<トスカ>を見ました。
ここのところ更新が送れています。
10月25日にオペラ・バスティーユで<トスカ>を見ました。
美術セットは、現代アートのように教会などを象徴化したシンプルなものでした。照明もクリーンできれいです。美術、照明を含む演出自体は現代的で私の好みでした。さすが映画出身の演出家です。
私自身まだオペラのスペシャリストでもないし、評論家でもないので批判は避けたいのですが、トスカ役のSylvie Valayreには失望しました。別に彼女の歌が悪いのではなく、トスカとしては清純すぎる感じがしました。きっと私としてはトスカにもっと「女の欲望的」部分を期待していたからだと思います。
シンプルになっているけれど照明などで奥深さを残す演出の中で、残念ながらソリストは感情を掘り下げていないような感じでした。
以上、自分勝手な意見でした。

カーテンコール
10月25日にオペラ・バスティーユで<トスカ>を見ました。
美術セットは、現代アートのように教会などを象徴化したシンプルなものでした。照明もクリーンできれいです。美術、照明を含む演出自体は現代的で私の好みでした。さすが映画出身の演出家です。
私自身まだオペラのスペシャリストでもないし、評論家でもないので批判は避けたいのですが、トスカ役のSylvie Valayreには失望しました。別に彼女の歌が悪いのではなく、トスカとしては清純すぎる感じがしました。きっと私としてはトスカにもっと「女の欲望的」部分を期待していたからだと思います。
シンプルになっているけれど照明などで奥深さを残す演出の中で、残念ながらソリストは感情を掘り下げていないような感じでした。
以上、自分勝手な意見でした。

