アンティーク・スタイリング アップしました。
ひとりで自分に向き合う場所。
誰もが必要な、ちょっぴり贅沢なそんな場所を
アンティークで仕立ててみませんか?
アンティーク・パインのサイドテーブルは
ワーキングテーブルとして使う時に
固い印象のデスクよりは
ぐっとくだけた優しい印象に。
百年以上を経てきた木肌の優しさにささえられながら
ゆったりとお仕事を・・・さあどうぞ。
学芸大学駅 「GOOD FORTUNE FACTORY」様 パインテーブル他納品
今回は、先月に納品させていただきました
「GOOD FORTUNE FACTORY」様をご紹介いたします。
東急東横線の学芸大学駅西口から徒歩2分という好立地にありました。
「白を基調とした、白木をいかした内装にしました。
アンティーク家具が存在感を発揮してくれています。」
とのコメントをいただきました。
お店を入ってすぐ、当店で納品させていただいたパインテーブルがイートインスペースになっています。
パンやクッキー、ドリンク類などをいただきながら、ちょっと一休みできるのは嬉しいですね。
実はこのパインテーブル、この夏オンエアされたエッセンシャルのCMで、佐々木希さんと共演しました。
インテリアスタイリストさんのおメガネに適うカジュアルながらも、どこか上品なフォルムです。
引き出しもついて、実用性もあります。
ナチュラルカントリーテイストの、素朴なあたたかさとかわいらしさが混在した店内。
ちょっとしたところにも、かわいい小物や植物がおかれ、
リラクゼーション効果のあるキャンドルの香りに、和みます。
オーガニック素材のエコバック・タオルなどの雑貨や、
他では見かけない食品など、オーナー様がこだわって仕入れているお品ばかり。
「 「お!これがこんなところで売っている!」と言ってもらえるような、
商品ラインナップを心がけています」とのこと。
食いしん坊のスタッフもあまり見たことのない「佐渡バター」「レモンオリーブオイル」など、美味しそうなものもたくさんありました。
清潔感のある白壁とフロアのコントラストに、
色味のグラデーションが楽しい家具たちがリズム感を演出。
壁面のちょっとした棚のディスプレイがまたカワイイ。
「スクールチェアも、木の感じがすごく気に入っています。
背面が高くないので、圧迫感がなく、店内ディスプレイ用に商品をのせています。
使い込まれた風合いが何ともいえませんね。」
と、オーナー様。
アンティーク家具の独特の質感は、長い年月とたくさんの人の手により受け継がれ、築かれてきたもの。
空間のポイントにおいていただくと、全体の雰囲気に深みを添え、控えめな上質感を演出できます。
スタッフがお話をうかがっている間も、入れ替わり立ち代わりお客様がいらっしゃっていました。
ベビーカーもスムーズに動けるゆったりした店内で、お客様も楽しそうに商品を選んでいます。
オーナー様と男性スタッフ様、お二人とも優しげなイケメン。
美味しい薬茶を試飲させていただき、すっかりくつろいでしまいました♪
入りやすく、居心地のいい雰囲気も、お客様に「GOOD FORTUNE」を提供したいというオーナー様はじめ、スタッフの方々のお心遣いからくるものなのではないでしょうか。
選ぶのが楽しくて、ついいろいろ買ってしまいました。
学芸大学へお越しの際には、ぜひ脚を運んでみてください。
ステンドグラスの色③
アンティークステンドグラスの味わいの中に、
均一でない柔らかさやあたたかさがあります。
原料の混ぜ具合、添加物の配合、
ガラスの徐冷(温度管理をしながらゆっくりと冷却すること)の加減・・・
様々な要因によって、古い時代には均質なガラスに仕上がらなかったようです。
ガラスが溶融している(真っ赤に溶けている)ときは、
どのくらいの溶液を混ぜるか、見た目では判断できません。
職人の経験とカンが頼り。
ガラスには平らな表面のものや、故意に凹凸を残したものなどがあります。
ステンドグラスの表面をクリアに仕上げるか、
型板ガラスのように表情をつけるかだけでも、まったく違った風合いになります。
