マッド・アマノのパロディー・ブログ -2ページ目

ソフトバンク倒産説の真意



電子新聞「内海新聞」を紹介します。管理人は内海宙大さんと言い、私がウェブサイトの配信を始めたころ(今から15年くらい前)、パソコンの使い方などを伝授してもらったことがあります。
彼が配信する「内海新聞」の内容はとても参考になります。「一時的に複写転載自由」とありますから是非、多くの方の拡散をすすめます。

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━■世界で初めての電子新聞
■ 内 海 新 聞…★(2014/8/23 No.1016) ■発行部数2002部(2014/8/23現在)
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━■一時的に複写転載自由
http://www1.odn.ne.jp/~cad79480/
http://ameblo.jp/utumisinbun/
◆購読希望・停止の方は上記ホームページで登録・解除をして下さい。
◆読者の感想が私の書く原動力になります。なるべくレスポンスください。
http://green.ribbon.to/~undesk/enquete.php
(見出し)
社会●ソフトバンク倒産と9月以降のテロについて
国際●エボラ感染状況(1)
(本文)
==============================================
社会●ソフトバンク倒産と9月以降のテロについて
==============================================
 物事は、個々の現象だけみて騒ぐと、それらが結びついている「根っこ」を見逃すこ
とが多いです。

 さまざまな事件、事故、災害が起きています。それらのキーワードを結びつけていく
ことが大事です。

 私の頭脳には常時、政治・経済・科学・医学・世相あらゆる情報とキーワードがうず
まき、それらをリンクさせるパスを作っています。そういう思考をすると、世の中の動
きや、これから……が読めるのです。

……ソフトバンクがスプリントの買収に失敗しました。そうしたらTモバイルを使って
安売りをしかけました。何か?「安売り」というのはマーケットの「最終局面」です。

 私が、言うまでもないんですが、商売で「安売り」は「そのビジネスが終わった」と
いう意味です。

 だから、牛丼競争も安売りに突入した時点で「終わり」です。

 今回のソフトバンクの安売りは「消耗戦でスプリントをつぶして、再度買い取る」と
いうなら、高等戦術でしょうけど。そもそも、ソフトバンクには消耗戦を続けるだけの
財力がありません。NTTグループならできます。無借金だからです。

 それで4000億円の社債をすると……何のため?

 ソフトバンクはずっと「社債」「M&A」の上場フィーバーで「投資家からお金を集
め」いっぽうでは「倒産するぞ」と、巨額な融資を行っている銀行団を「恫喝」しては、
「つぶしたくないならもっと金出せ」とタカビーな演出で、糞ころがしでなく「金ころ
がし」を続けてきました。

 いくら借金しても「会社が動いている限り」は「借金や投資家から集めたお金」で孫
氏は莫大な給料をもらって豪邸に住んでいられます。

 この幼稚版だったのがライブドアの堀江でした。

 ソフトバンクが「会社を継続」させるためには「常に話題をつくって新たな投資」を
呼び込むしかないのです。

 ソフトバンクの株価のチャートを久しぶりに見ました。見事に「終わり」じゃないで
すか。数ヶ月から1年以内で「崩壊」をしていく状態です。

 私が、バフェットやらジム=ロジャースみたいな大金持ちなら、ソフトバンクの空売
り(ショート)をこれからどしどし積んでいくでしょう。
 ありがたや、ソフトバンクの「ダイエー」並の超巨大な買収バブルはもう、すでに劣
化が始まっており、これから待っているのは「崩壊するスイッチが何か?」だけです。

 幸い?中国も不動産バブルがついに止められなくて崩壊を始めています。

 ここらへんに、気づいている投資家はポジションをショートに入れていくでしょう。

 いいですね。無料のこの新聞を読んで、儲かるあなた!私にお金チョーダイ!(爆)

※投資は自己責任です。内海君は一切責任負いませんのであしからず。

 現物株式でも日経平均が暴落すると逆に「値上がりする」ETFが……いちおうある
んで、これなら貧乏人でも1株ぐらい買えるけど。

 いっぽうで、シリアの内戦に日本人の男が「物見遊山」で遊びに行って「イスラム
国」の捕虜となりました。

 この男の素性を調べたのですが、メンタルに問題があって、軍事オタク、ミリタリー
ショップの店長だったようです。店に自衛隊員が遊びにきていたので「自衛隊とも取引
がある」といって、怪しい投資話で、お金持ちから何件か金をひっぱってトラブルも起
こしているようです。

 今回の会社の顧問は自民党の元茨城県議木本信男氏がなっています。怪しいよね。単
なる右翼というよりは……うさんくさい。

 被害者らから逃げるため、今の名前は「偽名」だという話すら出ています。

 ブログを見ました?

