パリ祭
さあ、いよいよパリ祭です。日本ではパリ祭ですが、フランスでは<キャトローズ・ジュイエ>(7月14日の意味)といいます。この日10時からシャンゼリゼで軍隊の行進から始まり、夜は今年も花火です。先ほどインターネットを見ていたら、今年はエッフェル塔のふもとのシャン・デ・マルスで19時よりミッシェル・ポルナレフの無料コンサートが開かれます。何年か前には同じ場所で3大テノール、ジャン=ミッシェル・ジャー(コムロも参加)のコンサートが開かれたました。ここのところパリは天気が悪く肌寒い日が続いていますが、天気予報によると14日はまずまずと言ったところです。何万人と集まるコンサートなので良い場所をとるためには昼過ぎから行かねばなりません。老体にむち打って、がんばるぞー!!!
ナタリー・デッセイコンサート中止、<仮面舞踏会>テレビ放映
明日(7月11日)のシャンゼリゼ劇場でのナタリー・デッセイとポール・グローブスのコンサートの中止のメールが入ってきました。ナタリー・デッセイの声の調子が悪く10日間のドクターストップがかかったようです。
先日はエックス・アン・プロヴァンスでの<フィガロの結婚>が雨で中止。
ここのところ、オペラについていません。
ところで、昨日夜中にテレビでパリ国立オペラの<仮面舞踏会>の放送がありました。ビシュコフ、マルチェロ・アルヴァレズによるベストメンバーの公演の放送でした。先日の公演をもう一度、テレビで歌手の顔のアップまで見られました。
ビシュコフ 第一幕一場

第一幕二場 仮面舞踏会のシーン

マルチェロ・アルヴァレズとアンジェラ・ブラウン
先日はエックス・アン・プロヴァンスでの<フィガロの結婚>が雨で中止。
ここのところ、オペラについていません。
ところで、昨日夜中にテレビでパリ国立オペラの<仮面舞踏会>の放送がありました。ビシュコフ、マルチェロ・アルヴァレズによるベストメンバーの公演の放送でした。先日の公演をもう一度、テレビで歌手の顔のアップまで見られました。
ビシュコフ 第一幕一場

第一幕二場 仮面舞踏会のシーン

マルチェロ・アルヴァレズとアンジェラ・ブラウン
<ヴァルキューレ>(Die Walküre)を見ました。
7月2日、エックス・アン・プロヴァンスの町外れに新しく出来たグラン・テアトル・プロヴァンスでの<ヴァルキューレ>体験です。
17時30分開演、2回の休憩を含めて4時間30分以上の私にとってワグナー本格的初体験です。

会場入り口 円形の客席
一番高い席は350ユーロ。日本円では6万円近い値段です。やはり、サイモン・ラトル指揮のベルリン・フィルハーモニックだとフランスでも法外の値段ですね。私は2番目のカテゴリーの265ユーロの席で見ましたが、前から二番目の一番端の席ですがソリストの表情までよく見えて大満足でした。音響的にはかなりいい会場です。

飲み物のカウンターのあるフォワイエ
まずは、オケと指揮。ワーグナーをあまりよく知らない私でも感じられる非の打ち所のない最高の演奏でした。
そして、ソリスト。
1月パリのオペラ座で青ひげ役を好演したヴォータン役のウイラード・ホワイト。彼は神の持つ威厳、権力、そして内面の悩みを見事に歌い上げました。2幕の冒頭でフリッカが現れる時にテーブルの下に潜って隠れるシーンなどちょっと滑稽で彼がいかに恐妻家であるかうまく表現していました。
ブリュンヒルデ役のエヴァ・ジョハンソン、憎々しい味を出していたフンディング役のミカエル・ペトレンコ、ジークリンデ役のエヴァ=マリア・ウエストブレク、フリッカ役のリリ・パーシキヴィ、そして今年11月にドレスデンのタンホイザーで来日するジークムンド役のロバート・ギャンビル、スーパースターはいませんが、最高のソリストたちでした。
演出/美術/照明は、非常にシンプル。少し物足りない気もしましたが、音楽的にも演技的にも最高だったので、逆にこのくらいシンプルな方が良かったような気がします。
予習として、あのバイロイトの<ヴァルキューレ>をDVDで見たのですが、DVDと実際の舞台とは比べられないと思いますが、舞台セットも現代的で私にとってはエックスのバージョンの方が好きでした。
来年は第二夜の<ジークフリート>を公演する予定とのことです。ぜひ見に行きたいな!!