ガラスには、他の金属を混ぜ込んでいくことによって、
色をつけるというお話をしました。
どのような金属をどの程度使うのか、何種類ミックスするのかでも、
違った色になりますし、同じように作ったとしても、
まったく同じ色に仕上がることはなかったのでしょう。
同じ青でも、濃い青から薄い青まで、違った色味のものを組み合わせることで、
自由なグラデーションになっていたかもしれません。
中世のガラスは、原料に混入した不純物、顔料、その他の添加物のため、
その成分が複雑なものになっているものもありました。
それら不純物はガラスの生成にも、経年変化にも影響を与えました。
ガラスの色は永久的なものですが、日光にさらされると、
ガラスの中に入っているマンガンが変質してほんの少し色が変わることもあります。
そのような変色は、ケーム(鉛線)に覆われていたガラス部分には
みられないので、色がどれ位変わったのか、はっきり分かります。
この変色現象は、19世紀のガラス職人が、中世のガラス成分を分析して
再生を試みようとしたときの難題の一つだったといいます。
現代は技術進歩のおかげで、完全に温度管理ができる高温の炉と、
蓄積した知識からなる原料管理によって、薄く、
均一で泡や不純物の少ないガラスが製作できるようになりました。
完全なるクリアな美しさと強度が実現されているのです。
それでも、手仕事が感じられる不完全さ、
多様さゆえの面白みといった豊かな趣を湛えるアンティークステンドグラスの
味わいはなんとも捨てがたいもの。
当店のアンティークステンドグラスのどこかはかなげな味わいは、
場所と環境、見る人の価値観、それに時の流れとともに
変わっていくからなのかもしれません。
たくさんのステンドグラスを見比べられるのも当店の自慢の一つ。
一瞬の輝きを愉しむひと時をいかがでしょうか。
ステンドグラスの色② Red
アンティークステンドグラスの色味の中でも、
ひときわ華やかさを添えているのが「赤(red)」。
ガラスの製造技術は昔からほとんど変わっていないそうです。
中世の職人さんは、炉にくべる木材や砂が
身近に手に入る森の中に仕事場を構えていました。
職人は砂とブナの灰から取る酸化カリウムだけで、
ガラスの色を調節できることを知っていたのです。
ブナには、色付けに必要な鉄やマンガンなどの金属酸化物も
バランスよく含まれています。
とはいえ、土壌や生育環境など、条件によって木の質は変わってくるので、
色合いは毎回違ったものになります。
熟練したガラス職人は、ガラスを宙吹きする段階で、
すでにどのような色になるのかが分かったといいます。
また、時代によって、赤を発色させるために異なる金属を使用していたために、
時代により色味も異なります。
赤を発色させるには、一般的には
①酸化銅②酸化金③金属セレニウム(セレン)が使われます。
そのため、それぞれの金属によって発色した赤を
①銅赤②金赤②セレン赤と呼ぶこともあるようです。
全てのガラスが均一に染色されるわけではありません。
中世では、ルビーと呼ばれる赤色は、特に色出しが難しく、
赤色にするために混ぜ込む金属もたくさん入れていました。
そのため建築用のガラスともなれば、厚みもあるので、黒色に見えることもあります。
銅を使った赤が最も古く、ローマ期のとんぼ玉やイスラム玉にも
銅が使われています。
古代玉のやや黒味がかった茶褐色は全て銅による発色です。
次に使われたのが金で、これはごく一部の例外を除いて、
17世紀以降になります。
金赤は、ピンクがかった赤で最も品があり、
高級感がある赤といえます。
セレンは20世紀以降に使われ始めました。
金属セレンと硫化カドミウムを着色剤とし、割合を自由に変えることにより、
赤から榿までつくることができます。
比較的冴えた発色です。
当店にあるステンドグラスは1880年前後から1930年前後のものがほとんど。
赤にも、様々な色味がございます。
たくさんつるされた店内のステンドグラスから、
お好みの赤をお探しになるのも楽しいのではないでしょうか?