カーテンコール
来週<トスカ>を見ます。
最近忙しくて、オペラの予習をさぼっていました。 反省!
来週、バスティーユに<トスカ>を見に行きます。
そこで、予習を少々。
TOSCA(トスカ)
ジャコモ・プッチーニ作曲
全3幕 約2時間
1900年 ローマ・コスタンツイ劇場初演
ストーリー
1800年、恐怖政治の行われているローマで、警視総監スカルピアは歌姫トスカに政治犯アンジェロッティをかくまった画家である恋人のカヴァラドッシの命と引き換えに彼女の体を求める。スカルピアは「処刑は空砲でする」と嘘の約束をトスカとし、彼女に迫るが刺し殺されてしまう。処刑は実弾で行われ、カヴァラドッシのしに絶望したトスカも自ら命を絶つ。
解説
プッチーニの傑作オペラ。
愛と欲望が交差する緊迫のドラマ。甘美な旋律と劇的なオーケストレーション。
特に第二幕でトスカの歌う<愛に生き、恋に生き>は、最も有名なアリア。
スカルピアがとスカを抱きしめようとするとき、「これがトスカの接吻よ」と彼の胸にナイフを突き刺す。この台詞は映画のタイトルにもなった名文句。
パリ国立オペラ公演
指揮:ニコラ・ルイゾッティ
演出:ヴェルナー・シュローター
トスカ:シルヴィー・ヴァレル
カヴァラドッシ:マーキュス・ハドックス
スカルピア:サミュエル・ラメイ
指揮のニコラ・ルイゾッティはミラノ・スカラ座でムーティー、マーゼルのもとで副指揮者を務めた。2000年トリエステのヴェルディ劇場で<ステイッフェーリオ>の作曲150周年記念で指揮し、大絶賛を浴びて世界的なデビューを飾る。その後ヨーロッパの有名歌劇場で活躍し、2009年からはサンフランシスコ・オペラの音楽監督に就任の予定。日本では2004-06年にサントリー・ホールの<ホール・オペラ>で東京交響楽団を指揮しその音楽的情熱性が話題になった。急激に伸びている指揮者。
演出のヴェルナー・シュローターはドイツ人で、映画の演出出身。マリア・カラスに傾倒し、映画にオペラ的演出、オペラに映画的演出を使う。
トスカ役のシルヴィー・ヴァレルは、今注目の若手ソプラノ。歌唱力だけでなくその演技力も高く評価されている。2000年の新国立劇場でのトスカで来日している。
何となく、ハードボイルなドラマティックなオペラを期待しています。
来週、バスティーユに<トスカ>を見に行きます。
そこで、予習を少々。
TOSCA(トスカ)
ジャコモ・プッチーニ作曲
全3幕 約2時間
1900年 ローマ・コスタンツイ劇場初演
ストーリー
1800年、恐怖政治の行われているローマで、警視総監スカルピアは歌姫トスカに政治犯アンジェロッティをかくまった画家である恋人のカヴァラドッシの命と引き換えに彼女の体を求める。スカルピアは「処刑は空砲でする」と嘘の約束をトスカとし、彼女に迫るが刺し殺されてしまう。処刑は実弾で行われ、カヴァラドッシのしに絶望したトスカも自ら命を絶つ。
解説
プッチーニの傑作オペラ。
愛と欲望が交差する緊迫のドラマ。甘美な旋律と劇的なオーケストレーション。
特に第二幕でトスカの歌う<愛に生き、恋に生き>は、最も有名なアリア。
スカルピアがとスカを抱きしめようとするとき、「これがトスカの接吻よ」と彼の胸にナイフを突き刺す。この台詞は映画のタイトルにもなった名文句。
パリ国立オペラ公演
指揮:ニコラ・ルイゾッティ
演出:ヴェルナー・シュローター
トスカ:シルヴィー・ヴァレル
カヴァラドッシ:マーキュス・ハドックス
スカルピア:サミュエル・ラメイ
指揮のニコラ・ルイゾッティはミラノ・スカラ座でムーティー、マーゼルのもとで副指揮者を務めた。2000年トリエステのヴェルディ劇場で<ステイッフェーリオ>の作曲150周年記念で指揮し、大絶賛を浴びて世界的なデビューを飾る。その後ヨーロッパの有名歌劇場で活躍し、2009年からはサンフランシスコ・オペラの音楽監督に就任の予定。日本では2004-06年にサントリー・ホールの<ホール・オペラ>で東京交響楽団を指揮しその音楽的情熱性が話題になった。急激に伸びている指揮者。
演出のヴェルナー・シュローターはドイツ人で、映画の演出出身。マリア・カラスに傾倒し、映画にオペラ的演出、オペラに映画的演出を使う。
トスカ役のシルヴィー・ヴァレルは、今注目の若手ソプラノ。歌唱力だけでなくその演技力も高く評価されている。2000年の新国立劇場でのトスカで来日している。
何となく、ハードボイルなドラマティックなオペラを期待しています。
<カプリッチオ>を見ました。
9月26日にガルニエで<カプリッチオ>を見ました。この作品は2004年に上演されたものの再演です。ロバート・カーセンの演出でガルニエ宮の舞台の構造を有効に使った演出で、ステージ上には美術セットとして作ったダンスのフォワイエ(あのドガが踊り子を描いたフォワイエです。)があり、オペラの最後の部分でそのセットが無くなって、本物が舞台奥に現れると言うオペラ・ガルニエだからこそ出来る演出です。彼の演出作品は以前バスティーユで<ホッフマン物語>を見ましたが、こった舞台セット/演出で最後にはそのセットを取り払って舞台機構を見せると言う今回同様に得意技でした。
前回の主演はルネ・フレミングでした。今回のソリストに有名人はいませんでしたがなかなか深みのある良いソリストたちで、指揮のハルトムート・ヘンヒェンもすばらしかった。
「オペラにおいて言葉が大事か音楽が大事か」と言うテーマを扱った作品ですが、作者のリヒャルト・シュトラウスは最終的には答えを出さずに終わっています。オペラ座総裁のモルティエ氏も同じようにオペラにおいての演劇部分の大切さを問うています。任期の半分を終えたモルティエ氏にとって、この作品を再演したことに意義があるのではないでしょうか?

