うれしい・楽しい・幸せペットファミリー -4ページ目

うれしい・楽しい・幸せペットファミリー

地域のボランティアさんが保護した猫の里親になりました。個性豊かな7命様ぁ…コレは毎日面白くなるぞー♪

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-ペポニと俊哉
それから俊哉が学校から帰ってきて、

新しい猫に興味深々だった。

我が家には珍しい来客の存在も、

調子にのる要因だったかもしれない。

お喋りが止まらず、ずっと喋り続けている。


俊が「この猫、目ヤニがついてる」と言った。

代表の方は

「おばちゃんも最初は目ヤニだと思ったけど、

この猫の模様なんよ。」と話している。


目ヤニを隠したいのだろうか?

一部の犬種や、猫ならチンチラ・シルバーは

涙ヤケの子が多いし、珍しいことではない

と思ったけど、「猫の模様」発言には、

私も疑問を持った。なぜ?そんなことを言うのかしら?



耳の中が汚れている子は、目ヤニも出るし、

掃除をしてあげたら徐々に改善されるのだけど、

あまり手入れをしてあげられないという負い目があるのかしら?


病院の経過報告書と書かれた。

手書きの血液検査結果に目を通しながら、

俊と代表の方との会話の中にひっかかりを感じながらも、

私はしっかりとこの子が不自由なく暮らせるように、

生活の様子なども尋ねておかなくてはと、

頭の中がグルグルと回っていた。
$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-カメラ目線の猫ペポニ
インターネットでは

「推定年齢3-5歳くらい。グリーンの澄んだ目をしたおとなしい子」

という表現があったが、

耳の汚れ具合、目ヤニ、

目も少し濁っていて、

恐らく白内障が出掛かっている。

一目見て、どう見ても8歳より下だとは思えなかった。

この子、老猫だね。3-5歳と仰るには、それなりの理由があるんだろう。

私は心の中でそう思った。

後で私はお人よしだったと自分を笑ったけど、

猫を助ける善意の手前?ゆるかったと思う。

さもあれ、事情があるのだろう!

「3-5歳って書いてあったけど、この子、

耳の汚れや、目ヤニの具合とか見たら、

多分結構もう年ですね。」とだけ言った。

「拾ったときに警察の人から老猫を保護したから

連れに来て欲しいと言われて行って見たら、

この子だって、いや~この子未だ若いですよって話をしたんですよ。」



と話し、「病院の先生が3-5歳と言った」風なことを言ったが、

「病院の先生が言うなら、そうなんでしょうね。」と返した。

別に目の前の 衰弱した猫が

何歳であろうとも、動物保護団体の方を助ける

& 猫を助けるという気持ちは不動だった。


私は猫の様子も観察しながら聞いていたので、

相手の言葉が、早口でよく聞き取れなかった。
$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-嘉奏子とペポニ

嘉奏子は上手に猫達を運びます。

写真のペポニだけじゃなくて、

6kg以上あるプロスパーも、

嘉奏子に抱っこされるとダラリと運ばれています。

嘉奏子は不思議な子で、

プロスパーは嘉奏子に寄り添って眠ります。

昨日は嘉奏子の身体や肩やお顔までも踏みつけて

嘉奏子の上をまたぐというより歩いて横に陣取って眠りました。

寝ている時に6kgのぬいぐるみが

自分の上を歩いて通ると重たいと思うんだけど、

「う”~ん」と言いながらも、眠っています。

ところで、ペポニは明らかに人間に自分から近寄ってきたり

媚びたりすることのない、

甘えるのが下手な猫でした。

一緒に暮らしていても 人間不信が 節々に感じられました。


ババアが私たちのベッドの上に登って

眠っていたことがあり、

朝起きて、もう!ビックリ!したことが

何度かありました。

イカツイお顔で、人を信じないような

素振りをしながら、

人恋しいのは 猫の性(さが)でしょうか(笑)
$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-悪顔の老猫ペポニ


私がペポニについて、最初に子ども達に話したことは、

「ペポニはね、もうおばあちゃんで、病気だから、

プロちゃんやジュビちゃんと同じように

一緒に遊んだりはできないんだよ。

病気だから痩せているし、

ゆっくりと過ごさせてあげてね。

優しくしてあげてね。」という事でした。


子ども達は、ちゃんと理解してくれたようで、

自分達の好奇心よりも、ペポニの自由を優先させてくれました。



今日も1日ペポニはゆったりと過ごしていました。


日中は良く食べ、良く眠り、眠っている姿は、死んでいるのかっ?

