視野が広くない。
それゆえ、サボり組が必ず出る。
しかし対応も迅速であるから私は信頼している。

まあ、互いに認めあう部分があるからやっていけるが、全く認める部分が無いのが上司になるのは、やはりきついわけで、そう考えたら陳列に4日かかるノロいスタッフとの仕事もそれはそれでやり甲斐かもしれぬと思わなイギリスではやってられん話である。
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大人の空手のクラスに数年前から急に来た50代後半か60代前半の女性がいる。
身体はかなり締まっていて、ずっと身体を鍛えてきた人なのだと分かる。

先日、その人がイスラエルに戻ると言った。
私は知らなかったが、40代までイスラエル軍に所属していた人らしく、まあまあ上の役職だったらしい。
今の状況を受け、再びイスラエル軍に戻ってハマスと戦わねばならないと言った。
びっくりした。

そこにいた生徒が、「それに伴い、ハマスではない市民が大量に殺されても平気なのか?」と聞いた。
「始めたのはハマスだ」と答えた女性。
彼女は来週、イスラエル軍に入る為にイスラエルに行く。

思想、それが怖いとつくづく感じた。
思想を理解し合う、譲り合うなど無理だと女性の訴える顔を見て思った。
また再びユダヤ人が迫害されない為に戦うのだと言った。

生きて帰れないかもしれないと言い残し、ひとまずイギリスを去った。
ガザに関して解決とは、どんな着地点が解決なのか…
聞いたとて、彼女の意見は彼女の思想による意見、そういう考え方もあるのねとはならないが、とにかく彼女はあの年齢で最前線に入るために願いを出したと言うのだから。
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新しい職場にトイレが2つあり、しかしどちらも電気が壊れていて、入る際は入口に吊り下げてある頭から被るタイプの懐中電灯を装置してから入るようになっている。

携帯はロッカーにあり、休憩時間以外はロッカーから出せない決まりになっているため、携帯のライトも使えず、その川口ヒロシ探検隊みたいなやつを頭に被って入り、いちいち見たい方向にライトを向けるべく頭を動かさなければならない。

手を洗う際、正面の鏡に映る眩しいライトの中の私を見ながら、ナンデこんなん頭に着けやなあかんねん…と真顔になる。
いつ電気屋さんが来るか、誰も知らないし、誰も気にしていない。
さすがイギリス人…
しばらく探検隊で対応。
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