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就業規則作成の社会保険労務士越山優のブログ~地球より愛を込めて~

就業規則が得意な江東区の社会保険労務士越山優のブログです。人事部のパートナーとして就業規則やテレワーク(在宅勤務など)に注力。主な活動範囲は江東区、中央区、千代田区、港区、品川区、渋谷区、新宿区、目黒区、墨田区、江戸川区、豊島区など東京と近郊県です。

移動の途中、渋谷で本屋に寄りました。

お客様からの相談内容がちょっと漠然としていて、頭の中の整理をつけるために参考になる本がないかと思いまして。

大きな本屋ですがなかなか良書を見つけられない・・・う~ん。


その時、店内にいた40代男性の携帯電話が鳴りました。

どうやら若い部下からのようです。

失敗についての報告&謝罪らしき気配。


部下に対する男性の言葉

「君だけが悪いわけじゃないんだから。チームなんだから、一人の失敗は皆に責任があるんだ。だから今は解決することを考えよう。いいね」


(どんな本にも勝る示唆でした)


さて移動しようと、地下鉄へ。

うお!思いのほか時間を浪費していた。

急いで改札を通ろうとした時。


小学低学年の男の子がウロウロしています。

定期券に問題があるのでしょうか。

さっと駆け寄る女性(私と同世代くらい)。

「駅員のおじさんのところに行って相談してみよう。一緒に行こうね」


男の子の顔に安堵の色が。



今日は奇跡の一日。



NGOの『セーブ ザ チルドレン 』がタイトルの調査結果を発表しました。

トップページのNEWS欄にあります。


日本は31位です。

女性の国政レベルでの参加率が9%と低い、男女間賃金格差が北欧国より平均して1.5倍高い、等の理由で上位になれないようです。


労務管理にも関係のある話ではありますが、私のお気楽ブログでとやかく言うのは今日は差し控えたい気分です。

「父親版や独身版の調査は世の中にはないのだろうか」と、ちょっと思いました。



今日は大変有用なお話を聴くことができました。

自分の知らないところでこんな技術があったのか、こんな事を考えている人がいるのか。

そして、わざわざ足を運んで下さったA様に心よりお礼を申し上げます。


本当に有り難いです。

でも楽しんでばかりはいられません。

お客様からご依頼頂いている仕事もしっかり行って、期待に応えなければ。



過去数十年間は公民権や女性参画などが先進国の課題でした。

これからは『富の分配』と『プライバシー』が浮上すると考える人が多いです。

というか、既に大問題になっています。


一方で今日の日経の「中外時評」で人材鎖国を改めよ、との主張がなされていました。

外国人の受け入れ必要人数は、今後50年間で1千万人とも3千万人とも。


外国人が増えれば『コミュニケーション』も日本の主要課題に加わることになるでしょうね。

日本人同士でも上手くいっていない昨今、外国人が増えたらどうなるのか。

労務管理上も無視できません。


外国人受け入れが生み出す『コミュニケーション』の課題は、『富の分配』や『プライバシー』ともつながります。

私達の社会(職場)が解決すべき課題は随分複雑になってきました。



フリッチョフ・カプラさんという科学者がいます。

正確には物理学者(?)で、東洋思想に造詣が深い人だそうです。

ある本で彼の言葉にあたりました。


『華厳経の中心テーマは、すべての事物・事象の統一性と相互関連性である。

(中略)