フィナーレ
17時30分開演、2回の休憩を含めて4時間30分以上の私にとってワグナー本格的初体験です。

会場入り口 円形の客席
一番高い席は350ユーロ。日本円では6万円近い値段です。やはり、サイモン・ラトル指揮のベルリン・フィルハーモニックだとフランスでも法外の値段ですね。私は2番目のカテゴリーの265ユーロの席で見ましたが、前から二番目の一番端の席ですがソリストの表情までよく見えて大満足でした。音響的にはかなりいい会場です。

飲み物のカウンターのあるフォワイエ
まずは、オケと指揮。ワーグナーをあまりよく知らない私でも感じられる非の打ち所のない最高の演奏でした。
そして、ソリスト。
1月パリのオペラ座で青ひげ役を好演したヴォータン役のウイラード・ホワイト。彼は神の持つ威厳、権力、そして内面の悩みを見事に歌い上げました。2幕の冒頭でフリッカが現れる時にテーブルの下に潜って隠れるシーンなどちょっと滑稽で彼がいかに恐妻家であるかうまく表現していました。
ブリュンヒルデ役のエヴァ・ジョハンソン、憎々しい味を出していたフンディング役のミカエル・ペトレンコ、ジークリンデ役のエヴァ=マリア・ウエストブレク、フリッカ役のリリ・パーシキヴィ、そして今年11月にドレスデンのタンホイザーで来日するジークムンド役のロバート・ギャンビル、スーパースターはいませんが、最高のソリストたちでした。
演出/美術/照明は、非常にシンプル。少し物足りない気もしましたが、音楽的にも演技的にも最高だったので、逆にこのくらいシンプルな方が良かったような気がします。
予習として、あのバイロイトの<ヴァルキューレ>をDVDで見たのですが、DVDと実際の舞台とは比べられないと思いますが、舞台セットも現代的で私にとってはエックスのバージョンの方が好きでした。
来年は第二夜の<ジークフリート>を公演する予定とのことです。ぜひ見に行きたいな!!

フィナーレ
<仮面舞踏会>をもう一度見ました。
先日に引き続き、バスティーユでの<仮面舞踏会>をもう一度見ました。
今回は最高でした。指揮者とひとりソリストが違うだけでオペラはこんなに変わるものかと実感しました。
指揮はセミヨン・ビシュコフ。前回第一幕の美術セットがドイツのナチスのように感じたのが、今回はきちんとアメリカに感じられました。音楽の軽いところは軽やかでやはりヴェルディはイタリア人です。そして、彼の指揮のオーバーアクション。タクトの振り方は、かっこよかったです!!
マルチェロ・アルヴァレズ。比べてはいけないことかもしれないけれど、彼の方がずっと良かった。他のソリストも彼にリードされるように、以前より力が入っていた感じ。
同じ作品を違う指揮者とメインソリストで見られた貴重な体験でした。
ところで、7月10日と13日は、オペラ座のホームページにも記されていないけれど、アルヴァレズの代わりにあのニール・シコフが歌います。<ユダヤの女>でシコフ・ファンになった私にとっては、3度目を見るかどうか迷っています。

フィナーレ(アルヴァレズとビシュコフ)
今回は最高でした。指揮者とひとりソリストが違うだけでオペラはこんなに変わるものかと実感しました。
指揮はセミヨン・ビシュコフ。前回第一幕の美術セットがドイツのナチスのように感じたのが、今回はきちんとアメリカに感じられました。音楽の軽いところは軽やかでやはりヴェルディはイタリア人です。そして、彼の指揮のオーバーアクション。タクトの振り方は、かっこよかったです!!
マルチェロ・アルヴァレズ。比べてはいけないことかもしれないけれど、彼の方がずっと良かった。他のソリストも彼にリードされるように、以前より力が入っていた感じ。
同じ作品を違う指揮者とメインソリストで見られた貴重な体験でした。
ところで、7月10日と13日は、オペラ座のホームページにも記されていないけれど、アルヴァレズの代わりにあのニール・シコフが歌います。<ユダヤの女>でシコフ・ファンになった私にとっては、3度目を見るかどうか迷っています。

