化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -184ページ目

ふぉっしるのアンモライトたち

前の記事で紹介したアンモライト,
現在ふぉっしるでは3点販売しています。

アンモライト003
$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-アンモライト003
アンモナイトの殻がまるごと残ったもの。
殻のいたるところで赤色を中心とした
きれいな遊色が輝いています。
アンモライトを最初に売り出した
Korite International社の姉妹会社,
CanadaFossils社の証明書付きです。
アンモライト004
$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-アンモライト004
アンモライトの殻の一部が残ったものです。
殻の表面一面,緑や赤,青などの
遊色が輝いています。
面白いのは,内側の殻が残っていること。
$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-アンモライト004部位
上のイラストの赤線で囲んだ部分が
残っているため,
内側の若い殻まで残っているのです。
アンモライト005
$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-アンモライト005
こちらも殻の一部が残ったもの。
$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-アンモライト005部位
005は殻の外縁部が残っているため,
殻の両面で美しい遊色を見ることができます。
この一部だけでも10cmの大きさがあります。
アンモナイト本体はとても巨大な大きさ
だったでしょう。

アンモナイトの世界その4:アンモライト

アンモナイトの殻には,赤や黄,緑,青など,
美しい輝きが見られることがあります。

これは「遊色」と呼ばれるもので,
貝殻に見られる虹色の輝きと同じものです。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-遊色

遊色をもつ異常巻きアンモナイト,ポリプチコセラス

アンモナイトの遊色の輝きは強く,
宝石として使用されることもあります。

といっても,すべての遊色をもつアンモナイトが
宝石になるわけではなく,
カナダ,アルバータ州の約7000万年前
(中生代白亜紀後期)の地層から
産出するアンモナイトだけが
宝石となる美しさをもっています。

この非常に美しい輝きをもつアンモナイトは
「アンモライト」と呼ばれます。

$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-アンモライト

美しい遊色をもつアンモライト

アンモライトは殻まるごと,そして殻の一部が販売され,
貴重な宝石として人気があります。

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迫力! ダンクルオステウスフィギュア

顎をもつことで節足動物に代わって
生態系の頂点に君臨した脊椎動物。

古生代デボン紀(約4億1600万年前~約4億5900万年前)には
体長10mを超える巨大な肉食魚が出現しました。

ダンクルオステウスです。

長さ2.5~3mにもなる巨大な頭骨は
硬く重く,
顎に歯はなく,かわりに鋏のようになった
大きな骨の板がついていました。

本当に恐ろしい捕食者だったでしょうね。
あの顎で襲われたくはありません(((( ;°Д°)))),

その恐ろしいダンクルオステウスの
フィギュアを販売中です。

ダンクルオステウスフィギュア001
$化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常-ダンクルオステウスフィギュア001
かっこいい!
迫力満点!
顎には恐ろしい骨の板,
そして体の表面にはしわや細かい鱗など,
細かいところまでよく作りこまれています。
全長約34.5cm。
ぜひ手元においていただきたい素晴らしい逸品です!

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今日はほかに,

サメに近かった棘魚類

を書きました。

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