と思うくらい熟睡で、上をまたいでも気がつきません。


子供のお部屋や、私の寝室や、お風呂などを歩いてまわり、

今朝はゴソゴソと不穏な音がするので、慌てて駆けつけると、

押入れの上段にも登っているのを発見し、

ペポニの体型から考えると、凄いジャンプ力だな、

意外と元気なペポニにビックリ、嬉しく思いました。


私が台所に立つと、必ずやってきて、

背伸びをして何かおねだりしています。

この顔でっ(笑)



用意した簡易トイレで元気なウンチも出ました。

素晴らしい。便がキレイなら大丈夫!そう思います。

尿はペットシーツにするので、消臭効果はあまり無く、

慢性腎不全特有の鼻の奥に残るような嫌な臭いがします。


トイレもちゃんと決まった場所でしてくれて、本当に良かったー。

他の猫とも少し距離が縮まった気がするし、

私はひと安心し、病気のことを集中して考えてあげられるなと思っていました。


チンチラ・シルバーという猫種は、

よく知られた性格上の特徴を持っていて、

他の猫には攻撃的な子が多いらしい。

気性が荒いとか言われる方もいらっしゃるし、

ペポニもこの種類に見られる特徴を有していて、

大らかで臆病なメイン・クーンの猫種と比べれば、

対照的な特徴が、よりハッキリと感じられました。


ペポニは先住猫を威嚇しながら、

自分のテリトリーは譲らず、

またいつでも自分が行きたい場所に行き、

他の猫を避けさせてでも、自分の好きな時に1番に餌を食べていた。

私は「流石チンチラ・シルバーだわ。」と思いながらも、

苦笑いしながら、ペポニのたくましさを、

生きる力と受け取って喜びを感じていました。
$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-虐待されていた老猫

虐待と言えるか?

それはあくまでも視察でしかないのですが、

我が家に来た翌日

やっと名前がついて

子供たちも家族として 迎え入れようと

頭を撫でたり、穏やかな歓迎をしていて

気になったことがあった。

ベル................ベル   ベル................ベル

我が家に来た初日は、

「新しい環境に慣れるまで

そーっとしてあげてね。」


と話してあった約束を守って、

子供たちは ペポニに興味津々アップ目

でも触ったり抱っこしたりせずに我慢してくれていました。

そして今日、やっとペポニと触れ合えると、

弾む気持ちを抑えながら、

優しく撫でているところ、

嘉奏子が頭を押さえるように撫でているわけではなく、

頭を撫でられると 首をすくめて

おびえている様子を見せました。

頭をたたかれていたのでしょう。

そして耳も聞こえない…

考察すれば、かなり強く

習慣的に殴られていたのではないかと思います。

飼い猫が、どうしてごみ箱をあさるのでしょうか?

餌を十分にもらっていなかったのではないか?

我が家には少なくとも猫の餌は

常に置いてあり、十分な量がありました。

猫の餌に見向きもせず、

人間の残飯をあさるというのは…

人間の食事を食べていたのでしょう。

猫にとって 玉ねぎやネギなどは

貧血を起こす要因となる 毒素を含むので

食べさせてはいけない食材ですが、

人間の食事には ハンバーグや 味噌汁

カレーや 親子丼 さまざまな食事に

活躍する食材です。

ペポニの慢性腎炎で 異常値を更に振り切った

非常に危険なレベルの血液検査結果も証明する通り

人間の食事を食べていたことは明らかで、

かなり固い感じです。

人間の無知ゆえの飼い方で犠牲になり

病気等で 頻尿や失禁をすることや

残飯をあさることで、殴られていたのでしょうか?

とにかく ペポニに幸せの影が見えない…

私はとても胸を痛めました。

そしてこのような現実が まだまだ続くのでした。

(続く)
$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-メイン・クーン オス

先ずは4匹の猫の長男役をしてくれている

プロスパー3歳の アホ写真よりドキドキ


長男同士気が合うようで、

我が家の長男 俊哉もプロちゃんを

かなりひいき目です目

(続き)

ところでボランティアさんが9月1日に

ペポニを連れてきてくれた時、

色々と病気の説明やら

受診の検査結果やら、

避妊の手術費用の請求やら

色々とお話しがあったのですが、

その中でも 人間の食事を欲しがる

お聞きしました。


そして早速翌日のキッチンのごみ箱が

コレデシタダウン

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-ペポニ(楽園)という名の老猫



食欲はあるようですが、

これは喜べません。

さてどうしたものかな;

こんな驚きは序の口(じょのくち)

実はもっと驚くことの連続でした。

(続く)
お顔が極悪ですDASH!笑!

これから綴ってゆくペポニの生き様を

全部読んでいただけたら、

この極悪な顔の奥にある、

ペポニという猫の気持ちや

叫ばなくなった心の重りや

何度も涙を流したババアの一生に

少しだけ 寄り添って心を寄せてあげられるかな?


それが ペポニに関わった人たちが犯した間違いを詫び

供養することになるかな?


そう思っています。


うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-次男とペポニ

横で3歳の次男の玲君が長椅子に腰掛けて、

朝食のエッグマフィンサンドを食べています。

(マックのじゃないよ、俊が「ボクが卵割りたい~♪」と言って割ってくれました。

ペポニの耳が聞こえない、

誰にも今まで気が付いてもらえなかったんだ。

おそらく私が観察する範囲で、

この子の耳が不自由になったのは、

耳ダニだけじゃなくて、

頭を強く何度も殴られたせいだろうと思われました。

とても辛かったです。

みんなで一生懸命 心弾ませながら考えた名前を

呼んでも届かないんだと思うと。



辛い気持ちを そらすためか?