■湯川遥菜(湯川正行)
http://ameblo.jp/yoshiko-kawashima/

ブログの映像ではロシア製の自動小銃AK47をうちまくって喜んでいます。なんだろう
な?この人?

あのう、
正式に射撃・射殺訓練を受けている
自衛隊員や警察官でもこういう、バカみたいなことしないです。

見てて、不快でした。ていうか「人質になったら武士の恥。大日本帝国兵士として捕虜
などならず潔く自決……硫黄島を見習え。」

……すみません。不謹慎でした。でも、言いたくなるくらい「クソ」だなと思いました。
こんな人を救うために莫大な日本政府と米軍のお金使うのか?

そんなお金、エボラの感染防御に使ってほしいです。

この人、ただの素人で興味本位で戦場体験ツアーしてるようなものです。
しかも、イスラム国につかまるとき、同行していたゲリラが「戦闘中で危険だから絶対
来るな。動くな。」と制止したのに、彼は指示を無視してカメラと携帯もって「見物」
に出てイスラム国の戦車にあっという間に取り囲まれ、つかまったとのことです。

川の中州に取り残される、アホキャンパーと一緒じゃないですか?

まあ、そりゃ、朝日新聞の記者はホテルから外に出ないで部屋で記事書いて「現地から
実況」なんて平気でやりますから、こうして実際、凶暴な「イスラム国」の捕虜となっ
たことは貴重な経験になりますが……そのネタづくりに、日本政府やアメリカ軍を動か
すのですか?すげー迷惑です。

すでに、拉致されたアメリカ人ジャーナリストは処刑されています。140億円だか……イ
スラム国は身代金を要求したけど、アメリカ政府は「断固拒否」しました。

アルカイダより過激で凶暴なイスラム国は、このマヌケな日本人戦争見物客を「200億
円」で日本政府に身代金要求してるんじゃないでしょうか?

私ちょっと、彼のビジョンが見えたんです。書いておきます。アメブロはすぐ消すんで、
読者だけの特典。

■お騒がせイスラム国捕虜日本人のビジョン

 彼は、顔に布袋をかけられ、横たわっています……食事など必要なときは袋を外され
食べるのを許されるようです。薄暗い、ビデオ機材などがあるスタジオのような広間で
す。武装したゲリラ兵が何人か監視しています。

イスラム国側は、ただの旅人とは信じられず、ジャーナリストのような「フツー」の生
活待遇は与えていないようです。

イスラム国は日本政府に対して200億円だか……アメリカより高い身代金を代理人を通じ
て要求しています。日本政府は「余計なバカ野郎」と思いながらも、このマヌケな日本
人民間人?の命のため税金を出そうと考えています。

ところが、日本政府のこうした外交上の活動は常にアメリカ政府に対応を仰がないとい
けません。

でも、アメリカ政府は
「絶対ダメだ。連中に身代金を渡したらテロに屈服することになる。」
と反対しています。

そのため、日本政府は動けずいます。情けないことにアメリカに特殊部隊での救出を求
めています。

……まあ、外れていたら私を笑ってください。

けれど、この人「国際貢献したい」「日本のために仕事したい」とか抜かして、PMC
という傭兵派遣会社を「した」といって、出かけたそうですが、結局「ただの迷惑」
「日本政府のウン億円のリソースを消費」して、ぶざまな捕虜になっただけでした。

日本国内では3Dプリンターのおもちゃ拳銃作っただけで逮捕されるというのに、この
人、映像みたいに実弾でマシンガンうちまくっても逮捕もされません。現地で戦闘だと
いって、人も殺しているのでしょうか?殺人罪にならないのかなあ?

