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日本貨幣カタログ2026

2026年の日本貨幣カタログが発売されましたので購入しパラパラ見ました。

金貨や銀貨などは今回の2026年カタログでは未使用品の価格はあまり変わらずに、並品の価格だけが上昇して全体が金属価格に収斂してきています。銀価格が上昇しているので当たり前ですが1年ぐらい前から購入してきた銀貨が昨年の倍以上の価格になってきています。

【例】
昭和100円銀貨 300円→750円
小型50銭銀貨 450円→1100円
旭日50銭銀貨 1000円→2200円

一昨年ごろから日本貨幣カタログの価格は地金価格を割れていて価格が見直されておらずおかしいなあと思って、カタログ価格で販売されている地金割れコインをコツコツ購入してきたのですが、今年のカタログで大幅に上方修正となりました。

金や銀の価格が上昇すると、それに遅行して金貨や銀貨の価格が上がります。お店に並んでいる金貨や銀貨は、状態が良く希少性が高いものから順番にポツポツと市場から消えて一度コレクターの手元に入るとなかなか出てきません。

 

私自身も金属価格が上がっている状況下ではなるべく古くて希少性が高そうで、かつカタログ価格は地金割れで状態が良くて長くお店などに残っているものの中で一番良さそうなものを選んで買うことがあります。例えば金属価格プラスαで江戸時代ぐらいの珍しいものが入手出来ればそれでよしとしています。

 

希少性が高くみんなが欲しがるようなものはたまに市場に出てくると前回よりも高い値段がつき指数関数的に価格が上昇しているような気がします。何ですが何十年もたった後はどうなっているのか想像がつきません。これは購入してすぐ売ったりして売買を回転させるようなものではないので長期で気絶して何十年も持って、そのうち忘れたころに価格をチェックするぐらいの時間間隔で取り組みたいです。

5000万円までのロードマップ

投資手法というのは沼のようにあるので別にお勧めするわけでもないしこれが一番いいとは言えないかもしれないが、もし手元に資金がない場合、ゼロから5000万円ぐらいの資金を作るには、以下のようなロードマップで作ったら、私的には割と再現性が高く報われる可能性が高いのではないか。2000万円位までが一番大変。


①    ポイ活
クレジットカードを作ったり不動産会社と面談したりしてキャンペーンで数万円を貰う。貰ったお金で投資をすることで元々なかったお金なのだからと割り切ってリスクを許容できるようになる。

②    端株優待(運用資金10万円)
1株で優待券(博物館、カレンダー、文房具、割引券等)を入手するノーリスクハイリターンな手法。但し大きな金額は運用できず、高々5万円の投資で毎年3万円位の優待を毎年貰い続けるというもの。

③    優待クロス取引(運用資金300万円)
制度信用取引の売と現物株の買を組み合わせて株主優待権利日をまたぎ、ただで優待を貰い続けるというもの。優待権利は3月が一番多いが、9月もあるし、小売りなどは2月、10月もあるし、12月に権利日がある銘柄もそこそこある。なので300万円の資金で優待利回り3%の優待権利取得を年間で8回ぐらい回転できれば24%の利回りが得られる。ただ、運用利回りが増えれば増えるほど回転数や高利回り優待銘柄が少なくなり、機能しなくなる。

④    IPO抽選応募(運用資金300万円)
複数の証券会社に口座を開きIPOに応募しし続けることで当選した場合は初値との差で儲けるという手法。問題は人気がある銘柄は当たりにくいし、初値が上がりにくい銘柄ばかり当選することで、当選したら初値が上がらなくてもついつい買いたくなってしまうことなのだが、公募価格と初値予想を専門サイトなどでしっかり見たうえで当選した銘柄に申し込むことを徹底すればリスクは少ない。

⑤    IPOセカンダリーや優待権利日落ち下落購入(~500万円)
上記の②や③を続けているとIPOは公開からしばらく後にチャートで底値を付ける銘柄が一定数あることや、過度に優待利回りが高い銘柄は権利日落ち後に株価が急落したのちに権利日に向かって上昇していくサイクルがあることが分かるので、その底値を拾って利益を得るという手法