カーテンコール
前回の主演はルネ・フレミングでした。今回のソリストに有名人はいませんでしたがなかなか深みのある良いソリストたちで、指揮のハルトムート・ヘンヒェンもすばらしかった。
「オペラにおいて言葉が大事か音楽が大事か」と言うテーマを扱った作品ですが、作者のリヒャルト・シュトラウスは最終的には答えを出さずに終わっています。オペラ座総裁のモルティエ氏も同じようにオペラにおいての演劇部分の大切さを問うています。任期の半分を終えたモルティエ氏にとって、この作品を再演したことに意義があるのではないでしょうか?

カーテンコール
<アリアーヌと青ひげ>をもう一度見ました。
<アリアーヌと青ひげ>をもう一度見ました。
見たのは最終公演です。初日の評が「ル・モンド紙」に出ていましたが、あまり良いものではありませんでした。しかしその数日後に出た「フィガロ紙」では、「初日の観客は特殊なのでカーテンコール時にブーイングが出たが、2日目は感動に包まれていた。」と記されていました。
そして、私が再び見た最終日。この日のカーテンコールでは「ブラボー」も飛び出すほど、すばらしい出来でした。特にオーケストラの出来が素人の私でさえ分かるほど違いました。やはり7回の演奏を終え、かなりこなれていて、自信を持って音を出していました。カンブルランの指揮も「フィガロ紙」では「氷の炎」と表現されていましたが、最終日ではその炎がキラキラ光る「クリスタルの炎」と表現できると思います。
上演も稀で演出もかなり新しいこの<アリアーヌと青ひげ>が、来年、日本で公演されるとのことです。古い体質の日本のオペラファンには受けいられるか心配ですが、確かにこれからのオペラの姿を描く作品だと思います。
見たのは最終公演です。初日の評が「ル・モンド紙」に出ていましたが、あまり良いものではありませんでした。しかしその数日後に出た「フィガロ紙」では、「初日の観客は特殊なのでカーテンコール時にブーイングが出たが、2日目は感動に包まれていた。」と記されていました。
そして、私が再び見た最終日。この日のカーテンコールでは「ブラボー」も飛び出すほど、すばらしい出来でした。特にオーケストラの出来が素人の私でさえ分かるほど違いました。やはり7回の演奏を終え、かなりこなれていて、自信を持って音を出していました。カンブルランの指揮も「フィガロ紙」では「氷の炎」と表現されていましたが、最終日ではその炎がキラキラ光る「クリスタルの炎」と表現できると思います。
上演も稀で演出もかなり新しいこの<アリアーヌと青ひげ>が、来年、日本で公演されるとのことです。古い体質の日本のオペラファンには受けいられるか心配ですが、確かにこれからのオペラの姿を描く作品だと思います。
<アリアーヌと青ひげ公>を見ました。
9月になり、パリ国立オペラも2007/08のシーズンが始まりました。バスティーユ劇場でのその幕開けが<アリアーヌと青ひげ公>です。ポール・デュカの作品で、カンブルラン指揮、ヴィーブロック演出、ポラスキ主演のどちらかと言うと現代の作品です。

バスチーユ劇場の巨大なポスター
原作はメーテルリンクの戯曲ですが、大元はペローの童話とギリシャ神話のアドリアーヌのようです。それを、最近パリ国立オペラで<フィガロの結婚>、<トラヴィアータ>などの斬新な演出で物議をかもし出しているマルタラーの美術セットを担当していたアンナ・ヴィーブロックが演出しました。彼女の得意な「箱型」のセットです。時代設定もポスターのイメージで分かるように1960年代ぐらいでしょうか。
指揮はシルヴァン・カンブルラン。非常にモルティエ総裁に近い指揮者です。また、主役のアリアーヌはアメリカ人のデボラ・ポラスキ。この役のために2年前から準備をしたとのことです。
私にとって音楽も演出もソリストもかなり良い出来だったと思います。しかし、カーテンコールで演出のヴィーブロックが現れた時、ものすごいブーイングが出ました。これは過去、マルタラーチームが担当したときと一緒です。この斬新な演出がパリの観衆に受け入れられないのか、それとも演出自体が悪いのか。私的に見ると、ヴィーブロックの非常にドイツ的演出がフランス人に受け入れがたかったような気がします。特にこの日は初日でどちらかと言うと「古い体質」のフランス人が多かったような気もします。幕間の休憩時にオペラ観賞初めてと言う若いに日本人の旅行者と少し話をしました。彼らは「音楽も、演出も面白い」と言っていました。古い伝統的なオペラを知らない人たちにとっては舞台総合芸術として、評価するんだなと思いました。
このスキャンダラスな作品が来年日本に行きます。果たして、日本での評価はどうなるでしょうか?