フィナーレ(アルヴァレズとビシュコフ)
フェスティバル・エックス・アン・プロヴァンス
毎夏、プロヴァンス地方のエックス・アン・プロヴァンスで開催されるオペラ・フェスティバルに駆け足で行くことになりました。7月1日から3日までの2泊で2演目を見ます。
1日 <フィガロの結婚> アルシュヴェッシェ劇場(野外)
説明の必要もないポピュラーなオペラです。オケはマラー・シャンブラー・オーケスト
ラで、指揮はダニエル・ハーディング。この指揮者は、サイモン・ラトルの弟子だった
人で、日本にも同じオーケストラで来日しているようです。演出はヴァンサン・ブサー
ルという人でブリュッセルのモネなどで演出をしているようですね。衣装はクリスチャ
ン・ラクロワです。過去、パリ・オペラ座であの物議をかもし出したクリストフ・マル
タラー演出の作品、ビデオで、ピーター・セラーズ演出とジャン=ルイ・マルティノ
ティー演出を見ています。前記2つは時代設定も現代に置き換えた前衛と言える作品。
今回エックスではどんな演出になるか楽しみです。
2日<ヴァルキューレ> グランド・テアトル・プロヴァンス
こちらもワグナーの代表作品。私にとってこの作品はピーター・セラーズの<トリスタン
とイゾルド>に続く2番目のワグナー作品です。オケはサイモン・ラトル指揮のベルリ
ン・フィルハーモニック。昨晩は、このリンクの第一作<ラインの黄金>のDVD(パトリ
ス・シェロ演出)を見ました。今晩は<ヴァルキューレ>を見て予習します。
両作品ともソリストにはスーパースターはいませんが、オケと指揮者はかなりな人です。エックス初体験、非常に楽しみです !!!
今年のエックスはこの他に、
<後宮からの誘拐>(モーツワルト) ミンコフスキ指揮ルーブル・グルノーブル
<オルフェオ>(モンテヴェルディ) ルネ・ジャコブ指揮コンチェルト・ヴォーカル
<死の家より>(ヤナーチェク) ピエール・ブーレズ指揮マラーシャンブラー
<マドリゴ>(モンテヴェルディ) ケネス・ヴェイス指揮
ほか、ベルリン・フィルハーモニックのコンサートがほぼ7月いっぱい開催されます。
昼間はプロヴァンス地方散策、夜はオペラ。私はわずか3日だけですが時間のある人には最高のヴァカンスですね。
1日 <フィガロの結婚> アルシュヴェッシェ劇場(野外)
説明の必要もないポピュラーなオペラです。オケはマラー・シャンブラー・オーケスト
ラで、指揮はダニエル・ハーディング。この指揮者は、サイモン・ラトルの弟子だった
人で、日本にも同じオーケストラで来日しているようです。演出はヴァンサン・ブサー
ルという人でブリュッセルのモネなどで演出をしているようですね。衣装はクリスチャ
ン・ラクロワです。過去、パリ・オペラ座であの物議をかもし出したクリストフ・マル
タラー演出の作品、ビデオで、ピーター・セラーズ演出とジャン=ルイ・マルティノ
ティー演出を見ています。前記2つは時代設定も現代に置き換えた前衛と言える作品。
今回エックスではどんな演出になるか楽しみです。
2日<ヴァルキューレ> グランド・テアトル・プロヴァンス
こちらもワグナーの代表作品。私にとってこの作品はピーター・セラーズの<トリスタン
とイゾルド>に続く2番目のワグナー作品です。オケはサイモン・ラトル指揮のベルリ
ン・フィルハーモニック。昨晩は、このリンクの第一作<ラインの黄金>のDVD(パトリ
ス・シェロ演出)を見ました。今晩は<ヴァルキューレ>を見て予習します。
両作品ともソリストにはスーパースターはいませんが、オケと指揮者はかなりな人です。エックス初体験、非常に楽しみです !!!
今年のエックスはこの他に、
<後宮からの誘拐>(モーツワルト) ミンコフスキ指揮ルーブル・グルノーブル
<オルフェオ>(モンテヴェルディ) ルネ・ジャコブ指揮コンチェルト・ヴォーカル
<死の家より>(ヤナーチェク) ピエール・ブーレズ指揮マラーシャンブラー
<マドリゴ>(モンテヴェルディ) ケネス・ヴェイス指揮
ほか、ベルリン・フィルハーモニックのコンサートがほぼ7月いっぱい開催されます。
昼間はプロヴァンス地方散策、夜はオペラ。私はわずか3日だけですが時間のある人には最高のヴァカンスですね。
<ペレアスとメリザンド>を見ました。
昨日、シャンゼリゼ劇場の<ペレアスとメリザンド>を見てきました。私にとって、シャンゼリゼ劇場は初デビューです。フランスものということで期待して見に行きましたが、もちろん期待以上の出来でした。
シャンゼリゼ劇場はガルニエ宮を一回り小さくした漢字で、3回のバルコンの正面で見たのですが、音もよく大満足でした。(ただし横の階段に座ったアーティスト風の体臭が臭かった、最悪!!)
オランダ人のベルナルド・ハイティンク指揮のフランス国立オーケストラは、ミュージシャンたちが若いにもかかわらず、非常に丁寧な音作りをして、心地よくドビッシーを聞けました。
