お菓子の材料選びの楽しみ方 ゼラチン編 | ~ 今日もいい天気 ~

~ 今日もいい天気 ~

仏菓子職人&パティスリーインストラクターが
『美味しいものを正直に』お話するブログです。

おはようございます !

今日もいい天気ですね!晴れ

 

 

🎐になると

「ゼリー」が食べたくなります。

 

不思議です禁断症状が出るほど食べたくなります。滝汗風鈴

 

 

「ゼリー」は手作りデザートとしてはそれ程難しくないので、親子で一緒に作って楽しめると思います。お母さんお父さんにひひ

「ゼリー」のお話しをしたページです。⇐よかったらどうぞ。

 

おじさんの子供の頃のヒマワリ

「ゼリエース」

「シャービック」

「カルピス」でしたおーっ!あせる

 

 

「ゼリー」作りで必要なのは凝固剤、主に

「ゼラチン」ですね。ウインク

普通スーパーで購入出来る

「ゼラチン」には

「板ゼラチン」

「粉ゼラチン」

があります。ニコ

板ゼラチンは置いていないお店もあります。ショック!

 

 

「どちらを買えば良いの?」

うーんどれーっ?

と言う事です。

それと

「寒天」

「カラギーナン(アガー)」は?

キョロキョロ

など知りたいこともありますよね。

ニコ(海藻から出来ています)

 

 

大まかに特徴を説明すると

「ゼラチン」=柔らかく、弾力も持たせられる。

「寒天」=硬く固まり

〈弾力〉言うよりは

〈砕ける〉感じ。

「カラギーナン」=柔らかい。

となります。ほっこり

もっと細かく説明しますか?うーん…?

別の機会にしましょう!ウインク

「寒天」でも洋菓子用に弾力性を持ち合わせた商品もあります。ウインク

 

 

 

「ゼラチン」

口溶け・口当たり

が良いので冷たいデザートを作るのに好まれます。ニコ

チュー口の温度で溶けます。

”くちどけが良い!”

「ゼリー」以外の

「ムース」や「バヴァロア」

などにも使えるのでゲル化剤(凝固剤)の中ではまず

「ゼラチン」

を購入すると良いかもしれません。

ほっこり色んなお菓子に使えます。

 

 

「ゼラチン」の細かい性質はここでは話しません。

真顔なぜなら・・・・・

「タンパク質分解酵素」等の話をすると、更に「酸」や

「熱による変性」

の話もしなくてはいけなくなり、とっても専門的であまり楽しくありません。ぼけー

興味ある人はゼラチンメーカーさんのホームページをお勧めします。ウシシ

※気が向いたら若いパティシエ向けに、まとめてお話するかも知れません。ウインク

 

ここでは

「酸」や「熱」によって状態が違う

事だけ知っていれば良いと思います。

ウインク良いレシピに従って作ってみましょう。

 

 

 

ではでは・・・

「板ゼラチン」「粉ゼラチン」

問題です。ニコニコ

基本的には形状が違うだけで一緒のものです。

使い方が違います。

「板ゼラチン」

は必ず冷水(氷水)でふやかしてから使う事。

ウインクちゃんとふやかせていないと溶けません。

冷水を使わずふやかすと後で水をしっかり切れません。汗余計な水分が入る。

ニコ冷水でふやかした後キッチンペーパーで表面に残る水分を拭き取るパティシエもいます。

色々な厚さのゼラチンがあり、ハサミで切って使います。ハサミハサミハサミハサミ

 

「粉ゼラチン」

は約5倍の水と混ぜてふやかします。

キラキラ箱の裏などに使い方がに書いてあります。

少量での計量がしやすいので、家庭の手作りお菓子に向いています。ほっこり

「板ゼラチン」はふやかさず直接温かい液体には入れる事は出来ません。

「粉ゼラチン」も基本的には同じでふやかしてから使いますが

直接液体に入れ加熱して溶かせる

タイプもあります。ニコ

 

 

コーヒーゼリーや紅茶のゼリーを作るときは素早く温度を下げないと、

少し濁ったゼリー”

になってしまいます。

 

ほっこり

「ゼラチン」は溶かした後にゼリー液を沸騰させると固まりが弱くなります。

 

 

結論としては家庭では

「粉ゼラチン」を買っておけばほぼ間違いはありません。ウインク

※プロっぽい気分を味わいたい時は

「板ゼラチン」もいいかも!です。

ウシシ

 

 

「板ゼラチン」を細かく説明すると厚さに違いがあったり固まる強度が違ったりします。ほっこり

プロは作るお菓子によって使い分ける事もあります。

メリットとしては厚さがほぼ一定なので少量なら枚数を数える事で計量が出来ます。てんびん座

 

「顆粒ゼラチン」というのもあります。

水にふやかさずに使う事が出来るので手間を省くことが出来るのと余分な水分が入らないのがメリットです。

ニコ40℃~60℃で溶けます。

 

 

「ゼラチン」の保存は長めに出来ますが湿度に弱いのでしっかり密封して涼しいところで保管しましょう。

ウインク

 

あとメーカーによって若干純度が違うような気もします。うーん

透明度の違いやニオイがあるなどします。

ほっこりチョットだけ

ウインクあまり気にしなくても良いと思いますが。

 

 

「ゼラチン」は冷たいお菓子の他にも

「グミ」「マシュマロ」

にも使われます。

家庭で

「マシュマロ」を作るのは難しいと思いますが卓上のミキサー(ホイッパー)があれば出来ると思います。ほっこり

マシュマロの作り方知りたいですか?

どーかな?うーん

「マシュマロ」についてお話ししたページ⇐よかったらどうぞ。

レシピではありません。かお

 

 

 

「ゼラチン」は牛や豚の骨や皮、魚の皮、鱗からも作られます。牛豚うお座

宗教上の理由で使い分けをする場合もあります。

ヨーロッパではイスラム教の方もたくさんいますのでパティスリー(洋菓子店)でも

「アルコール」

豚から作られた「ゼラチン」

をつかったお菓子には注意が必要でした。(ハラールフード)

 

 

 

 

👦子供の頃「ゼリエース」をお気に入りのカップに流し冷蔵庫に入れ、何度もカップを揺らしながら固まるのを待っていたのを覚えています。

お皿にひっくり返して出て来た瞬間は

クラッカークラッカークラッカーおーっ!

 

「メロン味」派でした!🍈

 

「ゼリエース」

「シャービック」

「フルーチェ」が好きですが、決して

「ハウス食品」さんの関係者ではありません。ウシシうしっ

 

 

それでは皆さんバイバイ

愛ある一日を!

 

 コーヒー赤ワインコーヒー赤ワインコーヒー赤ワインコーヒー赤ワインコーヒー赤ワインコーヒー赤ワインコーヒー赤ワインコーヒー🍊

 

左が板ゼラチン : 右が顆粒ゼラチン

スイマセン普通の粉ゼラチンが家には無かったので・・・しょぼん