カーテンコール
もう一度、この作品を見に行く予定があるので、また感想を書きますね。

バスチーユ劇場の巨大なポスター
原作はメーテルリンクの戯曲ですが、大元はペローの童話とギリシャ神話のアドリアーヌのようです。それを、最近パリ国立オペラで<フィガロの結婚>、<トラヴィアータ>などの斬新な演出で物議をかもし出しているマルタラーの美術セットを担当していたアンナ・ヴィーブロックが演出しました。彼女の得意な「箱型」のセットです。時代設定もポスターのイメージで分かるように1960年代ぐらいでしょうか。
指揮はシルヴァン・カンブルラン。非常にモルティエ総裁に近い指揮者です。また、主役のアリアーヌはアメリカ人のデボラ・ポラスキ。この役のために2年前から準備をしたとのことです。
私にとって音楽も演出もソリストもかなり良い出来だったと思います。しかし、カーテンコールで演出のヴィーブロックが現れた時、ものすごいブーイングが出ました。これは過去、マルタラーチームが担当したときと一緒です。この斬新な演出がパリの観衆に受け入れられないのか、それとも演出自体が悪いのか。私的に見ると、ヴィーブロックの非常にドイツ的演出がフランス人に受け入れがたかったような気がします。特にこの日は初日でどちらかと言うと「古い体質」のフランス人が多かったような気もします。幕間の休憩時にオペラ観賞初めてと言う若いに日本人の旅行者と少し話をしました。彼らは「音楽も、演出も面白い」と言っていました。古い伝統的なオペラを知らない人たちにとっては舞台総合芸術として、評価するんだなと思いました。
このスキャンダラスな作品が来年日本に行きます。果たして、日本での評価はどうなるでしょうか?

カーテンコール
もう一度、この作品を見に行く予定があるので、また感想を書きますね。
ヴェローナに行きました その二 <アイーダ>
ヴェローナなら<アイーダ>。このフェスティバルの定番です。と言うことで、<アイーダ>の初体験です。
夜8時過ぎ、少し早いけれど会場のアレーナに着きました。昨日、巨大なバラの花があったステージは一日にして模様替え。しかし、期待していた巨大なエジプトのセットは見当たりません。

<アイーダのセット>
このシンプルなセットでどんな<アイーダ>が展開されるか期待です。ヴェローナに来る前日偶然テレビで、ヴェルディ劇場での<アイーダ>を放映していました。かなり小さい会場で、第二幕の行進やバレーばかり強調されがちなこの作品を第三幕と第四幕に焦点を当てて、アイーダ他の登場人物の心の動きに重きを置いた演出とのこと。予習として、この<アイーダ>を見たのですが、ヴェローナでもセットがシンプルすぎるので少しがっかりしました。しかし、オペラが始まってみると、セットがシンプルな分、巨大プロジェクターでステージバックを染め、また、コーラス隊の高音と低音、ファンファーレを舞台の上下に配置して、ステレオ効果抜群で最後まで十分楽しめました。また、友好的な照明の使い方で、オペラのスペクタクル的な面(第二幕)はもちろんのこと、深い心理描写にもひきこまれていきました。

ステージの様子
指揮のダニエル・オレンはすばらしかった。オケピットのオーケストラだけでなく広いステージの上下に広がるコーラス、そのもっと外側にいる管楽器まで、式台でジャンプをしながらのオーバーアクションでまとめています。まさしくオペラ・スペクタクルにふさわしい音を聞かせてくれました。
一つ残念だったのは、第二幕終了後にダンサー、コーラスを含めたはでな挨拶があったけれどオペラの一番最後にはソリストと指揮者だけの地味なカーテンコールのみ。きっと、0時30分まで他の出演者が待っていられないのでしょう。

