(続き)
後ろ足が不自由になっても、
食事には貪欲で、私がキッチンに立つと
必ずやってきて、後方に控えて待っています。
期待して待っているのです。今日は何かもらえるのかな?
そして毎日水をガブガブと飲んでいました。
当然、オシッコも頻繁で、沢山出るので
掃除も回数が増えました。
臭いもその日の体調によって違うのがわかりました。
11月に入って、ババアの体調は変化も大きくなりました。
今日は調子が良さそうだ!と思えば、とても嬉しく、
今日は寝ている時間が長いし、
歩く時も足元がもたついているなと思えば
最後が近く感じられて寂しく思ったり、
私の心も揺れました。
どちらにしても 今の時間が大切なものだということに変わりはありません。
「ババアはもう長くない」
子供たち、特に小学校3年生の長男とは
この悲しい現実を受け留め、気持ちを分け合っていました。
長男の俊哉は、ババアをなでる手も優しく、
そぉ~っと触れているのを見ると、
優しさが感じられ、子供の成長を嬉しくも思いました。
癌のコブが傷口に化けたのもこの頃でした。
(続く)
後ろ足が不自由になっても、
食事には貪欲で、私がキッチンに立つと
必ずやってきて、後方に控えて待っています。
期待して待っているのです。今日は何かもらえるのかな?
そして毎日水をガブガブと飲んでいました。
当然、オシッコも頻繁で、沢山出るので
掃除も回数が増えました。
臭いもその日の体調によって違うのがわかりました。
11月に入って、ババアの体調は変化も大きくなりました。
今日は調子が良さそうだ!と思えば、とても嬉しく、
今日は寝ている時間が長いし、
歩く時も足元がもたついているなと思えば
最後が近く感じられて寂しく思ったり、
私の心も揺れました。
どちらにしても 今の時間が大切なものだということに変わりはありません。
「ババアはもう長くない」
子供たち、特に小学校3年生の長男とは
この悲しい現実を受け留め、気持ちを分け合っていました。
長男の俊哉は、ババアをなでる手も優しく、
そぉ~っと触れているのを見ると、
優しさが感じられ、子供の成長を嬉しくも思いました。
癌のコブが傷口に化けたのもこの頃でした。
(続く)