私はペポニと呼ぶのがためらわれ

愛情を込めて 「ババア」と呼ぶようになりました。

子供たちもババアと呼び、

ババアだからという理由で

お年寄りに接するように

労りの気持ちを持って、ペポニと接することができました。

(続く)


(続き)

ペポニが我が家に来た翌日、

先ず驚かされたことがあります。目

うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-ペポニ(楽園)という名の老猫

台所の入口に力なく横たわり、

よもや死んでいるのでは?

とも思える風袋です。

うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-ペポニ(楽園)という名の老猫


「ペポニ」と呼んでも反応するわけがないし、

だって昨日 つけたばかりの名前だしね(笑)

おばあちゃんだから、寝かしといてあげよう!

そう思ってリビングの掃除機をかけ始めました。

ところがペポニの近くに掃除機を近づけても

まさかの無反応!!!!????

胸の鼓動で生きているのはわかります。


そこで思いっきり寝ているペポニの耳の横で

手を叩いて驚かせてみたのですが、

反応は無し!これは…

つまりペポニは耳が全く聞こえないことがわかったのです。

ショックでした。

もちろんペポニを譲り受けた動物保護団体の方からは

そんなことは何も聞いていません。

つまり気が付いていなかったようです。

それもショックでした。

やせ細り、歩くのにもも足がフラフラとしていて

私の心は静かに沈んでいきました。

この子の今までの生き様に思いを馳せたのです。

そして今朝は未だ驚くことが待っていました。

(続く)
(続き)

我が家にペットファミリーとしてやってきた猫は

ペポニの他にも居て、

ペポニは3番目の猫さんでした。

ペポニがやってきた時には、

3歳半のメイン・クーンのプロスパー(♂)

3歳半のメイン・クーンのジュービラント(♀)

2匹の先住猫が居ました。

この子たちも、ペポニより半年前に我が家にやってきた子でした。



写真の猫がプロスパーです。

性格が良くて、メイン・クーンらしい子です。

俊哉がこの姿を見て一言「プロ、アホやなぁ」

毎日天然の性格で笑いをとる我が家のアイドル猫です。

違う角度から見てみましょう。

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-メイン・クーン、オス


天然のポンニャです(笑)

メイン・クーンの2匹が我が家に来て、

少し落ち着いたので、もう1匹ペットファミリーを迎えようと思い、

ネットの「いつでも里親募集中」で探しました。

ペポニは直ぐに目に留まりました。

連絡を取り合って、ペポニは直ぐにやってくることになりました。

今日は新しい家族が増えるということで、

朝食を食べている食卓では、猫がいつ来るのか?

という話で持ちきりでした。みんな待ち遠しいみたいです。

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-メイン・クーン・オス



新しい家族を迎えるに当たって、パパは笑っていました。

パパのお家にはお姉ちゃん達が拾ってきた猫や犬が沢山居て、

パパが生まれた時には12匹くらい居たそうです。凄い(笑)

「子供3人猫3匹、いっぱいだなぁ」って言われました(笑)

ワサワサしております。

全く動じないパパに、私は改めて惚れ直しましたが、

素敵だなと思ったのが、

パパが育った環境を作るパパのお母さんがまた太っ腹というか、

細くて華奢な感じの方なのですが、

肝っ玉母ちゃんだなって思います。


そしてペポニを迎える当日はみんなワクワクしながら

待っていたのです。

(続く)
(続き)

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-老猫に服を着せてみた

前日の夜、みんなで寝る前に、

「明日猫ちゃんが来たら、どんな名前にする?」


って話し合って、

「ポプリが良い!」

おー良い名前じゃん~!

満場一致でしたのに…

やって来た子は、ポプリでもアロマでもなく、

五右衛門(ごえもん)、

ゴリ子、アマゾネス、


そんな感じのお顔 ぷっ(笑)

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-ガリガリの猫

あまりにもブサイクなので、

服を着せてみました。


目アップ ぷっ(笑)

おばあちゃんみたいになったラブラブ

(爆)ぷぷぷっ「孫にも衣装」


名前は色々と思案した末、

アフリカの言葉で、楽園という意味の

「ペポニ」
 にしました。



音譜 雪の結晶 音譜 雪の結晶 音譜 雪の結晶 音譜 雪の結晶

新しい名前が決まって、ようやく家の子になりました。

虹ようこそ!ペポニ

ペポニがやってきて、最初はこの、

いかつい顔に圧倒されっ放しでしたが、

猫の顔にも生き様が現れるのだと

後から思うようになりました。

ババアは、家に来るまでの人生(猫生)を

どう生きてきたのか?

共に生きる時間の中で、

私たちはババアの生き様に思いを馳せる

現実を見ることになりました。


日々が、驚きの連続でした。


(続く)