ステンドグラスの色①
アンティークステンドグラスの美しさは、デザインや、
古いガラスの持つ柔らかさに負うところも大きいのですが、
一番の魅力は、やっぱり多彩な色味ではないでしょうか。
透過光による色彩の美しさは、その瞬間瞬間で違っています。
日光といっても、朝日や夕日、晴れ、曇りなど、天気によっても、
全く別の発色に見えます。
そして、国によっても、日の差し方は異なっているので、
イギリスと日本とでも、ちょっと違った美しさなのかもしれません。
照明にしても、クールな光源、あたたかみのある光源によっても違います。
LEDライトであれば、お好きな光色に設定することも可能なので、
そのステンドグラスの美しさを最大限に引き出すこともできるのではないでしょうか。
ステンドグラスは、他の金属を混ぜ込んでいくことで着色します。
混ぜ具合によっても、表現は全く変わってきます。
よく混ぜ込めば均一な色、軽く混ぜただけなら、マーブル模様に。
金属溶液を混ぜて色をつけていくので、混ぜる量によって、
色の濃いガラス、薄いガラスが作れます。
また、主原料・副原料によっても違ってくるそうで、金属・非金属、
あるいは金属の酸化物などの着色剤の組み合わせ、
酸化・還元の状態を選ぶことにより、さまざまな色をつくり出すことができます。
色別 主原料
赤 :金、酸化銅、金属セレンと硫化カドミウム、酸化コバルト
黄 :硫化カドミウム、酸化セリウム、酸化チタン、銀、ニッケル、クロム、
緑 :重クロム酸カリウム、酸化クロム、酸化鉄、酸化銅、
酸化コバルト(緑系統の色はクロムが一般的)
青 :酸化コバルト、酸化銅
紫 :二酸化マンガンと酸化銅、酸化コバルト
茶 :酸化鉄と硫黄(還元剤として炭素を一緒に使う)
黄赤:金属セレンと硫化カドミウム
赤紫:二酸化マンガン、酸化ネオジム、酸化コバルト
黒 :濃い色を出すいろいろな着色剤(Mn、Cr、Ni、Co、Fe、Cu等)を混合
乳白:フッ化カルシウム、フッ化ソーダ、りん酸カルシウム、酸化ニッケル、
硫酸バリウム
色を作るときには、真っ赤に溶けたガラスに
金属を混ぜ込んでいくわけですから、
熟練した職人の経験と技術が大きく関係します。
加える金属の量、種類、温度など、繊細な色味は、
職人さんのカンとセンスにかかっているのですね。
たくさんのアンティークステンドグラスをながめていると、
一枚一枚の違いにたくさんの発見があります。
まだまだホームページではご紹介し切れない美しいステンドグラスが、
店内にはたくさんありますので、ぜひご来店のうえ、比較してみて下さい。
東京都 B社様 インレイドテーブル納品
高級住宅やマンションが立ち並ぶ一角に、今回納品させていただいたB社様の管理するマンションがありました。
おしゃれなカフェや高級スーパーが並ぶ通りにキョロキョロしながら、納品先に到着。
今回は、マンションのエントランスにおくための花台をお急ぎで手配されたいということでした。
インレイドテーブルは、フォルムはシンプルながらも、すっきりと美しく、施されたインレイも繊細で、主張しすぎない上品さがあります。
花瓶も活けられている花も豪華でボリューム感があり、今回のテーブルとの相性もぴったり。
全体のバランスもよい感じでした。
大理石のフロアに、アンティーク家具の高級マホガニーの素材感がよく馴染み、相乗効果によって、より上質な空間を演出。
かわいらしい小物がおかれた棚が壁面にリズム感を創り、落ち着いた広がりを感じさせてくれる洗練されたエントランスでした。
対応いただいた社員様は、丁寧で柔らかな物腰。
スタッフの写真撮影のお願いにも快く応じていただき、お手伝いまでしていただいて、とても助かりました。
蓄音器のお話③ 【SPレコード】
「つい最近まではCDだったけど、最近はPCにダウンロードだなあ・・・」
という方が多いのではないでしょうか?