変ですよね。

で、この件も含めて、イスラム国の動きがこわいのです。来月9.11がきます。つまり、
9月以降、先進国ターゲットにテロが頻発するのではないかということです。

すると、株価が……そう崩れます。もちろん、安倍政権とソフトバンクの最終崩落が待
ち受けている2016年までは再起できるけど、それにしても10%から20%近い「暴落」が
近々ありえます。

それに、プラス「エボラ」です。

(内海君:小市民)

外国人労働者に徴兵義務を課す安倍政権

徴兵制度


外国人労働者受け入れ法案について、政府が日本人と同等の技能を持つ外国人に対して同額以上の報酬を支払うことを規定し
た。

既に外国人の出入国を大幅に緩和する「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案」は衆議院と参議院で可決している。

2015年に実行されることも確定済みで、最後の意見募集であるパブリックコメントの受け付けが6月26日に開始された。

抗議文を政府に送りつけない限り、エライことになる。政府のポチであるマスコミは当法案の問題点を報じない。

外国人を大量に受け入れた国はほぼ例外無く犯罪率が上がっている。私たちの生活や労働環境にも大きな影響がある。

「日本人と同等の技能」とは「タイル張り」「配管」など現行の外国人技能実習制度対象としている21職種の他、建設会社が実習する場合に限って「鉄工」「塗装」「溶接」の3職種を追加した。

外国人労働者の要件は、日本で最長3年間の技能実習を終了し、素行が善良である事。修了者は法務省が指定する「建設特定活動の資格を得ることができ、2年間継続して働けるようになる。

先進諸国では大学教授や技術者、経営者などの高額所得者に限り長期滞在の就労ビザ、永住権などを与えている。
技能や職種などで一定の水準を満たした外国人の在留者を優遇する国は、おそらく先進国では日本が初めてではないだろうか。

しかも、家族や家事労働者の帯同を認められるとある。彼らは「高度人材である必要がある」とはどこにも記されていない。日本語の読み書きが出来なくとも問題はない。

また、「高度人材」で入国した外国人が、失業や「高度人材」以外の職業へ転職しても国外退去を求められるといった規定も一切ない。

移民の国、アメリカでさえも永住権をはじめ市民権の取得は厳しい制限がある。

ところが日本は諸外国と比べて実に容易なのだ。
(中略)
日本と中国は表向きは角を突き合わせているかのようだが実は水面下では年間20万人という大量の「中国人労働就労者(移民)」を受け入れる話が進んでいるようだ。
移民を受け入れなければ中国での日系企業は締め出すぞ、と恫喝されているのだろう。
ここで今から22年前、突然起きたイラン人の日本への出稼ぎ問題について思い起こしてみよう。
太い眉毛、ひげ面、浅黒い肌の若い外国人の男たちが上野公園の西郷隆盛像の近くや代々木公園でのバザールなどに大勢たむろしつつ、「テレホンカード」をはじめ「麻薬」を密売する光景が目立った。1990年から1992年だ。
ブログ・茨城大学学術情報リポジトリ(2006年3月1日) 「イラン人来日の背景と経緯 出稼ぎイラン人の奇跡・渡日編(稲葉奈々子、樋口直人)」www.academia.edu/5597861/より引用する。
(引用、ここから)
(前略)
2. イランから日本への出稼ぎの概要
東アジア、 東南アジア、 南アジアの来日外国人輩出国とは異なり、 イランからの出稼ぎは日本にほぼ限定されている。 産油国ということもあり、 それまではむしろ労働力を受け入れる側であった。

しかし、 1979年のイスラム革命以降、 最初はアメリカへの移民が多数発生し、 次いで西欧への難民・庇護申請者が流出した。 これは労働力輸出とはいえないが、 日本への出稼ぎに先立つ国外流出の波を形成している。

日本への出稼ぎは、 こうした流れのうちの最後に当たるものであり、 イラン・イラク戦争終結後の不景気と兵役上がりの若者が都市にあふれるというプッシュ要因で説明されることが多い。
(中略)
もしかすると安倍政権は米政府の命令により自衛隊の海外派兵に踏み切るだろう。万一、自衛隊員に犠牲者が出たなら日本国民は一気に「集団的自衛権」に嫌気がさすに決まっている。

自衛隊員を募集しても集まらないかも知れない。

それを予測して「徴兵制」に踏み切るだろう。しかし、徴兵忌避が国民運動となり安倍政権は崩壊しかねない状況に追い込まれることは必至だ。
(後略)
この続きは7月21日(月)配信のメルマガ まぐまぐ!「マッド・アマノの“世界は嘘ばっかり”」をお読みください。
http://www.mag2.com/m/0001598646.html