⑥    カンニング投資(コバンザメ投資)(~1000万円)
著名な株式投資家のXやFacebookなどをフォローしたり、周りの株式投資家が購入している銘柄をオフ会などで情報収集して購入銘柄をパクる。

⑦    四季報通読とセカンダリ選定(~3000万円)
四半期に一度、四季報を通読し保有銘柄を入れ替えするのと、新たな銘柄を組み入れる。長期保有銘柄のうち、購入時の想定シナリオが崩れている銘柄は売却する。これはと思う銘柄を組み込む。直近3年のIPOで底値と思うIPOセカンダリ株を組み入れる。
 

風林火山

子供の暦年贈与口座残高の推移ですが、2025年はマーケットがいいので調子が良く年初からここまでで30%近い利回りになっています。私が運用しているのに私よりずっとパフォーマンスがいいです。何故なのか。


戦国時代にかの武田信玄は甲斐の山奥で力を蓄えて、いつも満を持して戦った。だから戦に強かった。私の子供口座も私よりも懐が深いから私より運用成績がいい。
 

私は株を買ってから株価が下がった時に信念としてナンピン買いはせずに、継続保有か損切りを意思決定する。大体はルールに則して損切するのだが、時々どうしても継続保有したくなる。

 

継続保有したいどころか、こんなものは一時的な調整に決まっていて資金があれば買い増ししたいと思うことがあるがポジションがパンパンで買えないということが時々ある。

 

そんな時、後ろで控えている子供口座が最後の買い手となり、満を持して行けーみたいな感じで軍配が振りかざされて買いが繰り出されるのです。

 

熟慮の上で何重のフィルターがかかったうえで買いが繰り出されるから、子供口座はとりあえず打診買いとか、ひらめき買いとか、適当に買ってみるとか、適当で無駄な取引が私の口座よりも少ない。

 

売のタイミングも結構早く利食って利益を取り逃がすということが少ない。3か月単位で保有し、四半期に一回業績チェックで余程悪くなければ継続保有して利益をしっかり伸ばしていく。しかし、良い売りのタイミングがあると思えば柔軟にすぐ手じまう。

 

何のことだかわかりませんが、そういうことで子供口座は私と違って私の中では武田信玄みたいな性格の名将みたいなものなので、それゆえに運用成績が良いのだろうと思いますです。

あの永久機関の噂は何だったのか

2019年なので今から6年前の話の古い話だが、株式投資のオフ会で株仲間の一人が、ある会社から画期的な永久機関のようなアシスト自転車が発売されたので株価が爆騰するかもしれないという風説を教えてくれて以下のニュースリリースを見せてくれた。

2018年のニュースリリース
フリーパワーショップオープン


私は大学のころに物理を専攻していたので、『永久機関』と言われると100%怪しい話にしか聞こえないわけだが、ニュースリリースを見ると確かに『電池のいらないアシストギア』と書かれており、いったいどんな原理なのかすごく気になるし、オリンピックなら近所にあるし、画期的な商品なのかもしれないので1回乗ってみたいし、爆売れするかもしれない。

何より、情報は上記のニュースリリースしかないから、情報が圧倒的に不足していて、真実の妥当性を評価できない。

誰も気づいていない超大型材料の可能性も完全には否定できず、せっかく教えてもらったし株価を見たら割安で下値不安は少ないと思って、少しその話に乗っかって防忘的に株を少し買うことにした。結果として株価は全然上にも動かなかったし、下にも動かず何事もなく横ばいで、半年ぐらいしたらその話を忘れて同値撤退で売却することになって、しばらくそんな話があったことを忘れていたが、6年経って最近ふと思い出してあの時の永久機関の噂は一体どうなっているのか検証してみた。

