5日間だけ終着駅 京阪・京阪石山駅 | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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 日本中の駅を旅したいというあなたのために、有名木造駅舎から無名のホームだけの駅まで、1駅1駅ご紹介して、各駅下車の駅めぐりをしている気分を味わっていただくブログです。
 空旅、企画旅、鉄道クイズもあります。

石山寺駅から2駅、今日は京阪石山駅です。

駅名から分かるとおり、JR西日本の石山駅に隣接しています。
隣の粟津駅から延伸されて終着駅になったのが大正3年1月12日、その5日後の1月17日には唐橋前まで延伸され、たった5日間で終着駅の座を返上、途中駅となってしまいました。
 
どうしても1月12日にここまで延伸する必要があったのでしょうか、不思議です。
 
構内は、島式の1面2線です。
 
けっこう、こちらの駅、利用者が多いみたいでしたがホームはそれほど広くありません。
石山寺駅もそうでしたが、大手私鉄とはいえ、この石山坂本線、どことなくローカル私鉄の雰囲気が漂います。
 
横にはJR西日本の石山駅の構内が隣接していますが、敷地は完全に隔てられています。
こんなところ、首都圏と違って、国鉄(JR)と私鉄との壁を感じるのが関西の鉄道です。
 
駅舎は橋上なので改札口に上がってみましょう。
改札は自動改札です。
 
改札の左側には自動券売機が設置されています。
なお、そのさらに左側は「石山駅観光案内所」で現在も存在しています。
逆に右側に進むとJR西日本の石山駅に向かいます。
 
振り返って駅前です。
左側は駅前広場ですが、その広場と駅前の通りにまたがるように、石山坂本線のレールがめちゃカーブして横切ります。
 
この私鉄な雰囲気、大好きです。
 
では駅舎全景です。
基本的に7年経った現在も変わらない景色となっています。
では次の駅に参りましょう。
 
 
(平成24年5月訪問)
 


ひまわり滋賀の駅をぐるりひまわり