安倍政権のNHKへの政治介入

安倍腹話術


自民党の菅官房長官の秘書官がNHKに抗議したという話が週刊フライデー(7月25日号)に掲載された。
(転載、ここから)
タイトルは「『クローズアップ現代』で集団的自衛権について突っ込まれた菅官房長官側が激怒」そして「国谷(くにや)キャスターは涙した…」とあり、さらに安倍官邸がNHKを ”土下座”させた一部始終」と続く。

レギュラーの国谷キャスターが“涙した”とあっては「一体何が起きたのか?」とちょっぴり興味を持たざるを得ない。
(中略)
7月3日に生放送された『クローズアップ現代』について、安倍官邸がNHKに猛抗議し、上層部が右往左往しているというのだ。
 
この日の『クロ現』は、菅義偉官房長官(65)をスタジオに招き、「日朝協議」と「集団的自衛権の行使容認」について詳しく聞くというものだった。官房長官がNHKにやって来る--局には緊張感が漂っていたという。
 
「菅さんは秘書官を数人引き連れて、局の貴賓室に入りました。籾井会長も貴賓室を訪れ『今日はよろしくお願いします』と菅さんに頭を下げていました。その日の副調整室には理事がスタンバイ。どちらも普段は考えられないことです」(NHK関係者)
 
放送開始から7分ほどは日朝協議の話題。そして集団的自衛権に話が移る。政治部の原聖樹記者が、菅氏に集団的自衛権の概念などを尋ね、菅氏が答える。キヤスターの国谷裕子氏(57)がさらに突っ込む、という流れで番組は進んだ。
 
「他国の戦争に巻き込まれるのでは」「憲法の解釈を簡単に変えていいのか」官房長官が相手でも物怖じしない国谷氏の姿勢は、さすがだった。

番組は滞りなく終了した。だが、直後に異変は起こった。近くに待機していた秘書官が内容にクレームをつけたというのだ。
(転載、ここまで)

この続きは7月14日(月)配信のメルマガ まぐまぐ!「マッド・アマノの“世界は嘘ばっかり”」をお読みください。
http://www.mag2.com/m/0001598646.html

ザッケローニ監督の後任はカズかラモス?

カズ


はじめに断っておこう。私はサッカーに詳しいわけでもなく熱烈なサポーターでもない。とは言え、ザック・ジャパンには少なくともベスト8に入ってもらいたかった、と、まことに都合のいいことを考えている者の一人だ。

本田選手が豪語していたじゃないか、「やるからには優勝を狙う」と。まさか、とは思ったが、もしかしたら、という期待も少なからずあった。

恐らくサポーターはもちろんのこと多くの日本人はそう思ったに違いない。

テレビではかつてJリーグで活躍した選手たちがザック監督顔負けの解説を、いや采配の持論をぶっていた。それらのほとんどがベスト8も夢ではない、といったものだったように思う。

テレビ中継はNHKをはじめ民放各局が放送していたから出来る限り優勝にからむところまで頑張ってもらいたいと営利優先(高視聴率)に考えたのは当然だが、前述の本田選手の“優勝する”発言が引き金となって“一億総優勝期待感”となったことも事実だ。

前向きに考えることが悪いわけではないが、あまりに“カラ元気”だったのではないか。まっ、つかの間の夢を見たかった、ということかもしれない。

さて、ザック・ジャパンは一勝も出来ずに一次リーグ敗退となった。成田に降り立った選手たちの硬い表情を目にして「祭りは終わった」と思ったに違いない。
(後略)
 次期監督はカズに決まりか?

この続きは7月3日(木)配信のメルマガ まぐまぐ!「マッド・アマノの“世界は嘘ばっかり”」(号外)をお読みください。1ケ月間無料購読できます。
http://www.mag2.com/m/0001598646.html

高知のタブーを行く

「ハメッシュってなに?限界集落支える3種のジビエ」。
少しばかり難しい見出しだ。副題は「自由の深淵、高知のタブーを歩く」。こちらの方が分かりやすいが、ここでも「タブーとは?」と疑問符がつく。
 HUFF POST SOCIETYという硬派のブログに投稿された記事だ。
 6回連載の一回目が配信されているので是非ご覧いただきたい。http://www.huffingtonpost.jp/jcej/hameshu_b_5401745.html?utm_hp_ref=japan-society
 実は朝日新聞のデスク依光隆明氏から記事の拡散を頼まれた。依光氏とはある会合で知り合い、拙著「原発のカラクリ」(鹿砦社)を贈呈させていただいて以来、メール交信などをする関係だ。依光氏がリーダーとして原発事故を長期に渡って本紙に連載している「プロメテウスの罠」は自他ともに許す素晴らしい内容だ。同名の本がGakkenより7巻目が発売されている。今回のレポートは依光班の作品だ。
 
