野良仕事・ガラクタ・骨董～マニアの独り言 -4ページ目

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19Dec
- 川上澄生の髭徳利＆ランプ
  ネットサーフインしていて、こんな写真を見つけました。文芸春秋発行の川上澄生の世界！この人～どうも南蛮狂い～幕末ごろから流行った～文明開化物に似たようなものがドンドン版画になって出てくるんです。この版画～欲しいなと思ってました。何故かと言いますと・・・padaも南蛮狂いの所が多少あるんです。ここに出てくるランプには、一つの特徴が・・・日本のランプは傘を、金具に被せただけでグラグラなんですが、これは金具でしっかりと固定さてています。従って輸入された物でしょうね。次に髭徳利～この徳利は本家がドイツなんですが、これが世界的に流行して各国で写し物が作られました。日本では瀬戸・備前・讃岐窯で作られています。でも見分け方は簡単～本家は塩釉（焼き上がりの最後の方に塩をほりこむ）なんです。肌がチリチリとなり、カチンカチンの焼き物が出来上がります。ですが、写し物には、これがない！何故ならば、窯に入った塩は、窯の内部にこびりつき、次から焼き物の上に落ちてくるんです。つまり、塩釉の焼き物しか焼けなくなるんです。それともう一つ～胴部にある紋章ですが、本家には意味がある紋章が使われてますが、例えば日本でしたら、ほとんど意味のない物がつけられています。padaの持ってるランプ～傘がしっかりと金具で固定され、川上澄生の版画と同じタイプです。手に入れた時は大喜びで、小細工して、LEDを入れてみましたが、少し灯りが強すぎました。♪～明かりはぼんやりともりゃいい！納得！髭徳利右は本家～胴にはバッチリ紋章が浮かび髭爺さんの顔も彫が深いです。塩釉ですから、体はカチンカチン～手に持てば響いてくるようです。一方左は、日本の瀬戸～多分ですが！顔はペタンコ胴のマークは大八車の車輪？どちらもインドネシアで見つけたものですが、日本製8に対してドイツ製２ぐらいの割合でした。これはネットで探しても骨董市でみても、大体同じ割合の様な気がします。所で、ネットでは、この様な本が売られていました。最初の写真の実物が1000円です。版画は無理だが、これなら食事を２～３日節約すれば手に入る！夕飯はスーパの５０％引きを狙って買いに行くかな？
17Dec
- スマトラで見つけたジャワ更紗
  スマトラに買い出しに行って手に入れたジャワ更紗です。ジャワ島に住んでましたから、バス（ジャワ）→船→バス（スマトラ）→ベチャ（輪タク）この様な感じで乗り継ぎいきます。一人では無理ですから現地人と一緒です。ここでのキーワードはベチャです。これは運転手の細君によるアイデアでした。ベチャの運転手は地元を良く知ってます。それで一日契約して、布を持っている（箪笥貯金）様な民家を紹介してもらうと言うアイデアです。これは結構～成果をあげました。その中で、手に入れた一枚の布・・・この手の布は結構多いんですね。手書きの様ですが、結構つくりが荒いんです。余り欲しくはなかったんですが、嫌でも買わなきゃ～次が出てきません（涙）何故、手書きかと言いますと、一番模様の大きな部分、この矢印の部分を切り取り比べてみます。もしチャップでしたら、同じになるんですが、この様に随分と違います。つまり簡単にわかる手書きと言う事になります。手書きでも、丁寧な絵付けになりますと、スタンプかと思うぐらいの精巧さになり、簡単には分かりません。これは、手書きではあるが、技術点はかなり低いと言う事になります。それと、もう一つ～この赤色にしろ、青色にしろ～色に深みがありません！最盛期のラスムは、この色の深さで持っていました。何度も染を繰り返して、深い色をだします～したがって制作に時間がかかります。特に赤は、メラーダラー（血の色）と呼ばれ、ありがたがられました。1999年発行の本ですが、ここに載っているのは、最盛期の更紗から衰退していくまでの過程が書かれています。