まだまだCD、ひょっとしてカセットテープでお楽しみの方ももちろんいらっしゃることと思います。
その前はもちろんLPでしたよね。
そしてその前が、SPだったのです。
SPの意味は「Standard Playing」の略。
それに対してLPはより長く録音できるという意味の「Long Playing」の略。
LPとほぼ同時にドーナツ盤といわれるEP(Extended Play)もありましたが、
ジュークボックスに対応するため穴が大きいのが特徴でした。
小さく、録音時間が短かったため、主にシングル盤として普及しました。
SPは酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの微粉末をシェラック
(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物を主原料としています。
プラスティックで出来たLPに比べ、ずっしりと重く、録音時間も4分半前後と短く、
有機物を含むためカビがはえやすく
落下や衝撃に弱く、もろい・・等と多くの欠点をもっていますが、
なんといっても違うのは録音・再生方法。
基本的に電気を全く(ほとんど)使用しないのです。
奏者は大きな筒に向かって音楽を演奏し、その奥にある紙をふるわせ、
その紙の振動を針の振動に力学的に変換し、
その針の振動でレコードに溝を刻みます。
逆に音を再生するときは、レコードに刻まれた溝を針で振動させ、
その振動で小さな紙(人間の耳の鼓膜のようなもの)をふるわせ、
その紙のふるえを大きなメガホンのような筒で増幅し、音を再生。
したがって基本的に電気を使わないSPは(戦後の録音では電気信号に変換したものもありますが)、
「ナマの空気の振動」=「ナマの音」=「ナマの音楽」が蓄積され、再生されるのです。
なお、SPレコードという呼称は日本ではよく通用する言い方ですが、
国際的には“78s”または“78rpm record”と呼ばれることの方が多く、
英国のアンティークセンターでは“78rpm!”でやっと通じました。
実は英国アンティーク家具の塗装はシェラックのニスを使用しています。
有機物だけに、お手入れの手間はかかりますが、
年月を経るごとに木材と堅固に結びつき、美しい艶を醸し出します。
蓄音器から聞こえるSPレコードの音色の暖かさが、
どこかアンティーク家具と通じ合うところがあるのは、そんな理由かもしれません。
アイテムのセレクト
イギリスのディーラーさんに頼んでいる分のほかに、インターネットに対応していないディーラーさんのところにも寄ってきます。
アイテムとの出会いは、一期一会。
倉庫やコンテナの隅から隅までペンライト片手にもぐりこんで、探します。
ディーラーさんによってもアイテムの並べ方には個性があります。
今回入荷予定のキャビネット。
小ぶりながら、ひときわ存在感を放っていました。
インレイも美しく、入荷が楽しみです。
広い倉庫にた~くさんのチェアがあっても、店長が気に入って、買ったチェアはたった2脚・・・
こちらのチャーチチェアはまとめ買いです。
家具だけでなく、小物を扱うディーラーさんのところでは、ミニチュア好きの店長の目が輝きます!
ミニチュアホールチェア、本当に、売れるのでしょうか~
ただ、ミニチュアといえど、侮れない造り。
イギリスの上流階級のお宅にあったのではないかと想像されます。
毎回、たいへんな思いをする買い付けですが、やっぱりよいお品を探すワクワク感は、一点物のアンティークを探す醍醐味。
11月下旬には店長が厳選したアイテムが入荷してまいります。
どれもおススメですが、自分だけのお気に入りを見つけに、ぜひご来店ください。





