 ブログの冒頭に連載内容の要約がある。
(引用、ここから)
【連載】自由の深淵、高知のタブーを歩く
 全国屈指の貧乏県ながら、陽光さんさん人みな 明るく自由があふれ...。そんな高知県には幾つかのタブーがある。いや、正確にはタブーとはいえまい。都会的価値観から見るとタブーかもしれないが、高 知県的自由価値観では普通の光景なのである。たとえばそれは集落が絶滅しつつある現実であり、公的ギャンブルでありながら財政貢献はしていないという問題 であり...。法を無視して造ったマンションが超人気という「ここって本当に日本?」的な風景もある。東京育ちの若手ライター3人が自由の地、高知を歩いた。 
 高知市中心部の観光名所、日曜市から北に1時間ほど車を走らせた山あいに大川村がある。この村、実は行政関係者や学者の間ではけっこうその名を知ら れている。離島を除くと日本で最も人口が少ないうえに、住民の約半数が65歳以上。つまり過疎、少子高齢化のトップランナーなのである。頭に浮かぶのは灰 色の風景だ。限界から消滅へと向かう老人集落が点在し、背中の曲がった暗い表情のお年寄りが寂しげに生きる。そんなイメージで取材に向かった現地の実態 は...住民たちは驚くべき元気と活力を発していた。 (取材・文・写真/小林陽彦)
(引用、ここまで)
 かつて4000人超の人口が今はなんと365人にまで減少しているという。10年間で71%もの住民が他所へ流出した。
 データだけを見ると過疎地の典型だが、村に入ってみると先入観は覆された。
 村の通りの一番手前にある明坂商店の明坂静子さんの話が面白い。
 静子さんには51歳の息子がいる。類推すれば恐らく80歳前後だろう。その静子さんは背筋がピンとしていてピチピチ肌で若々しく元気はつらつなのだ。昨年11月には山作業で足を滑らせて転倒、脊髄を骨折したが、手術もせず今年3月には治ったという。
 静子さんの健康の秘訣のひとつにマムシの酒がある。「ハメッシュ」のハメとはマムシの方言、「ハメ」「ハミ」「ハブ」と同源。「ハメ酒」がなまったもの。山で捕ってきたマムシを酒に 漬け、いわば万能薬的に飲んでいるらしい。さらに生の肝を飲んだり、身を串刺しにして火で炙ってかじったりする。白焼きをすり鉢で粉末にして、ご飯にふりかけるのが一般的で、筋肉系の回復やリウマチなどに効くと伝えられている。
 さらに静子さんはタヌキの油が熱冷ましなどに効くと話す。薄いノートすら持てないほど手が不自由な静子さんの友人が膠原病に罹った際、保健所で医者からタヌキの油が良いと勧められた。友人はタヌキ油を摂取し続けたおかげで全快した。いやそれどころか癌にも効くのだという。
 これを読んで私は依光氏にメールした。実は私の妻は変形性関節症(へバーデン結節)の疑いがある。
変形性関節症は関節軟骨がすり減って、関節の変形や痛みを生じる状態。
関節を覆っている軟骨に老化現象が起こることが原因で、特に指先を酷使する人に起きやすいと言われている。  特徴としては指の先端の関節に変形性関節症が起こりやすく、関節の腫れと痛みが現れ、進行していくと物がつかめなくなってしまう。妻は若い頃、長年に渡って彫金を制作していた。ガスバーナーや細いヤスリを持って仕上げ作業を一日、3時間以上続けたことが指への疲労に繋がったのかもしれない。医者に診てもらったのだが適切な治療法はない。タヌキ油の入手方法を依光氏に尋ねた所「家にひとつ残っているので送りましょう」との返事をいただいた。市販していないものだけに、これほどありがたいことはない。
 記者の小林氏は民間療法の効能の真意を確かめるため高知県の医事・業務課に電話した。担当者は「「驚愕の話ですね。一部では漢方に用いられるマムシはまだしも、タヌキの油に関しては局方(医薬品の基準を定めた文書)にすら載っていない。薬事法で無許可の医薬品になると、取り締まりの対象になります。グレーゾーンを地でいく感じです」と素っ気ない返事。 
 「医学の理屈や常識を超越した山の秘薬とでも言おうか。山あいの集落の、とてつもない自由に触れた気がした。」と小林記者は言う。
 次回が楽しみなレポートだ。あらためて、みなさんの一読をおすすめしたい。
タヌキ油