この時点で、残っているのは数軒のみとなってますので、その時点から既に25年過ぎてどの様になってるかと心配です。では廃業した店はどうなったか？ラスム更紗は中国人の手によって作られてました。先を見越して、ジャワ更紗の工業化に成功です。儲けは少しでも、数売れば儲けるチャイニーズ商法は健在でした。ジャワ更紗にも、中国系～オランダ系～アラブ系なんてありまして、その民族特有の更紗が作られたんです。日本の更紗は日本国内だけ、ジャワ更紗は世界レベル～この辺りから違っているのかもしれませんね？最盛期のラスムバテックを取り出して比べてみます。右が最盛期の物で絵付けはチャップですので、製法上は言わば二級品ですが、この染はどうでしようか？この深い赤色がミソなんです。中国人の結束は固い！この赤色は秘伝で外に漏らさなかったんです。絹であれは、赤色は簡単に出るが綿は難しい・・・何故かと言いますと、原料の茜は動物性のたんぱく質には簡単に反応していい色がでるが、それが無い場合はくすんだ色になるとか！それを綺麗な赤色に変える為、触媒を考案しました。これが秘伝なんです。他国は、これが出来ず、やむえなく赤の部分はラスムに発注したみたいです。ですが、栄華は長く続きませんでした。更紗はやはり値が高い・・・そして、この真っ赤な色合いが、時代に合わなくなったんですね。賢い中国人達は、一気に新しい産業に方針転換したんです。勿論少数派の経営者は残り、細々と更紗を作りますが、品質は後退をしていくばかりでした。
12Dec
- 教育は安くて最大の防御なりの印判
  教育は最も安上がりな国防である！この様な話を聞いたことが有りますか？padaは聞いた事は有る様な気はしますが？そんなに深く考えた事はありませんでした。この小皿を見て大いに首を捻ったものです。時代は、明治～多分文明開化の頃の学校の教育の場面です。江戸時代が終わって、たかが20年ほどで、この様な絵皿が出てきましたよ。これは台所用品です。印判ですから、大量生産され日本中にばらまかれました。田舎のある家庭～家族で仲良く晩ご飯！子供が、父ちゃんこの絵何？と聞きます。これは子供が勉強している所だ、どこの子供も勉強しているよ！僕チンもしっかりと勉強しろよ！ウン、分った！明治政府の富国強兵のスローガン！富国→経済～この為には国民の知識水準をあげなければなりません！それには教育！この皿も随分と役に立ったと思います。此方は、子供が遊んでいるお皿です。協調の精神を学ぶ・・・これも非常に大事な教育なんですね。三人寄れば文殊の知恵凡人でも3人が一緒になれば、お釈迦様程の知恵がでる。遊びながら和を学んでいるんです。日本人は一人一人見れば大した事が無いのに団体となると、どうして強くなるのか！海外に仕事で行って、親しくなると、この様な質問をよく受けました。イラクでは町を歩けば、アッチコッチから、チャイ呑めとお呼びがかかります。調子にのるとふんだくられますので、適当にいなします。イラク人は、背丈は日本人より少々高い程度だが、骨格はしっかりしていてかなりでかく見えます。皆さん言います！あのアメリカと、どうやって戦ったんだ！負けたのは仕方がない！神風は凄い！・・・これは言って欲しくはないんですが！あまりにも有名。腹切・・・もっとすごいね・・・これも××韓国で毎日ミーテング、打ち合わせの後の雑談は何時も！部屋の片隅で数人集まってなんだかんだと唾を飛ばしながら大激論～padaさん一寸と言うもんだから中に入ります。前回は、日本の見合いの話でした！ハンギレ新聞での写真、日本人の現代の一般的な結婚、お見合いと言う場面です。それは、良いんですが・・・女は日本髪～男はちょんまげ・・・そこまではまあ愛嬌！ですが・・・二人とも裸なんですね！！こんな調子ですから、何が飛び出すか・・・話の内容は、今～日韓で戦争をしたらどうなるか？と言う事なんです。早速～聞いてきますので、ソリャ日本が負けるよと答えます。