今のホームページ
FREE POWER(フリーパワー)|自転車

ホームページを見て分かったのはFreePowerはオリンピックの一押し事業になって立派なホームページができており、買う人が多いかもしれない。商品説明にはギアにシリコンが入っており、シリコンの反発力を使用して足に負担をかけずに楽にこげる自転車と書かれている。

なるほど、そういうことだったのねという感じでやはり永久機関ではないが、いい商品だと思う。株式投資という観点では、そういう事実を皆が知るときには、もうすでに相場は終わっている。本当に値上がりする株というのは何か材料やカタリストがあって、「ひょっとしたら凄いことになるかもしれない」という話が合って、その情報を他の人より早く自分がキャッチして、後からみんなが信じてついてきて株価に期待が過剰に乗る時が上がりやすい。

「期待で買って事実で売る」とよく言われることだが、より取り組みやすいのは、新薬のパイプラインの期日とか、次の四半期決算とか、何かの新商品の発売日が控えているとかそんな期日が決まったイベントがある場合は売買のタイミングがよりはかりやすい。時価総額が小さい企業の場合は何人かの投資家が本気で買ったら普通に10%ぐらいは株価が動く。

 

経験則では過剰に銘柄に入れ込みすぎて、イベントの期日をまたぐよりも期日の前でいったん利確する方が勝ちやすい。結局大事なのは、その材料が事実で現実として凄いことになるかどうかではなく、みんながその材料を信じて期待が株価に乗るかどうか、流動性に対してその期待で買われる量があり株価が大きく動くかどうか、という事の評価なのだと思う。


あとは教えてくれた人にはどんな場合も常に感謝しかせず、検証してあとから嘘だったとか恨んだりすることは絶対しない。その情報を共有してくれたことに感謝して、投資の結果は自己責任で受け入れるというのが大事です。

私にとっては株式投資というのは、時々怪しい話も含めて良い未来の可能性の話であふれている楽しい世界です。ですが最近は小型株より日経平均がとか半導体がとか、少し大雑把な感じでトランプ政権がとか高市政権がとか外国人が買いそうな銘柄を探す感じになってきてしまっていて、ワクワク感がある銘柄には出会っていないかもしれないなあ。

資源国通貨ポジションと日経平均レバETF

バフェット氏が12カ月連続で株式を売り続けているようで、株式が割高とご判断されているようです。

一方で日経平均の構成銘柄にある半導体やAI関連はアメリカと比べるとそう割高でもないようにも見えます。

キャッシュポジションを増やすにも日本円が最良の選択肢なのかどうかも疑問です。

山高ければ谷深しですが、山がもっと高いかもしれないし、私はお金持ちではないのでもっとリスクは取らなければならず真似してキャッシュポジションで持っているわけにもいきません。

そういうわけで、株式の個別銘柄を少し整理整頓し、その資金の半分を日経平均レバETFに振り替え、残り半分をFXの証拠金にして安全通貨のポジションで持っておくというのがいいように思えます。

安全通貨というのが何なのかわかりかねますが、日本円が安全ではないのだろうと思いますので、スイスフラン・ノルウェークローネとかどうなんでしょ。
 

ポートフォリオ構成

コロナの後に借金をすること、実物資産を増やすこと、海外比率を増やすことをアドバイスを受けて、金融資産だけでなく実物資産を組み入れてきました。

 

現在は不動産が35%あり、アンティークコイン・貴金属ETF・暗号資産が25%あります。残り40%が金融資産になりますが海外が半分、日本株が半分で不動産で少し借金があり信用取引を活用していることを考えると現金はほとんどなしかマイナスというポートフォリオです。

 

35歳の時ぐらいから支出より投資収益や資産収入が上回るようになりましたが、一生懸命節約して支出を下げてポイントを貯めて、株の銘柄を入れ替えたりクロス取引で優待券を集めたりなどの色々な作業が大変だったです。40歳を超えてポートフォリオを整えたら円安やインフレなどの流れも捉えて年収の何倍か稼ぐようになってきましたが、かける手間は結構減っており、子育てで支出は増えていますが無理な節約も過剰なぜいたくもしておらず、あまり投資に時間かけずに勉強したりなどに費やしております。