高知のタブーを行く

「ハメッシュってなに?限界集落支える3種のジビエ」。
少しばかり難しい見出しだ。副題は「自由の深淵、高知のタブーを歩く」。こちらの方が分かりやすいが、ここでも「タブーとは?」と疑問符がつく。
 HUFF POST SOCIETYという硬派のブログに投稿された記事だ。
 6回連載の一回目が配信されているので是非ご覧いただきたい。http://www.huffingtonpost.jp/jcej/hameshu_b_5401745.html?utm_hp_ref=japan-society
 実は朝日新聞のデスク依光隆明氏から記事の拡散を頼まれた。依光氏とはある会合で知り合い、拙著「原発のカラクリ」(鹿砦社)を贈呈させていただいて以来、メール交信などをする関係だ。依光氏がリーダーとして原発事故を長期に渡って本紙に連載している「プロメテウスの罠」は自他ともに許す素晴らしい内容だ。同名の本がGakkenより7巻目が発売されている。今回のレポートは依光班の作品だ。
 
 ブログの冒頭に連載内容の要約がある。
(引用、ここから)
【連載】自由の深淵、高知のタブーを歩く
 全国屈指の貧乏県ながら、陽光さんさん人みな 明るく自由があふれ...。そんな高知県には幾つかのタブーがある。いや、正確にはタブーとはいえまい。都会的価値観から見るとタブーかもしれないが、高 知県的自由価値観では普通の光景なのである。たとえばそれは集落が絶滅しつつある現実であり、公的ギャンブルでありながら財政貢献はしていないという問題 であり...。法を無視して造ったマンションが超人気という「ここって本当に日本?」的な風景もある。東京育ちの若手ライター3人が自由の地、高知を歩いた。 
 高知市中心部の観光名所、日曜市から北に1時間ほど車を走らせた山あいに大川村がある。この村、実は行政関係者や学者の間ではけっこうその名を知ら れている。離島を除くと日本で最も人口が少ないうえに、住民の約半数が65歳以上。つまり過疎、少子高齢化のトップランナーなのである。頭に浮かぶのは灰 色の風景だ。限界から消滅へと向かう老人集落が点在し、背中の曲がった暗い表情のお年寄りが寂しげに生きる。そんなイメージで取材に向かった現地の実態 は...住民たちは驚くべき元気と活力を発していた。 (取材・文・写真/小林陽彦)
(引用、ここまで)
 かつて4000人超の人口が今はなんと365人にまで減少しているという。10年間で71%もの住民が他所へ流出した。
 データだけを見ると過疎地の典型だが、村に入ってみると先入観は覆された。
 村の通りの一番手前にある明坂商店の明坂静子さんの話が面白い。
 静子さんには51歳の息子がいる。類推すれば恐らく80歳前後だろう。その静子さんは背筋がピンとしていてピチピチ肌で若々しく元気はつらつなのだ。昨年11月には山作業で足を滑らせて転倒、脊髄を骨折したが、手術もせず今年3月には治ったという。
 静子さんの健康の秘訣のひとつにマムシの酒がある。「ハメッシュ」のハメとはマムシの方言、「ハメ」「ハミ」「ハブ」と同源。「ハメ酒」がなまったもの。山で捕ってきたマムシを酒に 漬け、いわば万能薬的に飲んでいるらしい。さらに生の肝を飲んだり、身を串刺しにして火で炙ってかじったりする。白焼きをすり鉢で粉末にして、ご飯にふりかけるのが一般的で、筋肉系の回復やリウマチなどに効くと伝えられている。
 さらに静子さんはタヌキの油が熱冷ましなどに効くと話す。薄いノートすら持てないほど手が不自由な静子さんの友人が膠原病に罹った際、保健所で医者からタヌキの油が良いと勧められた。友人はタヌキ油を摂取し続けたおかげで全快した。いやそれどころか癌にも効くのだという。
 これを読んで私は依光氏にメールした。実は私の妻は変形性関節症(へバーデン結節)の疑いがある。
変形性関節症は関節軟骨がすり減って、関節の変形や痛みを生じる状態。
関節を覆っている軟骨に老化現象が起こることが原因で、特に指先を酷使する人に起きやすいと言われている。  特徴としては指の先端の関節に変形性関節症が起こりやすく、関節の腫れと痛みが現れ、進行していくと物がつかめなくなってしまう。妻は若い頃、長年に渡って彫金を制作していた。ガスバーナーや細いヤスリを持って仕上げ作業を一日、3時間以上続けたことが指への疲労に繋がったのかもしれない。医者に診てもらったのだが適切な治療法はない。タヌキ油の入手方法を依光氏に尋ねた所「家にひとつ残っているので送りましょう」との返事をいただいた。市販していないものだけに、これほどありがたいことはない。
 記者の小林氏は民間療法の効能の真意を確かめるため高知県の医事・業務課に電話した。担当者は「「驚愕の話ですね。一部では漢方に用いられるマムシはまだしも、タヌキの油に関しては局方(医薬品の基準を定めた文書)にすら載っていない。薬事法で無許可の医薬品になると、取り締まりの対象になります。グレーゾーンを地でいく感じです」と素っ気ない返事。 
 「医学の理屈や常識を超越した山の秘薬とでも言おうか。山あいの集落の、とてつもない自由に触れた気がした。」と小林記者は言う。
 次回が楽しみなレポートだ。あらためて、みなさんの一読をおすすめしたい。
タヌキ油

