何か仕事で面倒なことが頻発しています。

自分で頑張って解決できることならそうするんですけど、どうにもならないと言うか。

4月から組織改編があって上の人間がサポートしてくれる体制になったのですが、実情がわかっていないのでむしろ余計な仕事が増えてかき回されているみたいな。

 

まあそんな中で息抜きということも無いんですけど、東北への出張を入れました。

僕の担当顧客は西日本方面が多いので、東とか北は実に貴重です。

 

一昨晩泊まったホテルの部屋はこちら。

 

JALで飛んできたのですが、ホテルはANAクラウンプラザでしたw。

PayPayポイントのキャッシュバックも考えるとこのクラスのホテルの割にはお得でした。

もっと早い時間にチェックインできて且つ断酒中でなければラウンジの使えるプランでも面白かったのですがね。

 

部屋の窓からは中庭が見下ろせました。

 

繰り返しますがお酒は飲まないので外に繰り出すこともなく。

お部屋でおとなしくお弁当の夕食でございました。

 

翌朝はいつもどおりお散歩です。

 

良いですね。

 

誰も通っていませんでした。

 

少し街中に出てきて目にした、ひらがなの交差点名。

 

調べてみると元は「搦田」のよう。

でも今はひらがなの「からみでん」が住所表記のようです。

難読漢字のままの地名なんかいくらでもあると思うのですが、なんでひらがなにしたんでしょう??

 

誰かと思ったら東海林太郎さんでした。

 

秋田市のご出身だそうです。

 

こんなコースでしたが楽しく歩けました。

 

印象的だったのはお年寄りが多かったと思いますが、子供の通学サポートでしょうか。

至る所で自動車を制して子供たちを優先させていたのを目にしました。

前回の秋田訪問時に「住みたい田舎No1」というポスターを見かけて「本当かよ?」と思いましたが、お年寄りが活躍して且つ子供を育て易いんだとしたら、確かに上位にランクされますよね。

 

12階のレストランで朝食です。

オーダー制のオムレツは本当に久々な気がします。

 

それこそ同じ系列の米子以来かもしれません。

以前は中之島のリーガロイヤルに泊まることが何度かあって、そこもオーダー制のメニューがあったように記憶してますが最近はご無沙汰。

大阪宿泊の際は夜ミナミに繰り出すことを考えて本町以南に泊まることがほとんどになりましたw。

 

右下のお椀はきりたんぽ、白い皿の右側に乗っているのはいぶりがっこです。

 

言わずと知れた秋田名物ですね。

それから真ん中の白いのはとんぶり入りのとろろ。

あまり意識したことなかったし、通常の生活でほぼ食べることのないとんぶりも秋田名産だそうです。

 

更にこれも名物の稲庭うどんで、朝から満足でございます。

 

仕事の方は至極順調。

今回初めての訪問でしたが、歓迎してくれて今後も定期的に情報交換をしましょうとのこと。

東北の出張先ができて嬉しいですw。

 

11時半ごろ着きましたがお昼は完全にお休みになるようで予約した13時まで待たされた献血ルームです。

 

ここはベッドが10台近くあるのにガラガラ。

ちょっともったいないですね。

予約した人数に合わせて調整しているのかもしれませんが看護師さんも二人だけでした。

 

ベッドは靴を脱ぐタイプでしたが、それ以外は特筆すべき点はないですかね。

お菓子類は十分にありましたし飲み物の種類は標準的でしたが、献血後のアイスは無かったです。

 

一路男鹿半島を目指しますが、電話がかかってきたのでこちらで車を停めて対応しました。

 

さらに北に進んで男鹿半島のほぼ中心にある目的地はなまはげ館。

実際のなまはげ(動くという意味でしょうね)が見られる別館(?)的なところもあったのですが、なまはげ館単体のみのチケットを購入して見学しました。

 

売店手前の最後の展示場には多数のなまはげが。

 

三十三間堂を何か思い出してしまいました。

さすがに千体なんか無いですけどね。

 

秋田駅至近の居酒屋で杯を交わしたかっこいいなまはげを想像していたのですが、結構それとは程遠いなと思うデザインのものばかり。

これなんかアルコールが極度に顔に出る酔っぱらいのおっさんでしょうにw。

 

何か雑じゃないですか??w

 

怖いというかコミカルですよね。

 

これは結構怖いですけどね。

 

結局かっこいいと思えるものは一体も無かったような。

正直なところ、入館料に見合う展示類だったかと思うと微妙ですね。

 

男鹿半島の付け根に一度戻ってそこから時計回りに進んで、またもや巨大なまはげを見学。

 