韓国は兵役があります・・・鍛えられ＆しごかれ、しています。それに毎日・・・酒を呑んで・・・喧嘩ばかりしてるじゃないか・・・家に帰ったら奥さんを殴るのは常識・・・同僚は、韓国は嫁さんを殴るから嫌だと言ったら・・・それなら、どのようにして喧嘩を止めるんですかと質問されました。冬のソナタは・・・・架空の世界、理想の世界～メルヘンの世界なんですね。現実はそうはいきません！付け加えます。日本人～普通、暴力を使う喧嘩はしないから、いざとなった時は弱いんだ！何時も鍛えてる様な人たちと戦って勝てるわけないやと言いますと・・・反応が静かなんです。padaが当然、日本は勝つと言うと思ったんでしょうね？padaさん、ここでの意見は、三日であれば韓国は勝・・・ただ3か月続けると負けるとの意見が主流なんですが・・・そう～それあってる！日本は二人三脚なんていう言葉があるし、運動会では、その様な競技がある。韓国人は確かに一対一では強いが、タッグマッチになると、お互いに足を引っ張りあいするので１＋１＝1.5人～日本は１＋１＝３人となるので総力戦になると日本有利だな！この説には、韓国人たちも納得しました。次々起こる大震災～そして大津波～世界が何時も驚くのは大変な事が起こっているのにどうしてパニックに成らずに平静な行動が取れるかと言う事でしたが、この様な日本の和の教育が根底に有るはずです。落としたお金が戻ってくる！！コリャ吃驚！こんな事をあたりまえに、平気で言える国は多くないです。Padaも以前、財布を落としましたが、一時間後に警察から電話がかかり二時間後には財布が戻ってきました。興味深いのは、この皿に欠けを修理した跡が有る事です。印判は安物、余程の物以外は捨てられる運命にあるのですが、貴重でも無いのに修理されて残っています。その修理も、凄く丁寧、これはプロの修理です。修理費で、この印判10枚～ほど買えますよ。それなのに何故修理したか？子供の印判は子供が使う、当然壊れる場合が多いのですが、これを使って育った子供が大きくなって思い出の品を修理した。それに違いがありません！その大切な思い出とは？何だったんだろうな？
10Dec
- シリア　ダマスカスの印判
  シリアのアサド政権～ついに倒れましたね。それもアレ～アレと思う間もなくあっけなく！結局は政権のバックにいた、ロシアやイランの衰退～加えて同盟国？のトルコがそっぽを向いたとか？でも、こちらはできる限りの抵抗はしましたね。駄目なのは～隣の韓国の大統領～気が狂ったのか？戒厳令を出した！大失策！まさに自ら墓穴を掘ったんです。コリャ大犯罪！こんな時代遅れの事が、今の世に通ると思ってるのでしょうか？今、世界情勢は非常に不安定～日本国民はしっかりと褌を締め直して、政府を監視し手遅れになる前に対処しなければなりません！シリアの首都は、あの有名なダマスカス鋼のダマスカスなんです。非常に歴史のある町で何があっても不思議ではないですが、一寸吃驚したことがあります。それが、手に入れた一枚の印判～これをひっくり返しました。焼物を見るには表をチラリと見て高台をじっくり見る。そうするとかなりわかってくる。例えば洋食器などであれば、メーカ名がスタンプされていることが多いので、それが有れば、どこそこの誰べえ～までわかるんです。この皿も、その様な物かと思いましたが、アレレ～一寸変だなと思いました。見ての通りダマスカスとなってるんです。さて～ダマスカスで陶磁器を作ってたのかなと思いました。日本では、染付と言いますが、英語ではズバリ～ブルー＆ホワイトと言います。中国では釉裏青（呉須で絵を描いた上に釉薬をかけるから）～そして韓国では白磁、染付が入っていても白磁と呼びます。この染付は、ベロ藍で書かれています。ベルリンがなまってベロですか？古伊万里は、呉須と言う天然染料ですが、ベロ藍は化学染料で鮮明な青色が出ます。絵付けは、ダマスカスにふさわしく中東のオアシスの景色です。それにしてもダマスカス～シリア製の陶磁器があったのかなと調べます。