【5歳11ヶ月(年長)】
文字・知恵
「短い文を沢山書いて作文を埋めたいんだよね」
「そうかそうか！出来たら読んで教えて〜」「できた。『賢くて素適な人です。かっこよくて素適な人です。賢くて素適な人です。素適な人です。とても賢くてとても優しい人です』」（作文としての出来はひとまず置いといて、これはパッパ永久保存版…）数
「ねー、2個の卵で3枚のホットケーキ作れます〜みたいなやつは？」「あー、2:3みたいなアレね。2:3は、うちの家族でもあるな」「ん？」「大人が2、子どもが3でしょ。うちの家族がもう一家族あったとしたら、大人4で子ども6。さらにもう一家族増えたら、大人6で子ども9」「うん」「片方が何倍かになったら、もう片方も同じだけ倍になる関係なんだよね。もちろん、同じ数で割り算したら、元にも戻る」「うん。これもう出来ると思うから見なくていいよ」
「分数も、これと同じだよ。ちょっと2/6ピザを作ってくれる？」「作れる！！…はいできた」「ありがとう。2/6の上と下を同じ数で割るとしたら」「2で割れる。1/3」「そうだね。あれ？？じゃあさっきの話だと、2/6は1/3と一緒ってことで良いのかな？？本当かな？？1/3ピザを出して、確かめてくれる？」
「重なるよ！完全に同じ大きさだぁ」「そうだね。1/3を2つに割る…つまり、上と下に2をかけ算したら2/6。ピザの1切れが集まって、結局は1/3と同じ大きさ」「上と下に同じ数をかけても、同じ大きさのままなんだよねぇ、本当かな。3を掛けたらどうなる？」「3/9」「そうだねぇ。3/9作ってみよう。どうかな」
「完全に1/3と同じ大きさだぁ！」「だったね！上と下に3をかけ算するのは、1/3ピザを3つに切り刻んでいるだけで、大きさ自体は変わらないってことだね」
「さて、切り刻まれたピザを、2切れずつくっつけて少し大きいピザ切れにするという問題だよ。ピザを何切れかくっつけて大きいピザ切れに戻す計算のことを、かっこよく『約分』と言うよ。ここのピザは、全部2で約分…つまり、2切れずつくっつけることが出来るよ」「そーなんだ！簡単だね〜」
（今はね…）
（前回）
以上、50分でした。