 

昔だったら駐車場代や維持費がもったいないと言って車など言語道断でしたが、今は自家用車もありますし、それなりに外食や子供の行事などで支出もありますが、特に切り詰めるわけでもなく、それで困っていることもないです。

 

これから先は年齢とかを考えて信用取引などは少しづつ減らしていきたいと思っています。金利上昇とかを考えると不動産を借金してどんどん買っていく状況ではありませんが、機会があれば住宅ローンをもう1回組みたいと思っています。

 

貴金属も上値を追ってどんどん買っていくということはしませんが、貴金属に対して金貨や銀貨などは価格形成に遅行性がありますので、地金価値を下回っているものや、昔からあまり相場が変わっていなくて価格が安定しているコインを中心に少しづつ買い増していきつつ、現物よりETFが割安になるタイミングではETFを買い増していきたいと思います。

 

暗号資産は買い増しもしませんし売りもせず、一生保有し続け家族に贈与して配っていきます。株式投資は一番力を入れてきた投資で、昔は一生懸命優待のクロス取引をしたりで作業が稼いでいた感じが多かったですが、最近はあまりやっておらず、四半期に一回ポートフォリオを入れ替え、含み損が大きくなった銘柄を自動的に入れ替えるぐらいですが、これからも会社員としての年収位の金額を安定的に稼げるぐらい力を入れていきたいです。

 

資産管理法人を作らなければと思ってずっと先送りしてきましたが、5年以内にはやりたいです。株で増やし続けて結局、死んでなくなるというのもなんなので、子供たちに残るように法人化して財務部長として会社のお金を増やし続け、子供たちとか家族や周りの人の未来に貢献したい。

金価格最高値

金の上昇がとまらず、するする上がって、本日は田中貴金属の金小売価格は23400円だそうです。こんなに高いなんておかしいなとも思いますが、金をあまり持っていないのでこれが初動だったらまずいと思います。


金の値段がいくらだろうと、多くの人にとってはあまり意味がなく10倍になればそれぐらいなのかなと思うし、半分の値段だと言われればそうなのかなと思ってしまいます。別に普段の生活で金を買うわけではないので金価格が上がって困るわけでもありません。

 

だからこそ、まだまだ金価格は上がりそうな気がしてなりません。日米ともに積極財政で、お金の価値が相対的に下がり、地政学リスクも高まっており、あまり金価格が下がる理由が見当たらない。


2020年の東京オリンピックで造幣局から12万円で販売された金貨は15.6gの金でわずか4年とかで35万円強の価値になってしまいました。私が2年ほど前に購入した時は20万円ほどで高い買い物だなーと思っていましたが更にそこからメキメキ値上がりしています。

 

私は一昨年ごろからアンティークコインを買い始めていて、だんだん良いものを安く探すのが難しくなってきました。当時は金価格12000円、銀価格150円とかでしたので地金の価格が2倍近くになってしまいましたし、ebayで買うにしても昔は割と20万円以内の土産物扱いで済んでいた税金がしっかりかかることが多くなってきました。

 

2年前は半分ぐらいでしたが、今は1オンスの金貨となると70万円位になってしまいます。この価格帯になると何となく買う気がしませんが、単価というのは大事で大体普通の人の月給が30万円として、それ未満のものでないと手が出る人が減る。5~10万円の単価のものを探して何年か寝かせて富裕層の方とかコレクターが欲しがるようなものを手に入れたい。

 

仕方なく判金を探します。日本貨幣カタログ(2025)で判金を見てみますと、例えば文政二分判金。6.56gで量目は49%の金が含まれますから地金だけで74000円になりますがカタログ価格は並品で60000円です。安政二分判金も同様に地金価値26000円、カタログ価格20000円です。文政というと200年以上前ですから立派なアンティークコインです。

 