演出がお金がかかっていない割には結構いけました。舞台セットは、幾何学的で少しメタリックな井戸のようなものと、回転してステージのスペースを変える半分沈みかけた船の甲板みたいな台。それに、墨絵のような感じで木が描いてある斜幕と岩のようなものが描いてある斜幕が2組。この斜幕への照明の当て方の違いで、ステージが幻想的に変わります。少し日本っぽいイメージですが、ドビッシーの時代はジャポニズムがパリで盛んで、演出家のジャン=ルイ・マルティノティーはその辺を意識したんじゃないかなと思います。同じ演出家で同劇場で公演された<フィガロの結婚>がDVDで出ているらしいのでぜひ見てみたいと思います。
ソリストは、メリザンド役のマグダレナ・コジェナーは、後半ちょっと疲れた感じはしましたが、重そうな引きずるように長い金髪のカツラを着けて、すばらしくこなしていました。
今回のメッケものは、ペレアス役のジャン=フランソワ・ラポワント。彼はカナダ人で、伸びのある高音で声量もあり、非常にひかっていました。今後、マークするべきソリストのような気がします。
残念ながら、デジカメは忘れて持っていかなかったので、カーテンコールのスチールはありません。もしかしたらもう一度見に行くので、その時は忘れないようにしたいと思います。
パリ国立オペラのように、ふんだんに美術セットにお金を使ってはいませんが、小振りにまとまった高品質のオペラを見ました。これからはシャンゼリゼ劇場にもチェックを入れていきたいと思います。
シャンゼリゼ劇場はガルニエ宮を一回り小さくした漢字で、3回のバルコンの正面で見たのですが、音もよく大満足でした。(ただし横の階段に座ったアーティスト風の体臭が臭かった、最悪!!)
オランダ人のベルナルド・ハイティンク指揮のフランス国立オーケストラは、ミュージシャンたちが若いにもかかわらず、非常に丁寧な音作りをして、心地よくドビッシーを聞けました。
演出がお金がかかっていない割には結構いけました。舞台セットは、幾何学的で少しメタリックな井戸のようなものと、回転してステージのスペースを変える半分沈みかけた船の甲板みたいな台。それに、墨絵のような感じで木が描いてある斜幕と岩のようなものが描いてある斜幕が2組。この斜幕への照明の当て方の違いで、ステージが幻想的に変わります。少し日本っぽいイメージですが、ドビッシーの時代はジャポニズムがパリで盛んで、演出家のジャン=ルイ・マルティノティーはその辺を意識したんじゃないかなと思います。同じ演出家で同劇場で公演された<フィガロの結婚>がDVDで出ているらしいのでぜひ見てみたいと思います。
ソリストは、メリザンド役のマグダレナ・コジェナーは、後半ちょっと疲れた感じはしましたが、重そうな引きずるように長い金髪のカツラを着けて、すばらしくこなしていました。
今回のメッケものは、ペレアス役のジャン=フランソワ・ラポワント。彼はカナダ人で、伸びのある高音で声量もあり、非常にひかっていました。今後、マークするべきソリストのような気がします。
残念ながら、デジカメは忘れて持っていかなかったので、カーテンコールのスチールはありません。もしかしたらもう一度見に行くので、その時は忘れないようにしたいと思います。
パリ国立オペラのように、ふんだんに美術セットにお金を使ってはいませんが、小振りにまとまった高品質のオペラを見ました。これからはシャンゼリゼ劇場にもチェックを入れていきたいと思います。
<仮面舞踏会>(Le Bal Masque)を見ました。
13日、パリ国立オペラ・バスティーユ劇場で<仮面舞踏会>を見ました。
この日の指揮はビシュコフの代わりにPaul Weigold、テノールがマルチェロ・アルヴァレズの代わりにEvan Bowersで、残念ながらどちらかと言うと控えの人の公演でした。
1幕が上がると舞台は良き時代のナチスの本部のような感じ。真ん中に大きな鷲の像があり、リッカルドは独裁者的な設定。
2幕が上がるとまたびっくり! ドラゴンの頭を持ったトーテムポールが3つ並び、南の島のジャングル風な舞台。占師が黒人の魔術で、回りには原住民が。スモークがたくさん炊かれ、思わずザ・ピーナツの出演した「モスラ」の映画が思い出されました。
休憩を挟んで3幕。また、1幕のナチス皇帝のイメージ。
美術セットは全体的に白黒トーンの無機質。舞踏会の衣装もデザインはオートクチュール風だけれどモノトーン。照明もどっちからと言うと暗めで、どう考えても、イタリアのタッチはありませんでした。
そして音楽。ヴィジュアルでドイツのイメージがあったせいかもしれませんが、オーケストラは重く重厚でヴェルディでなく、まるでワグナーの音楽を聴いているよう。一夜漬けの予習で聞いたのがアンドレア・ボッチェリのアリア2曲だけだったので、指揮者でここまで音楽って変わるのかと本当にびっくり。
ソリストで特筆すべきは、オスカル役のCamilla Tilling。スエーデン人のまだ若い(そう見えた)の力強い高音の伸びは良かった。
初めて見た<仮面舞踏会>が、ヴェルディというよりはワグナー作曲風。オーソドックスな演出、音楽を知らずに見た私は、それなりに楽しめましたが、「This is Italia」を期待していた人には、許せない作品かも知れません。出来ればもう一度、メインキャストの日に見てみたい。