無い無いまったく気配ありません！ヒントは、最初の写真～ダマスカスの下側の文字にありました。これが裏側の写真マークの所を読みますと、petrus regout damascusとなります。これをズバリ入れてネットで検索したら↓ズバリ～同じものが出てきました。ネット販売されているんですね。ここまで書いてくれたら、言うことありません！このダマスカスと言う意味は、メーカのダマスカスシリーズの事だったんです。結局はオランダデルフト製～確かに軟陶～たたけばポコポコと音がして、日本・中国チンチンと言うかん高い音とは違います。
08Dec
- パステル画の様なジャワ更紗
  出窓の部分の小スペース～結構使える場所で多目的に使っています。吊るし柿は2回ほど～1ッ回目は5日間、二回目は4日間で完了しました。次は、どのように使うか？今検討中ですが、暫くは古布の陰干しにつかいます。インドネシアで集めたジャワ更紗～今、此処に広げて展示したものは、1点を除いて田舎町の家庭を回って集めた物ばかりです。その中で注目すべきは、左後ろのジャワ更紗！拡大しますと、こんな感じ！古ジャワ更紗は、地方によって特色があり、慣れればすぐに産地がわかる楽しさがあります。これも忘れましたが、本の中で○○地方のバテックと言う解説がありました。日本でもネシアでも、ほとんど見かけない更紗です。この様な小集団が作る更紗は貴重ですね。インパクトのある、まるでパステル画のような雰囲気です。細部を見ますと、やはりあった！丁寧な補修の痕があります。padaも補修したい布は、結構あるんですが方法がわかりません！膠で張り付けてるんでしょうか？でも綺麗な補修のあるものは良い証拠！それにしてもいい絵です。
05Dec
- 金継クリームなんて無茶高いクリームが出ている！
  「SK-II LXP 金継ぎクリーム」 50g 68,200円＜新製品＞「SK-II LXP 金継ぎ」では、SK-IIの独自成分「ピテラ(※)」を限界まで濃縮し、配合。「ピテラ」は発酵の過程を経て生み出される、人工で作ることはできない唯一無二の天然由来成分。最近、こんなクリームが新製品として販売されています。品名が金継なんて、一寸ふざけています。広告の写真を見たら、やはり陶磁器の金継のことで間違いなさそうですが、中々ピンときません！関連がわからないんです。割れた陶磁器の金継直しと、女性の使う～クリームの因果関係を調べたがさっぱりからない！コリャ年寄りにとって難問だ！こんな本があります。padaが集めた古陶は傷物が多い～なんでかな？貧乏だが本物が欲しい！完品は手に入らないから傷物となる。この様なコレクターが沢山いるので、こんな本がでるわけですね。最近、本屋に行ったら、ブック型の金継セットが二種類売られていた。この様な時代が来るとは思わなかったです。以前投稿しましたが、陶芸教室で亡くなった人の作りかけの花瓶に釉薬掛けをして皆で焼いたんです。所が窯から取り出した時、ガチャンと割れました。皆シーン、声がでません！そのうち、一人が箒で破片を集めだして、捨てようとしたのをpadaが直してみると引きとりました。落とした人は、そんなことできるかと半泣き顔～padaは，いやできると答えます。出来上がったのが、これ！皆さん喜びました。そして、一番喜んだ人が、亡くなった人の奥さんでした。ですが、これは金継ではなく、真鍮継だとつたえました。それで十分と大喜びでした。当時、陶芸教室では新米だったpadaの株は、それから上がり、居やすい教室となりました。最近～次の大統領府で重要ポストにつくイーロンマスク氏が、日本語で「侘び寂」の様にと発言したそうです。金継も「侘び寂の世界」～侘びは貧乏たらしいとも取れるんですが、その貧乏たらしいと、高額化粧品はどう考えても結びつきません！
03Dec
- 足を延ばして石山寺
