久々に前の結婚のこと…


小夜子さんの気持ちがわかり過ぎる…






誰かが決めた『普通』

(多くは親から刷り込まれたものなのかもしれません…)


結婚する前は


「できちゃった結婚なんてはしたないからダメ」

「男の人を誘うような服装はダメ」

「簡単にカラダの関係を求めてくるような男性はダメ」


とセックスは良くないこと、みたいなことを言われ続けるのに


結婚した途端


「早く子どもを」

「孫の顔が見たい」

「子どもを産むことが女の幸せ」

「子育てして一人前」


と、それやれ、それやれ…


と「普通」が手のひら返しされるというのに


それに何の疑問も持たず

その「普通」に苦しめられる結婚生活…



セックスレスだから離婚するなんて

当時は口にする人がいなかったように思います


「価値観の相違」


価値観が合わなくて

好きじゃなくなって

結果セックスしなくなって離婚


というのはあったでしょうけど


セックスの価値観が合わない


というのは公言しにくかったですねぇ…



そして、自分の努力でどうにかなることだ…

とも思っていたのかもしれません…



セックスレスの辛さ

子どものいない辛さ


それよりも


バツイチになりたくない


だって、「普通」は離婚しないから

三組に一組は離婚する時代だけど

それでも離婚しない多数派でいたい


そんな気持ちがあったように思います…



でも、小夜子さんのブログにもあるとおり

セックスレスってセックスする・しないの問題じゃなくて

夫婦が向き合えてないことが問題なんですよね…



セックスレスに悩んでいるのに

それを夫に伝えられない

自尊心がズタズタになって

夜な夜な涙が止まらないのに

自分の気持ちを伝えられない

ただただ自分が悪いのだ、努力が足りないのだ…

と責め続け…


ある時、それが限界に達すると…


何も伝えていない夫のことが

わからずやに思えて

ワタシを不幸にする諸悪の根源みたいに思って

夫を責めてしまう…

それも心の中で…



そして、それを前夫に伝えるときには

ワタシの精神状態はすでに修復不能になる…

離婚一択になってからしか伝えられない夫婦関係になってしまっていたのですね…


結果、離婚…



離婚したことを後悔はしていないけれど

自分の本当の気持ちより

あやふやな誰かの『普通』を尊重していたんだな〜

と思います。。。