のと鉄道・穴水駅 石川の駅をぐるり18 | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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 日本中の駅を旅したいというあなたのために、有名木造駅舎から無名のホームだけの駅まで、1駅1駅ご紹介して、各駅下車の駅めぐりをしている気分を味わっていただくブログです。
 空旅、企画旅、鉄道クイズもあります。

この時間は、石川県内の駅をめぐります。

本日は、のと鉄道の穴水駅をめぐります。

写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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石川の駅をぐるり,本日はのと鉄道の穴水駅です。
のと鉄道は未乗路線,なので穴水駅の写真は鉄道以外の利用で訪問したときのものです。
 
駅名標です。

のと鉄道は,七尾から穴水までの七尾線1路線のみで,穴水駅が終着駅です。
国鉄当時やのと鉄道に転換された際は,七尾線まだJR西日本の路線(のちにのと鉄道に移管)で,この先輪島駅まで,当駅で分岐する能登線が蛸島までレールを伸ばしていました。
その痕跡を感じる駅名標です。
七尾線の輪島方面が廃止されたのが平成13年,蛸島方面の能登線が廃止されたのは平成17年ですから,訪問した当時はすでに現在の運行形態となっていました。
 
穴水駅にはいろんなタイプの駅名標がありました。
この駅名標にも廃線部分の痕跡が残っています。
 
「まいもん」とは「美味しいもの」という意味です。
 
こちらの駅名標には,能登線の中居駅が痕跡ではなく,まだ現役みたいに表示されていました。
 
こちらは末端部,車庫もある広い構内です。
奥に列車が見えますが,その辺りがおそらく末端部なのでしょう。
廃線跡は,この先右にカーブしながら,七尾線・能登線が離れていくという形状になっています。
 
構内は2面4線あります。
左端は0番ホームですが,廃止された方向を向いて開いているので,,現在は使われていません。
また右の島式ホームも現在営業運転には使われていないとのことで,実質的に1面1線の駅になってしまいました。
 
かつては,急行能登路の輪島方面,宇出津・珠洲方面の分割と併合や,大阪と直結する急行ゆのくに,名古屋と直結する急行のりくらが乗り入れた時期もあった駅だったことを考えると,さぞ賑わう奥能登のターミナル駅だったのでしょう。
 
駅舎に入っています。
ホームへは自由に入れるようになっていました。
 
待合室です。
 
 
出札窓口は売店もあるウオークイン構造でした。
みどりの窓口もあったんですね。
 
駅舎です。
国鉄末期に建築された駅舎で改装しながら使用されています。
現在は駅に物産館が併設されているそうです。
 
なお,のと鉄道の本社は穴水駅にありますが,本社の建物は別にログハウス風のものとなっており,こちらは,のと鉄道が能登線を移管した段階の初期,まだ七尾線がJR西日本の路線だったときの,のと鉄道「のと穴水」駅の駅舎だったものです。
 
(平成24年10月訪問)

 

  

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