  昨日は車で10分の産直まで大根を買いに行きました。大根は頂いたり、裏の畑から引き抜いたりするものと思ってたんですが、引っ越ししてから買うものとなったんです。店を出てから、近くに紅葉が見える所、どこかないかと検索したら、アレレ～石山寺に15分！そんなに近くなら、行ってみるかと、石山寺に決定！観光シーズンではありますが、月曜日なので、それほど混んではいなく、寂しくもない丁度～良い感じです。山門を抜けたら、こんな感じで紅葉が綺麗！滋賀県の紅葉ランキングで７～８番目と言った所でしょうか？石山寺には三度目です。最初に来たのは15年ほど前～大阪で働いていまして、定年になる一月前、これで大阪も最後、学生時代も通じて12年住み、ちょっと気になっていた石山寺にいってみようかと思い出かけました。何故～気になったかと言いますと、学生時代の知り合いが、ここで愛しの彼女に振られたからです。この時、一緒に数組が合ハイみたいな感じで行ったみたいですが、皆の前で、ものの見事に振られたました。つまり用意していた、プレゼントを受け取ってくれなかったと言う話を人づてに聞いたんです。最も成立したペアはいません！全て駄目だったそうなんですが！内部の記念館は、「光る君」一色～触らないでくださいとかかれた展示物がありました。写真を撮っては駄目よと言う展示物も・・・撮ってくれと言われても撮るものかと返したくなります。紅葉の後ろに薄っすらと見えているのが本堂で、国宝です。この中に、源氏の間と言う部屋があって紫式部が源氏物語の着想を得たと伝わっています。この「源氏の間」の呼び名は、鎌倉時代からだそうで、まんざら作り話ではないみたいですね。本堂の裏には校倉造りの物置が、近代作かと思ったら、安土桃山時代の物だそうです。紫式部は、もうあきた！気になるのが、右の松尾芭蕉の句なんです。やはり芭蕉は、この寺に来ていたなと思いました。この真近の膳所に義仲寺と言う小さなお寺があって、そこに松尾芭蕉のお墓が有るんです。このお寺、芭蕉は根城にしていたらしく、大阪で亡くなった後、弟子たちが遺言通り淀川をさかのぼって宇治川に出て、石山寺の前を流れている瀬田川に出て義仲寺に埋葬するんです。何故、芭蕉が、義仲寺に庵まで立てて、気に入ったか？理由は簡単～この寺に、木曽の義仲の墓があったからです。芭蕉は、義仲の大フアンだったみたい～義仲は源義経に討たれた。その義仲を、この地に埋葬したのは側室の巴御前！そうしますと、この小さな義仲寺には、義仲・巴御前・芭蕉の超有名人が並んでいるんですね。凄い～ドンドンつながっていきますね。この義仲寺は俳句界の聖地で、昔から俳人が沢山訪れて、句を作っています。その中で、一番有名なのが○○さんが詠んだ「木曽殿と背中合わせの寒さかな」良い句ですね！句音痴のpadaもいっぺんで覚えました。追加早々～追加で一つこの石ですが、切り出されて遠くの飛鳥の方に行く予定だったみたいです。案内書にもないが、現地に行けば、新しい発見もありますね。石山寺の前には瀬田川が流れています。近年分かったことですが、天智天皇の時代に、ここの石が切り出されて、飛鳥の川原寺中金堂（7世紀前半～半ば頃創建か）の礎石に使用されていることが明らかになりました。瀬田川から宇治川、それから淀川から大阪湾に出て、堺の方に行って、次に大和川を上っているんです。13００年前の大事業～凄いですね。
01Dec
- 初期伊万里盃で熱燗を少しだけ！
  寒くなりました。♪お金も着物もいらないよ！熱燗一寸だけ欲しいのよ～その様な事が頭に浮かぶ毎日です。盃はチビチビいける小振りが良いのでは！そう思って取り出した、初期伊万里盃！これ花園神社の骨董市で買いました。鳥居をこぐって、少し入った所～寂しげに、ふうてんの寅さんが持ってる様な鞄を置いて、その上に数個～発掘品を置いているおじさんが居ました。骨董屋は理屈好きが多い～一通り意見を述べた後～これでも正真正銘の初期伊万里です。負けに負けて、〇×円～いかがでしょうかと言うものですから吸い寄せられるように買ってしまいました。買うには買ったが、こんな小さなもの使えるかと、長年、箱の中に入れたままでした。