おはようございます
今日もいい天気ですね!
「マシュマロ」
【marshmallow】【英】
フランス語では
「ギモーブ」
【Guimauve】
と呼ばれています。
※お菓子好きの中ではかなり知られる様になりましたね!
もちろん私が子供の頃からありましたが
「小洒落た」(こじゃれた)感じがして
「おやつ」
とは少し違うポジションだったように感じていました。👦🏻
近所の駄菓子屋さんにも売っていなかったと記憶しています。
あったのかなぁー?
「マシュマロ」の起源や歴史などは
お菓子や料理の歴史文化に詳しい先生におまかせします。
40年以上前
当時小学生の兄が
「ストーブの上で焼いて食べる」
事を発見してスゴい自慢していましたが、今になってみると本当にスゴいと思います。
当時、我が家の石油ストーブの上は賑やかでした。
基本ヤカンが乗っていて加湿
母がお豆などの煮物の土鍋を乗せ
父用の(健康のため)アルミホイルに包んだ
「ニンニク」を焼き。
クサイ
子供達はその隙間に
〈お煎餅〉🍘
〈みかん〉🍊など
何でも焼いて食べるという少し変わった習慣がありました。
子供はなぜか、大爆笑!
その中で
「マシュマロ焼き」
は大ヒット代表作でした。
(と兄は自慢していました)
現在はバーベキューブームで、マシュマロを串に刺し焼いて食べていますが、何十年も前から我が家では焼きマシュマロを食べていました。
「マシュマロ」
は家庭でも手作り可能ですが卓上ミキサーが必要だと思います。
高い・・
ハンドミキサーではパワーと泡立て能力が不足してしまい、なんとなく形になっても
〈少し重い〉
〈ゴムゴムした感じ〉で
口溶けの良くない
「マシュマロ」が出来てしまうと思います。
出来る事は出来ます。
「マシュマロ」
のレシピには大きく分けて2通りあります。
1つは
「卵白」
(イタリアンメレンゲ)を使う方法。
もう1つは
「卵白」を使わないで作る方法。
どちらの方法が作りやすいかは、それぞれのレシピにもよりますので一概には言えないと思います。
「イタリアンメレンゲ」は煮詰めたシロップを「卵白」に加えながら泡立てて作ります。
イタリアンメレンゲが作れる前提なら
「卵白」を使うと
軽くて「フワッ」とした
「マシュマロ」が作れると思います。
逆に作業工程さえ間違えなければ
「卵白」無しのレシピは
〈シットリ口溶けの良い〉
「マシュマロ」が作れます。
重いわけではありません。
フルーツのピューレを使う配合の場合はこちらの方が向いていると思います。
フランスの本などでは
「卵白」(イタリアンメレンゲ)
を使う配合の方が家庭向きだと書かれていたりしますが、元々の家庭でのお菓子作りの
〈環境(ミキサーなど)〉や
〈基礎的な知識量〉
が違うので日本においては当てはまらないかな?と思います。
「イタリアンメレンゲ」のお話しを「バタークリーム」のページで少しお話ししています。👈よかったら。
※スーパーやコンビニで販売されている大手菓子メーカーの
「マシュマロ」は基本
「卵白」は使われていません。
「マシュマロ」の基本配合は
「砂糖」「水飴」「ゼラチン」
ですのでスーパーで手に入る材料だけで作れます。
リーズナブルな市販されている
「マシュマロ」はこれに
「香料」と「着色料」
でバリエーションを付けている場合が多いと思います。
街のケーキ屋さんなどで手作りしている場合は
「香料」や「着色料」※
は「補う」くらいの感じで使う事もありますが
フルーツピューレ(濃縮なども)や
コーヒー、チョコレート
などを配合して味や香りにメリハリを付けて作られています。
※着色料は複数の種類を作ったときに色味が似てしまう事があるので、その違いをしっかりつけ全体の色味のバランスをとるという意味合いで使います。
「ゼラチン」のお話しをしたぺーじです。⇐よかったらどうぞ。
「着色料」のお話しをしたページです。⇐よかったらどうぞ。
「砂糖」のお話しをしたページです。⇐よかったらどうぞ。
ゼラチンを使っているので
時間の経過とともに食感が変わってきます。
出来たてはフニフニ柔らかく吸い付くような口当たりです。
保存は湿度を避けた涼しい場所が良いと思いますが、あまり長く置いておくのは良くありません。
「卵白」を使ったレシピの場合の
「マシュマロ」
は少しずつ変な臭いが出て来ます。
「卵白」を使わないレシピでフルーツのピューレを使った配合の場合は、当たり前ですが早めに食べきった方が良いですね!
ちなみにフランスのパティスリー(洋菓子店)ではそんなに
「マシュマロ」
(ギモーブ【Guimauve】)
を見かける事はありません。
私が働いていたパリのパティスリーでも販売していませんでした。
スーパーやキャンディーショップには普通に販売されています。
私のおばあちゃんは
「マシマロ」と言っていました。
「ましまろおいしいねぇ~」
それでは皆さん
愛ある一日を!
クルクルマシュマロ
左が「パッションフルーツ」 右が「ラズベリー」
「卵白」は使わないレシピです
フランスの本で「ギモーブ【Guimauve】」のページ
必要な道具や環境の説明がしてあります
型に平らに伸ばして後から
〈カット〉する方法と
柔らかい内に絞り袋で
〈絞り出す〉方法がよく使われます。