(続き)
ペポニが我が家に来た翌日、
先ず驚かされたことがあります。
台所の入口に力なく横たわり、
よもや死んでいるのでは?
とも思える風袋です。
「ペポニ」と呼んでも反応するわけがないし、
だって昨日 つけたばかりの名前だしね(笑)
おばあちゃんだから、寝かしといてあげよう!
そう思ってリビングの掃除機をかけ始めました。
ところがペポニの近くに掃除機を近づけても
まさかの無反応!!!!????
胸の鼓動で生きているのはわかります。
そこで思いっきり寝ているペポニの耳の横で
手を叩いて驚かせてみたのですが、
反応は無し!これは…
つまりペポニは耳が全く聞こえないことがわかったのです。
ショックでした。
もちろんペポニを譲り受けた動物保護団体の方からは
そんなことは何も聞いていません。
つまり気が付いていなかったようです。
それもショックでした。
やせ細り、歩くのにもも足がフラフラとしていて
私の心は静かに沈んでいきました。
この子の今までの生き様に思いを馳せたのです。
そして今朝は未だ驚くことが待っていました。
(続く)