そうそう。

なまはげってこういうイメージなんですけど、なまはげ館のは何か違うんだよなあ。

尤も展示してあったのは実際に使われたものらしいので、むしろそっちが本来の姿なのかもしれないんですが。

 

こちらはゴジラ岩。

 

逆光で岩肌が見えないくらい潰れればよいのかもしれませんけど、このくらいだとゴジラって感じでもないですよね。

 

道の駅に車を停めて少し緊急の仕事を済ませて秋田市内に急いで戻ります。

写真を撮り忘れましたが、この時と同じ回転寿司屋さんで夕食を。

 

車が多いなと思ったのですが、店内には十人以上の待ち。

これは無理かなと思って一人と告げると、空いているカウンター席にすぐ通してくれてラッキーでした。

15皿食べましたが大半が110円のお皿なので2千円に満たず。

ありがたい限りです。

 

空港に向かう途中のイオンで急いでいぶりがっこを購入してレンタカーを返却し。

秋田空港でまたもやなまはげですが、リンク先によるとこれは前回とおなじ個体ですよね。

 

前髪を漉いて(?)若干すっきりしたのでしょうかw。

 

こちらはラウンジ前にあった釣りキチ三平のレリーフです。

 

そしてラウンジ内にあった恐らくと言うかほぼ秋田犬で間違いないであろうオブジェです。

 

サクララウンジがない空港なので共通のカードラウンジでしたが、無料で試飲できる日本酒がありましたね。

カードラウンジはアルコールが有料なのが普通ですが、断酒中なので飲めませんでした。

残念です。

 

帰りもエンブラエルでしたが、CAさんは珍しく男性の方。

もちろん過去に何度か目にしたことはありますけど、フライトログブックの記入を男性CAさんにお願いしたのは初めてでしたね。

到着後に少しお話してお別れしました。

 

さて、オーディブル。

 

僕は正に1973年の生まれなので興味があって聴いてみましたが、面白かったです。

まあ著者が同い年なんですから当たり前ですが、ああこんなことあったなあというのが大半で。

手元に書籍として置いておきたいなとも思いました。

 

深くうなずくところが多かった一方で、へーそうだったんだと思ったのは自分が興味なかった書籍とかラジオの分野。

この辺りについて僕は無知と言ってよいと思います。

 

調べてみるとこの1973年を直近のピークとして出生率は50年間下がり続けているわけで。

もちろん政治のせいだけにしてはいけないですけど、もう少し上手いやり方はなかったのでしょうか。

ひとりもんのお前が言うなって話は置いといてw。

 

著者もそもそも人数が多いからという言い方をしていましたけども、それを抜きにしても特にプロ野球界はこの1973年生まれはイチローを筆頭に大豊作の年と言ってよいと思います。

一方でサッカー選手だと前園くらいでしょうか。

彼も今でこそそのキャラも生かして活躍していますが、こと本業のサッカーに限って言えば大成したとは言い難いですから野球と比べると大敗ですね。

 

芸能と言うか俳優界では堺雅人と大泉洋が両巨頭でしょうか。

今現在放送中の「水曜どうでしょうクラシック」にはonちゃんに扮する安田顕も出ていて、彼も同年生まれの名優と言っていいと思いますが、素顔を映すことを許されないような扱いを受けているのを見ると隔世の感があります。

 

女優だと宮沢りえの名前が本作で挙がっていて、結構時間(紙面)を割かれていたような感じ。

ただ、僕個人としては実物を観ている後藤久美子の印象の方が強いかも。

 

そして意外にと言うかもしかすると史上最強のポジションを築いているのかもしれないと思わせるのがTBSの安住紳一郎アナ。

例えばイチローは凄い野球選手であることに間違いないですけどもMLBにおけるインパクトとしては大谷翔平の方がやはり大きいと思います。

俳優は過去にも名優と呼ばれる人がごまんと居て、石原裕次郎さんとか三船敏郎さんとか、神格化されたような人たちを超えるというのは正直無理なんじゃないかと。

 

そういう観点からすると安住アナって過去の名アナウンサーにも劣らない気がするし、これから円熟味が増していくでしょうから、それこそ唯一無二の存在なのかなあって思ったり。

 

世界に目を向けると、今やその存在なしでは現代社会を語れないGoogleの創業者の二人はいずれも1973年生まれ。

ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンですね。

乱暴な言い方かもしれませんが、1973年生まれの中ではとりあえず現段階で最も偉大な人物と言って良いと思います。

お金持ちという意味でも世代トップだと思いますし。

 

ってなことを考えながら楽しく聴くことができました。

偶然ですが著者は秋田市生まれだそうで。

同い年の秋田市生まれの著者の本を秋田市で読む(実際には聴く)という何か不思議な体験をした一日でした。