中国語の発音は難しい、とよく言われますが、私は誤解だと思っています。
それは、学び方のコツがうまく伝わっていないだけのこと。ポイントさえしっかりおさえておけば、コミュニケーションに支障がない程度の発音は、それほど難しくないのです。
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今回は、その中で、日本人の苦手意識の強い声調について書いてみたいと思います。
第一声から第四声まで、先生やCDの発音をしっかり真似て、漢字一文字なら、ある程度できるようになった。
ところが、これが二文字になり、三文字になり、文になると途端に混乱してしまいます。その理由はこんな感じでしょうか。
①第何声で発音するのか、意識していない
②第一声から第四声までの調子がしっかり覚えられていない
③変調の規則が理解できていない
④軽声の高さがわからない
①の問題は、これまでにもしつこく書いてきました。
②は教材がたくさんありますので、少しだけポイントをお伝えする予定。
③の変調ついては、「あ、私苦手!」と思った人がたくさんいるのでは?
一度説明を聞いた(読んだ)ことはあるけど、はっきり覚えていない。
規則は何となくわかるけど、しっかり練習したことがない。
という人も多いのではないかと思います。
でも、変調する第三声の字には「我,你,很,有,好,兩,幾,買」等、普段よく使うものがたくさんあるし、「不」も「一」も本当によく使います。
だから、ここは、少し時間をかけて、練習方法をご紹介したいと思います。
④の軽声も、教室ではさらっと流すことが多いので、わかりにくいところかもしれません。これも、丁寧に練習方法をご紹介する予定です。
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