第二幕終わりのカーテンコール 最後のカーテンコール
ソリストたちもすばらしいレベル。アイーダ役のMicaela Carosiはヴェルディ歌い手のトップレベル。拍手のタイミングなどから見ると観客のレベルはそんなに高くはないと思いますが、それでも本当の本物を見せてくれます。
入場価格は日本円で言うと25000円ぐらいから3500円ぐらいまで。後ろの自由席ですが3500円ぐらいで、ソリストといい、演出といいこんなレベルの高いものを見られることは、オペラ人口普及のためにもすばらしいことだと思います。
出来れば来年も来て、今度は<ナブッコ>と<カルメン>を見てみたいです。
夜8時過ぎ、少し早いけれど会場のアレーナに着きました。昨日、巨大なバラの花があったステージは一日にして模様替え。しかし、期待していた巨大なエジプトのセットは見当たりません。

<アイーダのセット>
このシンプルなセットでどんな<アイーダ>が展開されるか期待です。ヴェローナに来る前日偶然テレビで、ヴェルディ劇場での<アイーダ>を放映していました。かなり小さい会場で、第二幕の行進やバレーばかり強調されがちなこの作品を第三幕と第四幕に焦点を当てて、アイーダ他の登場人物の心の動きに重きを置いた演出とのこと。予習として、この<アイーダ>を見たのですが、ヴェローナでもセットがシンプルすぎるので少しがっかりしました。しかし、オペラが始まってみると、セットがシンプルな分、巨大プロジェクターでステージバックを染め、また、コーラス隊の高音と低音、ファンファーレを舞台の上下に配置して、ステレオ効果抜群で最後まで十分楽しめました。また、友好的な照明の使い方で、オペラのスペクタクル的な面(第二幕)はもちろんのこと、深い心理描写にもひきこまれていきました。

ステージの様子
指揮のダニエル・オレンはすばらしかった。オケピットのオーケストラだけでなく広いステージの上下に広がるコーラス、そのもっと外側にいる管楽器まで、式台でジャンプをしながらのオーバーアクションでまとめています。まさしくオペラ・スペクタクルにふさわしい音を聞かせてくれました。
一つ残念だったのは、第二幕終了後にダンサー、コーラスを含めたはでな挨拶があったけれどオペラの一番最後にはソリストと指揮者だけの地味なカーテンコールのみ。きっと、0時30分まで他の出演者が待っていられないのでしょう。

第二幕終わりのカーテンコール 最後のカーテンコール
ソリストたちもすばらしいレベル。アイーダ役のMicaela Carosiはヴェルディ歌い手のトップレベル。拍手のタイミングなどから見ると観客のレベルはそんなに高くはないと思いますが、それでも本当の本物を見せてくれます。
入場価格は日本円で言うと25000円ぐらいから3500円ぐらいまで。後ろの自由席ですが3500円ぐらいで、ソリストといい、演出といいこんなレベルの高いものを見られることは、オペラ人口普及のためにもすばらしいことだと思います。
出来れば来年も来て、今度は<ナブッコ>と<カルメン>を見てみたいです。
ヴェローナに行きました その一 <セヴィリアの理髪師>
ヴェローナの野外オペラ初体験です。考えてみたら、イタリアでオペラを見るのも初めてでした。会場はローマ時代に出来た闘技場<アレーナ>。闘技場はフランスのアルルの見学、ニームでパスカル・オビスポのコンサートに行ったことはありますが、オペラを見るのは初めてです。まずは保存状態の良さと大きさにびっくり。アルル、ニームより一回り大きいサイズです。客席も全部で15000席あると聞きます。そこで日替わりで5演目を2ヶ月以上公演しています。

ヴェローナのアレーナの外観
中に入ると巨大なステージセットが目につきます。<セヴィリアの理髪師>なのに大きなバラ配したステージ。ヴェローナは非常にクラシックな演出と聞いていたので、びっくりでした。何か新しい演出を期待できそうです。

