インターネットでは
「推定年齢3-5歳くらい。グリーンの澄んだ目をしたおとなしい子」
という表現があったが、
耳の汚れ具合、目ヤニ、
目も少し濁っていて、
恐らく白内障が出掛かっている。
一目見て、どう見ても8歳より下だとは思えなかった。
この子、老猫だね。3-5歳と仰るには、それなりの理由があるんだろう。
私は心の中でそう思った。
後で私はお人よしだったと自分を笑ったけど、
猫を助ける善意の手前?ゆるかったと思う。
さもあれ、事情があるのだろう!
「3-5歳って書いてあったけど、この子、
耳の汚れや、目ヤニの具合とか見たら、
多分結構もう年ですね。」とだけ言った。
「拾ったときに警察の人から老猫を保護したから
連れに来て欲しいと言われて行って見たら、
この子だって、いや~この子未だ若いですよって話をしたんですよ。」
と話し、「病院の先生が3-5歳と言った」風なことを言ったが、
も「病院の先生が言うなら、そうなんでしょうね。」と返した。
別に目の前の 衰弱した猫が
何歳であろうとも、動物保護団体の方を助ける
& 猫を助けるという気持ちは不動だった。
私は猫の様子も観察しながら聞いていたので、
相手の言葉が、早口でよく聞き取れなかった。