ポジティブ心理学と選択理論心理学のお話の読み聞かせとワークを通じて、コミュニケーションと人間関係づくりについての授業を行いました。
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男の子3人の母
子育て・学校サポーター
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大本一枝です。
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先日、小学校の学級委員さんをやっている友人から依頼をいただき、児童と保護者が一緒に参加する「ふれあい授業」として、読み聞かせワークショップ「心のなかのしあわせのバケツ」を行いました。
人同士が思いやり親切にすれば、皆が幸せになれるというポジティブ心理学のお話と、身近な人と良い人間関係を築くことが幸せにつながるという選択理論心理学の考えを元にした絵本を使ったワークショップです。
昨年も小4で開催しました。↓はその時の様子。
この時の子どもたちの反応もも踏まえて、内容をブラッシュアップして行いました。
子どもたちの発言には毎回いろんな気づきをもらいます。
昨年は、「心のなかのしあわせのバケツに水をそそぐ」言葉や行動だけ考えてもらって、例を紹介したのですが、その時に「悪い言葉はどんな言葉があるの?」と聞かれたので、今回は「バケツの水をくみだす」言葉の例も紹介しました。良い言葉だけでなく、悪い言葉がどんなものかも子どもたちは気になるのだなぁと気づきをもらいました。
(この表は授業の後、教室に貼っていただいています)
レクチャーの合間にこんなワークをやります。
「バケツの水がへった」ことについて書いてくれた内容で、マイナスの言葉の表にない、印象的なものが二つありました。
「だまって!」
「しんじてもらえない」
話を聞いてもらえない
信じてもらえない
そういうときは、本当にバケツの水は減りますよね。。。
また、子どもたちに教えてもらいました。
”人のしあわせのバケツから水をくみださないようにすることが大切。そうすると自分のバケツの水も減ってしまうから。
たくさんの人が寄ってたかって誰かのバケツの水を汲み出そうとしているのを見たことがありますか?
そうするとあっという間にバケツの水が空っぽになってしまうので、やめる努力をしましょう”
というお話をした時は、
「見たことある!」
と多くの子が言っていました。
”みんなで「やめよう」と言えるといいね”
という話をすると、
「でもやめてとか言ったら、自分がやり返されそう」
と心配そうな顔でいう子がいました。
”今日みんなが同じことを学んだから、みんな人のバケツの水を汲み出すと自分もくみだされて幸せでなくなるってわかったよね。
自分だけが知ってるんだったら難しいかもしれないけど、みんな一緒に学んで知ってるから、やめようってなるかもしれないよね。”
と伝えました。
コミュニケーションの方法について、お互いが幸せになる方法について学校で一緒に学ぶ意味は、子どもたちが共通理解を持って、協力できるきっかけになることだと思っています。
バケツの概念はわかりやすく印象に残りやすいと感じてます。
初めてこのお話を読み聞かせした時の子どもたちの反応は以前ブログで紹介しました。
直ぐに身について実践できるものではないかもしれないですが、何かを考えるきっかけになってくれるといいなぁと思います。
授業の後は、読み聞かせに使った絵本を教室に置いていただき、興味のある子は手にとって読んでもらえるようにしました。
また、手作りのバケツの絵が描いたボックスを教室に置いていただき、自分の心のバケツの水が増えたことがあったら、しずくの紙に書いて入れて、終わりの会に先生に読んでもらうということをやっています。
こんな内容が入っていたそうです。
「サッカーで点を決めたらほめてくれた」
「〇〇さんがプリントを持ってきてくれてうれしかった」
「ジャケットを落としたら拾ってくれた」
「ジャケットを拾ったらありがとうと言われた」(↑の相手の子?)
「自分がれんらくちょうをかいた!」
「先生が100マス計算ではなく99ビンゴにしてくれたのでうれし〜」
というのもありました
人に何かをされたというわけではないですが、
自分でできた!楽しいことがあった!
ということでも心のバケツの水は、確かに増えますよね
このクラスでは普段から終わりの会で今日のよかったことを発表していたそうなので、いいとこ探しが習慣になっているのではないかと思いました。
今回は、PTAの学級委員をやっている友人からの依頼があって実現しましたが、先生も「学級委員さんのおかげでいい機会がいただけて嬉しいです。学級委員さんにはいつもサポートしてくださり本当に感謝しています」とおっしゃっていました。先生と良いコミュニケーションをとって、協力しながら子どもたちを1年間見守ってこられたのだと思います。
結構急な実施にもかかわらず保護者の方も10名弱参加されていて、学級委員さんからは、
「本当に楽しかったし、子どもとのコミュニケーションで色々振りかえる良い時間だった」
とおっしゃっていただけました。
クラス替えを経て来年5年生になった時に、今回学んだ子たちが、新しいクラスで学んだことを生かしてくれるといいなぁと思います。
良いコミュニケーションについて知っている子がどんどん増えて欲しいので、開催希望があればぜひご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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