マッド・アマノ講演会のご案内

タイトル
ウラン・ビジネスの総元締「リオ・チント・ジンク社」知らずして‘脱原発’語るなかれーー原発のカラクリ
主な内容
★ 福島で何が起きているか?
「除染景気」に湧く「スパリゾートハワイアンズ」
‘風が吹けば桶屋が儲かる’
★ 検査で異常が見つかった子供が、他の病院で再検査することさえ、福島県は許可していない。
★ 菅直人首相が失脚した本当の理由
★ 東電はまったく罪の意識はない
★ 42歳の湯川秀樹博士がノーベル物理学賞を受賞できた、その理由
★ 27歳の中曽根康弘「キノコ雲」目撃談はウソ
★ 中曽根+正力は米国の「原子力平和利用」推進ピエロ
★ フランス映画「シェルブールの雨傘」は原発隠しだった
★   ウラン・ビジネスのリオ・チント・ジンク社知らずして脱原発語るなかれ

講師:マッド・アマノ
主催: 草の根勉強会in杉並&中野

日時:3月23日(日) 午後2時~5時(質疑応答含む)
会場:杉並会館第一集会室
杉並区上荻3丁目29番5号 TEL 03-3399-9436
交通:荻窪駅北口より関東バスで約5分(0番及び1番乗り場からどこ行きでも可。荻窪警察署前下車)
地図:http://p.tl/y8Er
集合:当日日曜日午後1時半にJR荻窪駅改札出たところに集合して一緒に行きます!
参加費:お一人300円

★【市民ネットメデイアグループ】によるライブ中継があります!
1)YYNewsLive
http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/

2)【ひろこツイキャスTV】: http://twitcasting.tv/rokoroko0919/show/

3)【realツイキャスTV】: http://twitcasting.tv/real_20100129/show/

4)【amanomotoyasu】:http://twitcasting.tv/amanomotoyasu/show/

アメリカに‘食い物’にされたSONY



ソニーの“独り負け”が鮮明になった。日立製作所など他の電機大手が好決算をたたき出す中での赤字転落。特にパソコン事業の売却とテレビ事業の分社化は、かつて「技術のソニー」と称された名門企業の凋落を印象付ける。
(中略)
新生ソニーが果たして優良企業に復活するのか、その確率は分からない。
しかし、歴史を振り返るとソニーは蛇に睨まれたカエルだった。
今から40数年前、1970年9月17日、ソニーはニューヨークの証券市場に上場した。外国企業としては30番目、もちろん日本企業としては初めてだ。
ソニーにとっては待ちに待った悲願達成の日だった。
さて、1971年5月10日号のTIMEの表紙に若き日の盛田昭夫社長が登場していることをご存知だろうか。
当時アメリカでトランジスタ・テレビやウォークマンなどの販売を急増させたソニー。破竹の勢に経済界の注目を浴びていた最中のことだ。

特集の見出しは「日本企業の(米国)進出とうまくやる方法」(How to Cope With JAPAN’S BUSINESS INVASION)。
米国を象徴するシンボル、アンクル・サムが持つ小型テレビの画面に盛田氏の顔が大きくはめ込まれている。かなり目立つデザインだ。

TIMEのカバー・ストーリーに取り上げられるということは、その裏には大きな経済的取引が密かに行なわれていると見るべきなのだ。
どういうことかと言えばソニーを上場させ、TIMEで全世界にお披露目をし、優良企業として陰に陽にサポートする、いわゆる外資株主の「国際金融マフィア」の存在を忘れてはならない、ということだ。

ソニー幹部、とりわけストリンガー氏はソニーの経営立て直しの理由から首切り・リストラを強行し、無理矢理、収益を出し、経営陣と一部の株主だけが株価の差額の売買で儲けるというもの。(後略)

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「家入」って何者?