12月に2026年のカタログが発売されますと高い確率でこれらは地金プラスαでオークションなどで落札されている実勢価格ベースの少し上ぐらいに修正されてくる可能性があります。地金価格が上がってからコインなどが上がるという順番で遅行性がありますので今買うのにちょうど良いタイミングなのではないかなどと思ったり致します。あとは100円鳳凰銀貨、100円稲銀貨、小型50銭、旭日50銭などは銀価格よりちょっと安い。アンティークコインにこだわる必要は全然なく、ETFも選択肢です。田中貴金属の銀小売価格は290円なのに対して、27400円で1割安い。

 

少しづつ買い増して金や銀、プラチナなどを10%位は組み入れて、暗号資産と併せて20%以上組み込んでいきたい。

インフレ下の投資戦略

結局、インフレ下ではモノの値段が上がり続けるから、円で資産を持たないことに尽きる。不動産や貴金属などの実物・株・外貨・暗号資産など、円よりは何でもいいと思うのだが、できれば何か一流のものを信じてあんり動かさずに長期で持ち続けるという戦略が奏功する可能性が高い。

 

私自身は自宅などの不動産でいくらか借金を持っており、株式では信用取引を使っており、暗号資産も今年からはレバレッジを少しかけており、外貨の割合は5割ぐらいあり、貴金属などの実物投資を増やしている。何となく3年ぐらい前から非常にパフォーマンスが安定するようになってきており、毎日資産が少しづつ安定して増えるようになってきているような気がする。

 

時々、何かバブルがはじけるようなショックがあれば逆回転してお金が減るのだが、これまではリーマンショックのころのような半年毎日下がり続けるような相場はなかったから、何か月かすると元に戻っている。分からないけど、健康を大事にして、適度なレバレッジを使い、一流なものを探してお金を張り続け、のんびり投資をしばらく続けていくのだろうと思う。

 

 

玩賞品大判

万延大判金玩賞品を手数料込みで大体40万円余りで落札しました。江戸時代の大判を明治~昭和ごろに再現したものが玩賞品だそうなので本物ではありません。本物ではありませんが量目から逆算すると本物の金が30g程度含まれており田中貴金属の金小売価格g21000円を考慮すると地金だけで63万円の価値があります。銀も含まれていますし工芸品的な価値もあり地金より価値があると言われていますので、40万円で買えたのは地金より4割近くも安くお買い得だったのかもと結論づけてもいいのではないかと思います。

 

地金価値にプレミアムが乗った希少なアンティークコインを狙うのが王道と言われておりますので、玩賞品というのはコレクターの世界では王道ではないナナメなものかもしれませんが、市場価格ではなく市場価格よりも安く買える点ではETF等よりも投資妙味はありそうな気がします。

別の観点で見ているのは昭和60年の1万円銀貨というのがあります。これは20gの銀が含まれており、260円/gの銀価格をかけると5200円の地金価値がありますが法定通貨としても1万円で使えます。これのブリスターパックに入ったものが大体12000円位で買え、時々1万円を割るような価格のものもあります。1万円の価値は底堅く、2000円をオプション料金、無期限で銀地金価格が2倍以上になれば利益が出る銀オプション商品のような位置づけで買うことはできそうです。

 


銀は割安なのか

銀は金より割安とされますが本当でしょうか。現在、金価格は1g19500円、銀価格は1g240円で金の価格は銀価格の80倍です。この倍率は過去以下のように推移してきました。

古代から近世: 10から20倍
20世紀: 40から60倍
現在: 70から80倍

昔と比べると銀は割安に見えます。一方で金は資産保全需要もあり、希少性も高いです。

地上在庫: 金20万トン、銀160万トン
年間産出量: 金3500トン、銀25000トン
需要の構造: 金は資産保全、銀は産業用がメイン

金は資産として認められていますから常に割高でも正当化されてきましたが、銀も産業用需要が増大している割には安く保全されています。

100年ぐらいの長期の時間軸で見る場合は評価が見直され、「本当に今は銀が安かった」という結論になる可能性はあるように思えます。