開演前のステージセット
8時45分 舞台中央に中世の衣装を来た女性が現れドラを一回鳴らし、イタリア語、ドイツ語、英語、フランス語で「伝統のろうそくをともしましょう。」と言うアナウンスがあります。それから5分後、もう一度中世の衣装の女性が現れドラを2回。そして夜9時、ドラが3階鳴り、いよいよ開幕です。
<セヴィリアの理髪師>の内容はあえて記しませんが、期待を裏切って(?)、本当にレベルの高いオペラでした。<オペラの予習>の時は、ソリストの名前しか書きませんでしたが、スーパースターはいないようですが、実はかなりレベルの高いソリストたちです。
アルマヴィヴァ伯爵役 Francesco Meli 27才の若手のイタリア人テノールですが、ヴェニスのフェニーチェ、ミラノのスカラ座を初め、イタリア中で歌っています。これから、世界中に出て行くソリストだと思います。
バルトロ役 Bruno De Simone ベテランのバリトンでドニゼッティとロッシーニを得意としていて、イタリアの有名歌劇場はもちろんのこと、チューリッヒ、アムステルダム、ワシントン、サンフランシスコまで、世界中で歌っています。
ロジーナ役 Annick Massis 私の大好きなフランス人のソプラノ。パリでの<ユダヤの女>ではシリアスな役柄でしたが、ここではコミカルにロジーナをこなし、彼女の別の一面を発見しました。
フィガロ役 Franco Vassallo 38才のイタリア人バリトン。イタリアの有名歌劇場はもちろんのこと最近ではウイーン、ベルリン、メトでも活躍しています。
とにかく、彼らソリストたちの実力と野外の巨大な会場でも通用する声量にはびっくりしました。
次に面白かったのが演出。
アルジェンチン人のHugo de Anaはスペインに住んでいて、世界中で活躍しているようです。演出だけでなく美術セットから衣装まで担当です。斬新な美術セットと効果的な照明。衣装は時代物でしたが古さを感じさせず、最後まで飽きさせない演出だったと思います。

ステージの模様

カーテンコール
カーテンコールでは花火まで打ち上げて、最高に盛り上がって終わりました。聞くところによると今年のヴェローナで一番切符の売れているオペラだそうです。
すばらしい夏の夜を過ごしました。

ヴェローナのアレーナの外観
中に入ると巨大なステージセットが目につきます。<セヴィリアの理髪師>なのに大きなバラ配したステージ。ヴェローナは非常にクラシックな演出と聞いていたので、びっくりでした。何か新しい演出を期待できそうです。

開演前のステージセット
8時45分 舞台中央に中世の衣装を来た女性が現れドラを一回鳴らし、イタリア語、ドイツ語、英語、フランス語で「伝統のろうそくをともしましょう。」と言うアナウンスがあります。それから5分後、もう一度中世の衣装の女性が現れドラを2回。そして夜9時、ドラが3階鳴り、いよいよ開幕です。
<セヴィリアの理髪師>の内容はあえて記しませんが、期待を裏切って(?)、本当にレベルの高いオペラでした。<オペラの予習>の時は、ソリストの名前しか書きませんでしたが、スーパースターはいないようですが、実はかなりレベルの高いソリストたちです。
アルマヴィヴァ伯爵役 Francesco Meli 27才の若手のイタリア人テノールですが、ヴェニスのフェニーチェ、ミラノのスカラ座を初め、イタリア中で歌っています。これから、世界中に出て行くソリストだと思います。
バルトロ役 Bruno De Simone ベテランのバリトンでドニゼッティとロッシーニを得意としていて、イタリアの有名歌劇場はもちろんのこと、チューリッヒ、アムステルダム、ワシントン、サンフランシスコまで、世界中で歌っています。
ロジーナ役 Annick Massis 私の大好きなフランス人のソプラノ。パリでの<ユダヤの女>ではシリアスな役柄でしたが、ここではコミカルにロジーナをこなし、彼女の別の一面を発見しました。
フィガロ役 Franco Vassallo 38才のイタリア人バリトン。イタリアの有名歌劇場はもちろんのこと最近ではウイーン、ベルリン、メトでも活躍しています。
とにかく、彼らソリストたちの実力と野外の巨大な会場でも通用する声量にはびっくりしました。
次に面白かったのが演出。
アルジェンチン人のHugo de Anaはスペインに住んでいて、世界中で活躍しているようです。演出だけでなく美術セットから衣装まで担当です。斬新な美術セットと効果的な照明。衣装は時代物でしたが古さを感じさせず、最後まで飽きさせない演出だったと思います。

