諸事情で自己破産しました。
浪費やギャンブルではありません。
40代夫婦共働き5人家族の家計記録です。
夫、妻、子3人、ネコ、イヌ、ネコ。
自己破産したのは妻(私)です。
20代後半から30代前半の頃のお話です。
出産を機に正社員を辞め、専業主婦を経て、また正社員として働いていました。
分譲マンションを購入し、仕事、家事、育児で忙しくしている中、段々と心も身体も疲れきっておかしくなっていったのです。
ご飯作りたくない
洗濯したくない
掃除したくない
仕事行きたくない
なにもしたくない
そんな事ばかり考える毎日で、夜になると涙が勝手に出てくるのです。
そしてその日はやってきました。
ある月曜の朝、どうしても身体が起こせないのです。
涙が止まらなくて、何もしたくなくて、泣きながら夫に「もう会社に行きたくない」と言っていました。
業務担当が変わって新しい業務に慣れず、ミスをしたり悩んでいる事は夫に話していました。
ただならぬ様子の私に夫も困惑したと思います。
休むための連絡をするのもイヤだと言う私の代わりに、夫が上司に電話をし、その日は休む事に。息子の保育園は夫が連れて行ってくれたのだと思います。
こうなる前から、私は心療内科を探していました。
自分がおかしくなっている事はわかっていて、でも、すぐに予約は取れず、なかなか踏み切れないでいたら、ある朝、最悪な形で日常が崩れ落ちたのです。
私は、周りに1番迷惑をかける形で全てを投げ出したのです。
その事が私をますます追い詰めました。
どうしたらいいかわからないけど、とにかくどこでもいいから予約の取れる心療内科へ行き、診断書をもらって、会社へ提出しました。
また、これが良くなかったのです。
「どこでもいいから」
心療内科といっても、色々なところがあり、合う合わないがあるのだと思います。
その時の私は藁にもすがる思いで、何か出来ることをしなきゃ、と、私に出来ることは診断がおりて治療をする事だと思い込んでいたのです。
間違ってはいないのですが、そんな短時間でどうにかなる問題ではないのですよね…
一旦、「うつ病」という診断書をもらい会社へ提出し、会社はしばらく休む事になりました。
先生からは何も考えずに今は休む事、昼寝もして下さい、と言われました。
朝、息子を保育園に連れて行きます。
そのまま家へ引き返し、簡単な家事を済ませて昼寝をして、夕方、息子を迎えに行きます。
そんな生活を2ヶ月ほど続けていました。
先生から、仕事については自分から電話しないで、全て夫にしてもらうよう言われていました。
会社から電話があっても出なくていい、と。
先生の判断では、私のうつ病の主な原因は会社と上司にあったという事らしいです。
薬を飲んで休む生活を続け、夜も眠れるようになりました。
しかし休み続けていると、別の心配が出てきます。
お金の問題です。
傷病手当金の申請はしており、振り込みされていましたが、もちろん、普通に働くより少ないです。
保育園は辞めていないので、無認可のバカ高い保育料は変わらず払わなければなりません。
仕事への不安は一旦、保留になりましたが、今度は、生活にかかるお金が特に減るわけでもなく、私の収入が減った状況でいる事への不安が私の心を支配し出すのです。
その悩みを、通っている心療内科の先生へ相談すると、
私「夜も眠れるし、家事も出来るようになりました。でも、住宅ローンの事を考えると働かないと、って不安で…」
先生の言った衝撃の言葉は…!
続きます。