カーテンコールの様子(中央の白と赤の衣装がオスカル役のCamilla Tilling
この日の指揮はビシュコフの代わりにPaul Weigold、テノールがマルチェロ・アルヴァレズの代わりにEvan Bowersで、残念ながらどちらかと言うと控えの人の公演でした。
1幕が上がると舞台は良き時代のナチスの本部のような感じ。真ん中に大きな鷲の像があり、リッカルドは独裁者的な設定。
2幕が上がるとまたびっくり! ドラゴンの頭を持ったトーテムポールが3つ並び、南の島のジャングル風な舞台。占師が黒人の魔術で、回りには原住民が。スモークがたくさん炊かれ、思わずザ・ピーナツの出演した「モスラ」の映画が思い出されました。
休憩を挟んで3幕。また、1幕のナチス皇帝のイメージ。
美術セットは全体的に白黒トーンの無機質。舞踏会の衣装もデザインはオートクチュール風だけれどモノトーン。照明もどっちからと言うと暗めで、どう考えても、イタリアのタッチはありませんでした。
そして音楽。ヴィジュアルでドイツのイメージがあったせいかもしれませんが、オーケストラは重く重厚でヴェルディでなく、まるでワグナーの音楽を聴いているよう。一夜漬けの予習で聞いたのがアンドレア・ボッチェリのアリア2曲だけだったので、指揮者でここまで音楽って変わるのかと本当にびっくり。
ソリストで特筆すべきは、オスカル役のCamilla Tilling。スエーデン人のまだ若い(そう見えた)の力強い高音の伸びは良かった。
初めて見た<仮面舞踏会>が、ヴェルディというよりはワグナー作曲風。オーソドックスな演出、音楽を知らずに見た私は、それなりに楽しめましたが、「This is Italia」を期待していた人には、許せない作品かも知れません。出来ればもう一度、メインキャストの日に見てみたい。