ステージの模様

カーテンコール
カーテンコールでは花火まで打ち上げて、最高に盛り上がって終わりました。聞くところによると今年のヴェローナで一番切符の売れているオペラだそうです。
すばらしい夏の夜を過ごしました。
ヴェローナに行きます。
久々に更新します。ブログを書き続けるって大変ですね。
と言うわけで、この週末、ヴェローナに行ってきます。
見る予定は、<セヴィリアの理髪師>と<アイーダ>です。
パリ国立オペラの総裁モルティエ氏の伝記を読むと彼は若い時に一度行ったけれど二度と行く気がしなかったとあります。果たしてどうかな?
ローマ遺跡の屋外でのオペラは初体験です。先日、テレビでロベルト・アラーニャの特集があり、今年のフランスのオランジュのローマ遺跡での<イル・トレヴァトーレ>と昨年の<ラ・ボエーム>を二本立てで放映しました。<イル・トレヴァトーレ>は、かなり良かったけれど、<ラ・ボエーム>は、野外向きではないなと感じました。そして昨日、6月にパリのルクサンブール公園での野外での<セヴィリアの理髪師>の放映がありました。これはマイクを使ったオペラで、普段はマイクを使わないソリストたちがマイクをつけて歌うため中途半端な声で、最悪でした。
<セヴィリアの理髪師>
指揮:クラウディオ・シモーネ
演出:ユーゴ・ド・アナ
ソリスト:フランチェスコ・メリ、ブリュノ・ド・シモネ、アニック・マシス
クラウディオ・シモーネは来日して読売シンフォニー・オーケストラを指揮したり、結構有名な指揮者のようです。ユーゴ・ド・アナはアルジェンチン人の演出家でこの人も世界中で活躍しているようです。2003年には新国立の<ノルマ>を演出しています。
私にとって一番の期待はロジーナ役のアニック・マシスです。パリ国立オペラでの<ユダヤの女>からファンになりました。得意のベルカントでどんなステージをするか大変期待しています。
<アイーダ>
指揮:ダニエル・オレン
演出:ジャンピエロ・ソラリ
ソリスト:デュッチオ・ダル・モンテ、ドロラ・ザジック、ミカエラ・カロシ
ソリストでスターはいないようです。しかし、指揮のダニエル・オレンは、パリ国立オペラの<ユダヤの女>で2度目です。この作品は、野外で見るのがぴったりの大スペクタクルでヴェローナの十八番の一つなので、とにかく経験で見てみたいものです。
と言うわけで、雨が降らないことを祈って土曜日にパリを発ちます。
と言うわけで、この週末、ヴェローナに行ってきます。
見る予定は、<セヴィリアの理髪師>と<アイーダ>です。
パリ国立オペラの総裁モルティエ氏の伝記を読むと彼は若い時に一度行ったけれど二度と行く気がしなかったとあります。果たしてどうかな?
ローマ遺跡の屋外でのオペラは初体験です。先日、テレビでロベルト・アラーニャの特集があり、今年のフランスのオランジュのローマ遺跡での<イル・トレヴァトーレ>と昨年の<ラ・ボエーム>を二本立てで放映しました。<イル・トレヴァトーレ>は、かなり良かったけれど、<ラ・ボエーム>は、野外向きではないなと感じました。そして昨日、6月にパリのルクサンブール公園での野外での<セヴィリアの理髪師>の放映がありました。これはマイクを使ったオペラで、普段はマイクを使わないソリストたちがマイクをつけて歌うため中途半端な声で、最悪でした。
<セヴィリアの理髪師>
指揮:クラウディオ・シモーネ
演出:ユーゴ・ド・アナ
ソリスト:フランチェスコ・メリ、ブリュノ・ド・シモネ、アニック・マシス
クラウディオ・シモーネは来日して読売シンフォニー・オーケストラを指揮したり、結構有名な指揮者のようです。ユーゴ・ド・アナはアルジェンチン人の演出家でこの人も世界中で活躍しているようです。2003年には新国立の<ノルマ>を演出しています。
私にとって一番の期待はロジーナ役のアニック・マシスです。パリ国立オペラでの<ユダヤの女>からファンになりました。得意のベルカントでどんなステージをするか大変期待しています。
<アイーダ>
指揮:ダニエル・オレン
演出:ジャンピエロ・ソラリ
ソリスト:デュッチオ・ダル・モンテ、ドロラ・ザジック、ミカエラ・カロシ
ソリストでスターはいないようです。しかし、指揮のダニエル・オレンは、パリ国立オペラの<ユダヤの女>で2度目です。この作品は、野外で見るのがぴったりの大スペクタクルでヴェローナの十八番の一つなので、とにかく経験で見てみたいものです。
と言うわけで、雨が降らないことを祈って土曜日にパリを発ちます。
ポルナレフパリ祭無料野外コンサート
7月14日、エッフェル塔下のシャン・デ・マルスで行われたミッシェル・ポルナレフのコンサートに行ってきました。
19時からのコンサートですが、私の着いたのは17時30分。もう、たくさんの人でいっぱいです。まず、前座でフランスのDJのBob Sinclar、イタリアのポップ歌手Laura Pausini、ヴィジュアル系のドイツのロックバンドTokyo Hotel、ポルトガルの歌手Nelly Furadoの出演でした。ヨーロッパ各国から集まったこれらのグループはかなり面白かった。しかし………。
失望したのはポルナレフ。30年以上前の曲を昔のままでノストラジーなコンサート。声も老い、おなかの出たポルナレフ。せっかくの名曲のヒットパレードなのだから、現在の味を少しでも付け加えてほしかった。なんだか浦島太郎のようなコンサートでした。

