ネイティヴはみんな漢字だけで読めるの?(1) | いろいろあるけど、やっぱり台湾

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繁体字の中国語、連日の雨、中国との微妙な関係…

わかったようで、よくわからない。
だから、やっぱり台湾はおもしろい!

 
中国語マスターの近道は、ピンイン(又は注音)を覚えること、という話をしています。
 
過去記事↓
 
こんな風に言うと、時々、
 
でも台湾人や中国人は漢字だけで読んでますが・・・
 
という質問を受けることがあります。ネイティヴの先生の中には、稀に、ピンインでメモすることを禁止して、「ネイティヴと同じように」漢字だけで読むことを求める方もいらっしゃいます。
 
 
では、本当にネイティヴは漢字だけで中国語を読めるようになったのでしょうか?
 
 
ここにも、大きな誤解があります。
 
確かにネイティヴの大人は、漢字だけで読んでいます。でも、彼らだって最初から、漢字だけで読めたわけではありません。
 
台湾人同僚に聞くと、小学校に入って最初に教わるのは注音。それから、漢字は知ってるものだけ書いて残りは注音、という時期がしばらく続き、その後で漢字だけで書けるようになるのだそうです。
 
絵本や子供向けの教材には、注音がフリガナのようについています。新しい漢字の読み書きを覚える時にも、注音が手がかりです。
 
(画像お借りました)
 
大人になってからも、書けない漢字は、注音で書いています。
 
中国でも、小学校に入ると、最初にピンインをしっかり勉強します。
 
 
 
つまり、ネイティヴが大人になって、あれだけの数の漢字を、ピンインや注音なしに、それだけで読み書きできるのは、ピンインや注音で勉強してきた過程があるから
 
彼らだって、最初から漢字だけで読めたわけではないのです。
 
 
 
そうは言っても・・・
 
「ピンインや注音の歴史は新しい。その前は、みんな漢字だけで読めたのでは・・・???」
 
というのがちょっと気になりますね。
 
でも、ここにも、ちょっとしたトラップがあるのです。
 
 
 
ここまでの内容をまとめました↓
 
 
 

はなまるコメント、大歓迎!

 

 

 

 

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