黒とカラフルに毒された女の話 | 姫路、加古川ママのためのトータルビューティーアドバイザー

姫路、加古川ママのためのトータルビューティーアドバイザー

姫路・加古川トータルビューティーアドバイザー♡パステルアート講師→ナリスビューティーアドバイザーへ。
4年間で900名のパステルアートレッスンをした私が提案する色使い、コーディネート。人生を楽しむためのスキンケアや美容、ファッションを配信しています♪

姫路・加古川

ママのための

トータルビューティーアドバイザー

村田知子です






前回の
保育士から
パステルアート講師までのおはなしはこちら





パステルアート講師だった私が
講師を辞めた次に始めたことは…








冠婚葬祭の営業でした。








毎日、黒いスーツを着て
ピンポンピンポン

初めてのお宅を訪問する。
いわゆる
飛び込み営業です。




なぜ、営業の仕事を始めたのか?



働く時間と場所と
時給が良かったから(笑)



まだ息子が保育園に行っていたので
ママの私にとって
時間、場所は特に重要でした。




営業なんてやったことないですし
やりたいとも思っていませんでしたが




全く知らない世界に飛び込んで
今まで触れることのなかった
考え方、働き方に刺激を受けまくり


ビシッとスーツで働く私って素敵♡と
やりがいを持って働いていました。








同じ頃
ファッションの師匠と出会い
ショップへ行くようになり
私自身が同行ショッピングを受けました。




そこでファッションの枠が広がり
カラフルなお洋服がどんどん増えます。

左が師匠・右が私




仕事ではスーツ
プライベートではカラフルなお洋服





どんどん両極端な服装になり
全く違う服装を面白がっていました。





しかし、仕事は週5日
カラフルなお洋服より
黒スーツを着る時間の方が長く…



色を求めていた私は
次第に黒スーツを着ることが
苦痛になってしまったのです。




平日は仕方なく黒スーツを着て仕事

休みになると師匠のショップへ
毎回、カラフルなお洋服を
これでもかと試着させてもらう。

自分でも気づかないうちに
気持ちのバランスを取っていました。







しばらく自分の気持ちを騙しながら
過ごしてきましたが

いよいよ



「黒い服が着たくない」



拒否反応が出てくるようになりました。





朝、クローゼットを開けため息をひとつ



何着かある黒スーツを
選ぶことなく手前から取り


「テンション上がらん」

とつぶやき、またため息

のそのそと着替える






この頃、SNSでこんなつぶやきが



「黒い服着たくないので、仕事辞めます」
て言うてみた。

「病んどるなー」
て言われた。

そうなんよ!
テンション上がらんねん!!

毎日、キイロでピンクで
いたいねん!!

目チカチカさせて
カラフルに包まれてたいねん!











かなりイカれていた(いや、疲れていた)
事がよくわかります。


最後は本当にこの理由で仕事を辞めました。







仕事を辞め、黒から解放された私は
毎日ショッキングピンク
蛍光イエロー、原色のお洋服ばかり着ました。



人形をポケットに入れて喜ぶオンナ





しかし、
黒スーツの時と同じで
極端なことを続けると
必ず反動が出ます。



ショッキングピンク、イエローばかりでしたが
次第に
ベージュ、ネイビー、黒と
ベーシックな色を取り入れ始めたのです。








カラフルにド派手になったり
真っ黒になったり
極端なことばかりの私でしたが、
師匠の所へは定期的に通っていました。




師匠はどんな状態の私でも
どんなお洋服を選んでも

「いいねーー!!!」と
認めてくれ

「こんなお洋服も着てみたら?」と
必ず新しい提案とアドバイスをくれました。




師匠が変わらず寄り添ってくれ
見守り、提案してくれたので
私は安心して様々なファッションに
チャレンジができました。




そして
両極端をやり尽くした時、
真ん中の私に戻ってこれた感覚がありました。












この経験から

お客様の

ファッションがわからない

自分の好きがわからない

着てみたいお洋服があるけど不安

な思いを受け止め

安心して新しいファッションに
チャレンジ出来るよう



見守り、認め、寄り添い♡
時にはピリッと刺激を

提供できる同行ショッピングをしよう!!


と決めたのです。




黒スーツ時代も
原色チカチカ時代も
今となっては必要なことだったと思えます。



こうして、パーソナルスタイリストとして
同行ショッピングを始めました。










しかし、道のりは厳しい…

同行ショッピングを始めたものの
全然、うまくはいかなかったのです。


長くなりましたので
続きはまた次回に




パーソナルスタイリストとして
活動することの葛藤のお話しはこちら





そんな私がしています






最後までお読みいただき
ありがとうございました♪