所が、それに出番が来たんです。何となく酒を断って何百日？最初は意地でも禁酒～そのうちせっかく止めたんですからもう暫く禁酒～次に腹が出るから禁酒となってたんですが、好きな事を我慢してまで2～3年長生きした所で何になる？普通の年齢まで生きれば、それで合格だと思う様になりました。発掘品ですから、中は汚れています！おじさんの話では、かなり沸騰した湯で煮詰めたが、ここまでしか取れなかったと言います。汚れも400年間生き抜いた証拠～これが日本人の誇る「侘び寂の文化」です。ちょっと前の骨董市には、この様にpadaにとっては魅力的な物がポツリポツリとあり、それが宝探しの面白さでしたが、何故か今は出てこなく、面白さも半減～半減の七かけになってしまいましたね。昭和の初めころの置時計の上に置いてみました。こんなに小さいんです。高さ僅か３．５Cm～なんに使ったんでしようか？この様な小物にはまず伝製品は無いのでは？あってもせいぜい発掘伝製品でしょうね？古窯の横のゴミ捨て場、物原に捨てられていたからこそ生き残ったんです。これにふさわしい徳利はと・・・・前に投稿した、李朝徳利を置いてみました。これ似合いますね。それもそのはず！右は堅手ですので、慶尚南道あたりの生まれ、盃は、有田の百閒窯辺り？ルーツは同じです。昨日使おうとしたら、酒がない！試しに買ったカップ酒がない！嫁さんに聞いたら、娘の亭主に差し上げたとか・・・あんたに似合いの料理酒が有るよと言います。せっかく選び抜いた酒器に悪いと思って、使うやめました。本日、小銭を持って～前の業務スーパに行き～カップ酒を買ってきます。飲み過ぎない為には1ッ本だけが良い！
29Nov
- 干し柿、たった5日間で出来た！
  車で15分ほどの所に産直が出来ました。滋賀県でトップクラスとかと言いますが愛媛に比べれば・・・・なんです。目についたのが、これ渋柿！マンション住まいですが買ってみます。干す場所は、この出窓の場所が頭に浮かんだんです。布はボチボチ干していけばいいです。これをかたずけます。この出窓の空間下側は、エアコンの室外機になってるんです。案外と使いにくい空間ですが、ここを干し場にするんです。ピーラーを用意しました。これがあるので皮剥ぎは楽になりました。干す前に熱湯で消毒します。表面にカビが生えたら駄目なんです。気が付いた時には、もう遅い・・・カビの根は深く奥まで入ってますので、取り去るのは困難！最初が肝心。干したら、こんな感じここで、カビ対策の為、焼酎を噴霧器でかけてやれば良いんですが、これが無いので、このままで行きます。最初はサキュレータを出窓の外側に置いていましたが、出窓の中に置いた方が場所もとらず効果的ですね。朝晩もんでやります。あっという間に、良い感じになるんです。食べてみたら、無茶美味しい！しかもこの柿、種無し柿でした。口の中でとろけそう！近所の奥さんにも差し上げます。あんぽ柿と、どっこいどっこいの味～いやそれ以上！見かけもバッチリ！この柔らかさ～タッパーとの当りを見れば写真でも確認できますよね。それにしても、超短時間で出来上がりました。デジカメの日付を見てください。買ったときから、カメラの日にちは設定してないので、適当になってますが、経過時間はあってます。8日からスタート、13日に完了！何と5日間で出来上がりました。無茶早かった！残り一個となった時、嫁さんがマタマタ渋柿を買ってきました。美味しかったんでしょうね？
27Nov
- 子供の時のヒーロー赤胴鈴之助の小皿
