「日日是好日」とは「全て喜びで在る」と言うこと♡

昨日大阪から戻って来たのですが

最近よく見かけて気になっていたこちらの本。

その日の朝も、FBでタグ付けしてくれた方が紹介していたので

空港で買って読みました。

日日是好日/森下典子

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

594円

Amazon

１０年目の本なのですが、最近よく見かけるのは

樹木希林さんのラスト出演になったからなのですね。

もうすぐ公開！（１０月１３日）

私はいつも２年ペースで拡大していくような気がしてるのですが

最近、２年前の「設定変更×ご自愛」継続コースの方が、すごく飛躍したり、何か自分の変化に気づいたりしているようで報告をくれます。本当に嬉しい限り！！

「マダムリボンさん」もその1人。

（私もこのニックネームでお呼びしていいのでしょうか？笑）

さきこさんの講座で知り合った、紺野香織さんに

お茶の手ほどきを受けるようになり、勧められて読んだ、森下典子さんの『日日是好日』。

硬い殻を更に剥かれたような気がした。

外出先だったのに涙がこぼれた。

お茶の世界は、設定変更に相通ずるものがある…そう感じられる本だった。

昨日オンラインサロン内でも紹介したのですが、ブログでも紹介しますね

帰りの空港で買ってフライト中に一気に読みました。

全体に渡って本当にずーっと感動しました。

ぜひ読んでみて欲しいです。
設定変更にも、ものすごく通じる本でした。

今ここを感じること。
良いも悪いもないこと。

「日日是好日」は、
「全て喜びである」と同じこと！！

私は、とにかく、主人公がお茶のお稽古を通して、

雨の音や風の匂い、季節の移ろいを敏感にキャッチしていく様子・・・

なんて言うか、「開いていく様子」に涙が止まりませんでした。

それこそが、幸せを掴んでいく様子だからです。

どれだけの人が、この「感じる」ということこそに「幸せ」や「喜び」があることを

知らずに過ごしてしまうんだろう？

勘違いして、必死で外側に追い求めて

死んでいくんだろうか？

毎回変わるお稽古に対し、

「なんでずっと同じことをさせてくれないの？」と言う不満は

それこそが人生で幸せや喜びを感じられる「お稽古」なんだと、主人公は体で覚えて行きます。

「２度と同じ時はない」

「変化が全て」

それに対する

「気持ちの切り替え」

「今ここへの集中」

と言う「在り方」、

そして、「今ここ」にしか存在し得ない「幸せ」に気づいていくお稽古。

「なぜいつも変わるの？」

「なぜずっと同じことをさせてくれないの？」

そこへの疑問や理解はいらない。

お茶の先生は、

「とにかくいいから」

「なぜでもいいから」

と淡々と何十年もお稽古を続けて行きます。

本当に、何度も言いますが（笑）

「全体のストーリー」にすごく感動しました。

この世は、変化が全てだから。

そういうことになってるんですよね。

いいことだけ！

納得できることだけ！

という「良い悪い」の２極の在り方がいかに的外れか。

だから勘違いの「引き寄せ難民」が生まれるんだと思う。「なんで季節が変わるの？」を頑張って理解しても「幸せ」とは関係ないのと同じこと。なんでみんな、その仕組みの解明を必死でやるの？それ関係ないよ。「なぜでもいいから」っていうお茶の先生の言葉に本当に感動。なぜでもいいから、宇宙とはそういうものだと降参して、それに対する「在り方」を整えようよ！

・

今まで取りこぼして来た季節の移ろい、

今まで気づかなかった音や色、匂い、

それらが自分に流れ込んでくる。

自分自身もそうなのだったということを知っていく。

お稽古を通して、その「感じることそのもの」を全て「喜びだ」と思えたときに

主人公は「日日是好日」を理解します。

どんな天気でも、どんな環境でも、

これまでも、これからも、

毎日が、好い日だったんだ。

（良い日じゃなくてね）

本当の意味の「理解する」とは頭じゃなくて、