23日の朝日新聞夕刊一面に都知事選候補者6人の街頭演説のカラー写真が掲載された。

上下二段3人ずつ、右上から左へ宇都宮健児、ドクター・中松、田母神俊雄、下段右から舛添要一、細川護煕、そして最後に家入一真の諸氏だ。

ここで私は思わず「えっ、あの家入さんが立候補したの?」と怪訝(けげん)に思った。

今回の立候補者の数は16名だ。6人のうちドクター・中松氏と新人の家入氏を除いて4人はそれなりに理解できるが特に朝日新聞が「家入氏」を選んだ理由は私には理解しかねる。

もしかしたら届け順が6番目なのかと思ったが家入氏は10番目だ。そうであれば選ぶ理由は他にあるのだろう。

朝日新聞に問い質したい。

家入氏を6人の中に選んだ理由は何か?と。


と、ここまで書いていたらNHK第一「報道首都圏 2014年と知事選候補に聞く」(23日 午後7時30分~8時放送)でまるで朝日新聞と示し合わせたかのように同じ候補者6人に絞ってテーマ別の政策をごく手短かに紹介していた。

ここでも、六番目に「家入氏」が選ばれている。

NHKにも朝日同様、「なぜ、家入氏なのか?」と問い質したい。

27日(月)の朝日新聞一面トップは「都知事選 舛添氏リード」、その横に小さく「本社情勢調査 細川氏ら3氏追う」とある。あとの二人は宇都宮氏と田母神氏だ。この時、すでにドクター・中松氏と家入氏は3氏の中に含まれていない。

“情勢調査”と称して選挙中に誰々が優勢とか苦戦等と書くのはいかがなものかと思う。それよりも前述のように「なぜ“泡沫候補”とも思えるドクター・中松氏と家入氏を“有力候補6人”に選んだのか、その理由を明確にすべきではないのか。

ドクター・中松氏と家入氏は朝日新聞に足を向けて眠れないはずだ。売名効果は大きく、今後、仕事に好影響を及ぼすことは間違いないのだから。
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細川さん、「東京湾ホテル・カジノ付き空母計画」、いかがですか?



「脱原発」を標榜する細川護煕(もりひろ)氏の出馬決断でにわかに都知事選の行方が分からなくなった。

自民党は独自候補を擁立出来ず、除名した舛添要一氏を正式に推薦することになった。

“除名”の意味は何だったのか?

適当な候補者がいないことも情けないが、除名した者を候補者として支援するというのも恥さらしだ。

甘利明経済再生相は10日の閣議後会見で、脱原発を争点に東京都知事選に出馬を検討している細川元首相について「殿ご乱心」と話した。

除名した候補を臆面もなく支援する自民党こそ「ご乱心」ではないのか。

さらに甘利氏は「殿のご乱心」について、「エネルギー政策は国策として、国民の利益を考えて取り組むべきだ」と説明。全原発が停止し、代替の火力発電用の燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸入などで、1日約100億円の国民の利益が海外に流出していると指摘し、現状を放置することは「政治家として努力が足りない」と話した。

一方、細川氏擁立の背後に何と小泉純一郎元首相が控えているというから話はややっこしい。
(中略)
英国では以前、別の退役空母が競売の末、スクラップ会社に落札され「貴重な遺産が失われる」と物議を醸したそうだ。

一隻の値段は定かではないがこの空母を東京都が購入して東京湾に停泊させて洋上ホテルとカジノをメインの売り物にして観光の目玉とするアイデアを私は強く推す。

費用のかかる動力源は使わずに移動は引き船に任せるから低コストで済む。日中は東京湾の外洋に出る観光遊覧コースがあり、夏季は滑走路での食事を存分に楽しめるというもの。

空母だから何と言っても地震・津波に滅法強いのがミソ。緊急の避難施設としても利用できる。

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