2025夏・久美浜湾一周サイクリング（クミイチ）レポート

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京都府京丹後市の西部。兵庫県境に近いエリアにある久美浜湾。

湾というか、1周15kmの湖になっていて、「クミイチ」サイクリングを楽しむことができます

（画像出典）海の京都DMO

夏休みに輪行で京丹後へ行き、クミイチをロードバイクで走ったのですが、初心者向けのよいコースでした。本日はそのレポートをお送りします

夕日ヶ浦からスタート！久美浜湾サイクリングへ

宿泊した夕日ヶ浦木津温泉から久美浜湾までは、南西方面へ片道5kmほど。

夕日ヶ浦海岸を朝5時に出発しました。

途中、縄文時代の遺跡があります

丹後砂丘沿いのメロン農園が点在する道。防風林があるので日本海は見えません。

久美浜湾に到着しました

小天橋海水浴場へ

湾の周りを時計回りに走り始めます

小天橋海水浴場に到着しました

山陰海岸国立公園に指定されている美しい海岸線

日本海と久美浜湾に挟まれた地形が天橋立に似てることから、小天橋と名付けられたそうです。

朝5時台でしたが、釣り人が結構いました。

寄せては返す波を、いつまでも見ていられそうだけれど、旅館の朝食が8時なので、先へと進みます

久美浜の古刹・如意寺と豪商稲葉本家へ

ここから先は、アップダウンあり

カーブも多いので注意

場所によって景色が変わるのが美しい

夜明けの湖は、湖面の色が変化して飽きませんね

南岸の如意寺に到着

サイクルラックもあるのでロードバイクで来ても安心！

金剛力士像

鎌倉時代初期のものだそうです

早朝なので境内には入れませんでした

「関西花の寺二十五ヶ所霊場」の第七番札所であり、ミツバツツジで有名なのだそうです。

Photo by 漱石の猫 (Soseki no Neko), CC BY-SA 4.0 (resized), via Wikimedia Commons

春にはこんな景色が拝めるとか！来てみたいな～

＞＞＞如意寺公式サイト

如意寺からしばらく走ると、昔ながらの景観を留めた旧市街が見えてきます。

豪商稲葉本家

豪商稲葉本家は、江戸時代に廻船業や酒造業で栄えた稲葉家の邸宅。

12代目・稲葉市郎右衛門英裕が衆議院議員を務めるなど、明治期には地域を代表する名家でした。昭和初期には私財を投じて久美浜～豊岡間の鉄道敷設にも尽力し、久美浜の経済を支えました。

現在は国の登録有形文化財に指定され、邸宅や蔵を活かした展示や喫茶・お食事処を備えるミュージアムとして一般公開されています。

＞＞＞豪商稲葉本家公式サイト

かぶと山で坂道チャレンジ？

旧市街を抜けてしばらく走ると...

「かぶと山」の登り坂に差しかかります。

左折すると、なかなかの坂道がお目見え

距離は約0.9km、平均勾配6％。勾配はしっかりあるけれど、短いのでキツくはありません。

途中で地元の方とすれ違ったら、熊鈴をつけてウォーキングしていました。一見のどかだけれど、山間部は熊対策してるんだなと実感。

一旦のぼり、その後坂をかなり下ったところに「かぶと山公園」

アスレチックなどがあります。

うーん、標高低いので眺めがよくない！

看板をよく見ると・・・

どうやらこの公園は、かぶと山登山口

登山口なら眺望よくないはずだ

ちなみに展望台までは、ここから徒歩20分とのこと。

＞＞＞海の京都DMO「かぶと山展望台」

Photo by Araisyohei, CC BY-SA 4.0 (resized), via Wikimedia Commons

展望台からはこのような絶景が見えるらしい...

絶景は見たいけど、片道20分ハイキングしてたら、旅館の朝食に間に合わない

それに、サイクリング＋ハイキングって、めっちゃ脚が疲れそう...なので、今回展望台はパスして、下山しました。

（こちらの情報によると、かぶと山の激坂、e-bikeなら何とか登れてしまうらしい...）

坂を下ったところ。小天橋と呼ばれる砂州が見える

稲穂の出始めた水田、美しきかな

連なる山並みが旅情をそそります

最初の交差点に戻ってきた

ここから5km飛ばして、旅館の温泉で汗を流し、8時からの朝食に余裕で間に合いました

旅館の朝食ってただでさえ美味しいのに、早朝ライドで美味さ倍増

一周15kmと短い距離でしたが、日本海、久美浜湾（潟湖）、かぶと山の美しい景色を堪能できました。

水辺の風景って、空や木々の色を映し出して、季節によって日によって時間によって、その瞬間にしか見られない彩りを味わうことができるんですよね。

次回は別の季節にも訪れたいし、かぶと山をハイキングして展望台から久美浜湾を一望したいです

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