現代物理学によって明らかにされつつある世界観の基本的諸要素の一つでもある。』


実体主義より関係主義の視点から世界をとらえようと提唱する哲学者もいます。

実体を第一次とし、関係性にはしょせん二次的な意味しかないとする考えを改めるべきだというわけです。


自分の専門分野においても『関連性』は示唆に富むキーワードであると思います。

関連性を認識することで、企業内の秩序、約束、コミュニケーションの見方が変わります。


華厳経を読む経営者って案外多いと聞いた事があります。

誰もが答えを求めて苦悩しているのですね、きっと。


(注)私は科学も宗教も哲学も門外漢です。ごめんなさい。


本日のスケジュール

お客様にご依頼データの作成提出→A労働基準監督署→B労働基準監督署→ハローワーク→帰所後、メールのやり取り→終了


A労基署では労災制度の手続きに関する法的不備を発見。

担当官も納得していました。

思いがけず建設的な議論ができました。


B労基署では極めてスムーズに事が運び、ほっとしました。


ハローワークではちょっとマイナーだけど重要な通達の変更点について確認。

人事制度に影響が出そうな内容なもので。

守秘義務に引っかかりそうだから内容は秘密です。

混雑して忙しい中、一生懸命調べてくれました。

答えは「わからない」でした。

労働局に正式に問い合わせるしかなさそうです。


訪問が3箇所あると結構疲れますね。

他の人のブログを読んでいると、皆さんとてもパワフルな感じ。

基礎体力の向上を図らねば、図ろう、図ってみようかな、図った方が良いな・・・。



毎度毎度、日経ネタで恐縮です。

『大機小機』で日本の投資姿勢の内向き性向を論じつつ、労働分野にも触れていました。


成人勤労者の9割が終身雇用を、7割が年功賃金を支持。

自由に競争できる社会を望むのは31%

貧富の差がない平等な社会を望むのは43%


人によっていろんな感想があると思います。

私は終身雇用(9割)と年功賃金(7割)の差に興味を抱きました。

労働市場の活性化が国民と国の幸福につながると考える私でも、直ちに「終身雇用(的な発想)を完全破壊せよ」とは思っていません。

まずは賃金(給与)の意味を見つめ直すことから始めるのは、統計上からも合理的といえます。

賃金を『労働の対価』と表現しますが、労働を『賃金の対価』とみると世界が少し変わります。


賃金テーブルや評価制度を見直しましょうと言っている訳ではありませんので、念のため。

制度をただ複雑(理屈付け)にするのが人事労務ではありません。



今日の日経の『働く日本』

「適材適所で総力戦」の裏側にあるのは、内部労働市場の存在です。

外部労働市場の本格的活用には法的な壁があるため(解雇問題など)、まずは内部を活性化させようと考えるのは自然な流れですね。


仕事内容が変われば報酬も変動するはず。

ところがこれにも法的な壁があるため、責任が同程度のポスト間異動をさせ給与額をほぼ同じとする工夫がなされることが多いです。


ケチをつけているように見えるかもしれません。

でも違うんです。

人材活用の発想は従業員の充実した職業人生の実現に寄与します。

まずは、その第一歩ということです(‐^▽^‐)



(日経さんの記事)

再就職支援ビジネスの市場規模は年間200億円。


そんなに育っていたとは、恥ずかしながら知りませんでした。

企業が早期退職者のために60~70万円の費用を負担します。

再就職先を探すにとどまらず、研修なども行うんですね。


『人減らしで浮くコストの一部を、企業が「人づくり代」として早期退職者に還元する』

興味深い表現です。

これ自体は労働市場の育成に貢献する、歓迎すべき現象です。

問題なのは中小企業が同じことをできるか、という点。


雇用保険の財源をもとに似たような事業は行われていますが、上手く機能しているとは思えません。

日本のフレキシキュリティはどうあるべきか( ̄~ ̄)



会社員だった頃、競合企業にTさんという人がいました。

ライバルなのに仕事を教えて下さったり、若輩者の不躾な言動に付き合ってくれました。

憧れの「大人」の一人でした。

仕事ができてカッコよかったです。


私が退職した後は年賀状のやり取りのみの関係だったのが、思いがけないことから再会。

以後、年に1~2回ほどTさんが在京の折に声を掛けてもらっています。

そのTさんは今、脱サラしてコーヒー豆の販売店を経営しています。

上手くいっているそうです。


休日の午後に自宅でコーヒーを飲んでいて、Tさんを思い出しました。

東京からちょっと遠いもので気軽に遊びに行けないのが残念。

頭脳明晰、気さくな人柄、そしてちょっとメチャクチャなところのあるTさん、またお会いしましょうね(^O^)/


人生いろいろ、であります。