17時にほぼいっぱい観衆 21時15分ポルナレフ登場
新大統領のサルコジが企画し、発表では60万人の人が集まったコンサートでした。以前、三大テノールやジャン=ミッシェル・ジャーとは比べられませんが、まあ、サンドイッチを食べながらワインを飲んでお祭りとしてのコンサートだから、質を求めてもしょうがないかな。そして、その後には恒例の花火。約20分間、映画をテーマに音楽と合わせて花火が打ち上げられました。


帰り道が大変だった!!!
追伸:ルームの方にこの日の朝シャンゼリゼの模様の写真をアップしますね。
19時からのコンサートですが、私の着いたのは17時30分。もう、たくさんの人でいっぱいです。まず、前座でフランスのDJのBob Sinclar、イタリアのポップ歌手Laura Pausini、ヴィジュアル系のドイツのロックバンドTokyo Hotel、ポルトガルの歌手Nelly Furadoの出演でした。ヨーロッパ各国から集まったこれらのグループはかなり面白かった。しかし………。
失望したのはポルナレフ。30年以上前の曲を昔のままでノストラジーなコンサート。声も老い、おなかの出たポルナレフ。せっかくの名曲のヒットパレードなのだから、現在の味を少しでも付け加えてほしかった。なんだか浦島太郎のようなコンサートでした。

17時にほぼいっぱい観衆 21時15分ポルナレフ登場
新大統領のサルコジが企画し、発表では60万人の人が集まったコンサートでした。以前、三大テノールやジャン=ミッシェル・ジャーとは比べられませんが、まあ、サンドイッチを食べながらワインを飲んでお祭りとしてのコンサートだから、質を求めてもしょうがないかな。そして、その後には恒例の花火。約20分間、映画をテーマに音楽と合わせて花火が打ち上げられました。


帰り道が大変だった!!!
追伸:ルームの方にこの日の朝シャンゼリゼの模様の写真をアップしますね。