  子供の時のヒーローは赤胴鈴之助！その頃の小皿がネットに出ていたので、これに酒の肴を入れてみたいと衝動買いしました。当時はチャンバラ全盛時代なんです。夕方外で遊んでいたら近所のラジオから、雑音だらけの♪が聞こえてくるんです。赤胴鈴之助、最初はラジオからスタートで、次に映画～そしてテレビとなりました。かなり息の長いヒーロかと思います。この画面はずっと後のテレビ放送時の赤胴鈴之助ですが、設定キャラは変わらず、ここに女の子が出てきます。この女の子～鈴之助は千葉道場に剣の修行で通いますが、そこの千葉周作の娘、千葉さゆりは、ラジオでは何と吉永小百合さんが声優でした。つまり吉永小百合さんの芸能界デビューは、ラジオの赤胴鈴之助がスタートだったんです。所が、テレビでも漫画ではない赤胴鈴之助を放送していたみたいです。TBSなので四国では映らないし、家にはテレビもなかったです。この当時の左側の女の子～吉永小百合さんなんです。この写真を見つけた人が、吉永小百合さんに確認に行ったら、本人が確かに自分だと言ったそうですが、この時の状況は覚えてないとか・・・本人が覚えてないんだから、padaが覚えているはずがないです。それにしても、かなりの美人ですね。此方は以前投稿の、子供茶碗。茶碗を、買った頃は、ぐい飲みを集めていた頃で、酒が飲める器なら何でもでOKでした。ただ、一つの条件は新しい物ではないことです。出来れば、江戸までとし、明治以降は特に良いなと思った物に限るなんて思ってたんですが、いつの間にか、この様な物が主流になってしまいました。赤胴鈴之助の皿と碗が揃いました。ほぼ同じ模様～何だか、子供の頃の写し絵を応用したみたいに見えます。小皿には明太子～茶碗には冷酒を入れ、子供の頃憧れた独酌をしようと思ったんですが、その気分になれず、今まで使ったことありません！
26Nov
- ユーチューブの動画添付が簡単になりました？今からテストです。
  ユーチューブの動画添付が超簡単になりました。これで、もし♪が聞けるんでしたら、お気に入りにメモするより簡単です。ユーチューブをクリック、クリックしたら簡単に張り付きました。ただいまからテスト！二曲とも韓国の懐メロで、トロットと言います。この懐メロがわからなかったので、エンナレ（昔）　ソングと言ってたら、何とか通じていたんです。当時は、カラオケはなく、ギターとアンプを持った、人間カラオケ　マシーンがいまして、何でもリクエストに合わせて、ギターを弾いてたんです。そのレパートリーの広さには吃驚したものです。今皆さん元気でいるかな？プレビューで見たら、音楽が出てきません？？投稿したら出るかな？ではスタート！
24Nov
- 滋賀県NO2の紅葉の名所は永源寺
  先の金曜日～滋賀県の紅葉の名所～永源寺に行ってきました。ここに来たのは3回目になります。最初は新録の頃、二回目は昨年の紅葉～ですが、雨で引き返して無念！今回は3度目の正直となりました。この橋をわたります。渓谷沿いの急な階段を登っていきます。左の看板には、あと32段と書かれていました。登ってしばらく行きますと！永源寺の総門があって、入場料500円を払います。滋賀のお寺は、どこも同じな様ですが、このお寺も度々の戦乱で～建物は新しい～江戸に入って国も安定したころのものが多いような気がします。ただ、紅葉だけは昔から有名だったみたいです。中に入ってしばらく行くと↓ようやく山門につきました。右側はかなり深い谷で、それに沿って参道があるんです。左側が確か本堂？これは新しく立て直した建物橋を渡たった左は無料休息所～お茶は無料。下側右にコーヒと書いてますね。これ200円～滋賀のお寺は、京都と違って、どこも安く楽しめます。お土産も自家製の様なものが多く～素朴な感じです。行きも帰りも人のいない骨董屋さん！前回の新録の頃も同じ～多分近所の店の人が対応してるのかもしれませんね？幕末明治～大正～昭和の骨董品？が多いです。インドからの若い観光客が多いのには驚きました。シャッタ押してくださいと頼んだら？？中国の人でした！前は京都で中国の若い女性にシャッタ押してくださいと言われました。世の中ドンドン変わります。こんな滋賀の山奥のお寺まで外国人いっぱいです。
23Nov
- この李朝徳利で燗酒が飲みたい！！