カーテンコールの様子(中央の白と赤の衣装がオスカル役のCamilla Tilling
<ペレアスとメリザンド>(Pelleas et Melisande)
昨日の<仮面舞踏会>に引き続き、今日14日はシャンゼリゼ劇場の<ペレアスとメリザンド>(http://www.theatrechampselysees.fr/saison-detail.php?t=1&s=66)を見に行きます。
ご存知の通り、ドビッシーの名作です。ドビッシーは私にとって、20年くらい前に彼の音楽<海>にアニメをつけた短編映画を見て好きになった作曲家です。
2000年3月にこの劇場で同じ指揮者でコンサート形式で公演された作品をオペラとして再演です。
私思うにフランスもののオペラは、イタリアものよりヒットパレード的な要素は少ないもののドイツものの完成された音楽をよりロマンティックに、また親しみやすくしたもののような気がします。
<ユダヤの女>でフランスオペラにはまってしまった私にとって、ドビッシー唯一のこの作品にようやく触れられることは喜びです。
原作は、<青い鳥>のメーテルランク。ファンタジーあるおとぎ話を期待しているのですが。
今日も予習の時間があまりないので、ストーリーのコピーを持ってカンニングしながらの鑑賞です。
指揮はオランダ人のベルナルト・ハイティンクで、ウイキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/ベルナルド・ハイティンク)を見ると、結構面白い感じ。演出は同劇場の<フィガロの結婚>で大好評を得たジャン=ルイ・マルティノティー。
キャストで特に注目すべきは、メリザンド役のマグダレナ・コジェナー。ナタリー・デッセー、アンナ・ネトレプコと一緒に評価されているメゾソプラノです。
昨日のヴェルディが重すぎたので、今日はロマンティックな世界を期待してまーす。
ご存知の通り、ドビッシーの名作です。ドビッシーは私にとって、20年くらい前に彼の音楽<海>にアニメをつけた短編映画を見て好きになった作曲家です。
2000年3月にこの劇場で同じ指揮者でコンサート形式で公演された作品をオペラとして再演です。
私思うにフランスもののオペラは、イタリアものよりヒットパレード的な要素は少ないもののドイツものの完成された音楽をよりロマンティックに、また親しみやすくしたもののような気がします。
<ユダヤの女>でフランスオペラにはまってしまった私にとって、ドビッシー唯一のこの作品にようやく触れられることは喜びです。
原作は、<青い鳥>のメーテルランク。ファンタジーあるおとぎ話を期待しているのですが。
今日も予習の時間があまりないので、ストーリーのコピーを持ってカンニングしながらの鑑賞です。
指揮はオランダ人のベルナルト・ハイティンクで、ウイキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/ベルナルド・ハイティンク)を見ると、結構面白い感じ。演出は同劇場の<フィガロの結婚>で大好評を得たジャン=ルイ・マルティノティー。
キャストで特に注目すべきは、メリザンド役のマグダレナ・コジェナー。ナタリー・デッセー、アンナ・ネトレプコと一緒に評価されているメゾソプラノです。
昨日のヴェルディが重すぎたので、今日はロマンティックな世界を期待してまーす。