  韓国で買った李朝の徳利です。時代は李朝初期から中期ごろでしょうか？買った頃は、李朝についての知識は皆無～粉引かと思ったんですが、気がついたら堅手でした。でも、お気に入りの徳利です。買ったときは、胸元から首の中間ぐらいまで、草色のペイントで覆われて、無地刷毛目の様な感じだったんです。そんなこと知らず、日替わりぐらいで、「トンドン酒？」と言うものを飲んでました。日本酒と同じ様な酒・・・シンガポールで「コーリヤンウイスキー」と言うものがあって注文したら日本酒だったんです。騙されたと思いました、ですが、ここは海外～黙ってたんです。別に騙したのではなくこちらが勝手に思っていただけで、日本酒は韓国でも作っていたんです。当時（約40年前）は、ジンロウのサイダー瓶サイズが80円～3倍ぐらいの容量のチューブに入ったマッコリが40円～これに比べてビールはぜいたく品～1ッ本300円と高級品でした。トンドン酒は、もっと高く・・・そうお目にかかれるものではなかったんです。日本に帰って、これで燗酒を飲んでましたら、何か首回りがおかしい！お湯を沸かして、煮てみました。何やら白い物が浮かんでくるんです。そしてどんどん剥げて行って、地肌が出てきました。欠けをセメントの様なもので継いで、ペイントで隠していたんですね！全部剥がして～金直しをしました。日本の直しは欠点を堂々と見せる様な直しをします。これは他国にはないです。韓国・中国・東南アジアそしてヨーロッパの諸国、全部共直しです。共直しとは、同色の塗料で復元することです。金直しや漆直し～これをする国は日本以外、見たことがないです。これ一体何でしようか？これが侘び寂の文化と思えば多少は納得できそうですが？？？下部は、こんな感じ～側面が釉薬の溶け込み不良でブツブツとかたまっています。これ不良品ではありますが、日本の愛陶家は景色と呼んで、喜ぶんです。この徳利～多少は痘痕もあるが、それは愛嬌！この様に欠点を長所ととらえる・・・この日本の文化、面白いです。燗酒を飲んでますと徐々に酒や湯などが陶器にしみ込んできます。つまり染みができるんです。これは固く焼き締まった磁器にはありません！陶器だからできるんですね。これは愛陶家は、「雨漏り」と呼び、呑兵衛は酒器を育てると言います。この徳利は、後何升飲ませば育つだろうか？とか、幾ら飲ましても育たないなんても言います。酒器が育つか、自分がアル中になるか勝負なんて事もありえます。日本の習慣～面白いですね。この徳利チビチビ飲んで寒い冬のストレス解消と行きたいものです。さて次は～ぐい呑み選び！これも楽しい！
21Nov
- 紅葉を見に比叡山に・・・雨が降ってきて～断念！
  比叡山の紅葉を見るために琵琶湖1/4周することにしました。スタート＆ゴールは今住んでる草津なんです。琵琶湖を回るのは反時計回りが基本とか、何故か？つまり左側に琵琶湖が見えて景色が綺麗だからです。本日の天気予報は小雨～ですが出発前には晴れてます。天気予報は嘘ばかり～最近はあまり信用できません！目指すのは、ケーブルカーで比叡山に上ることです。ケーブルカー乗り場は湖西の坂本にあります。子供の頃の漫画の中やら凧の画には、武者が馬に乗って湖を渡るシーンがあります。これは、本能寺の変後、明智光秀の弟～左馬之助が、坂本城に帰ろうとしたら、敵に城を囲まれているので帰れない！そこで馬ごと、湖に飛び込み、城に逃げ帰るんですが、子供心にカッコいいと思ったものです。その坂本を、まず目指します。出発してから、一時間弱で坂本につきましたが、この町一寸変なんです？その変なと言うのは、町が静かで、石垣がきれいなんです。そこで気が付きました。これが穴太衆の積んだ石垣なんだ！これ有名ですよね。戦国時代の石垣積の名人が穴太衆なんです。車でウロウロしてたら、この様な道に出ました。駅からまっすぐ伸びた一本道、突き当りが天下の日吉大社～総本山です。ですので、この参道無茶苦茶広い～この神社は比叡山の神様なんです。そう～比叡山を守る神様がいた！その神様を祭っているのが、この日吉大社なんですね。坂本は、門前町～しかも比叡山＆日吉大社と神仏をかねる門前町だったんですね。そして坂本は、お寺だらけ～檀家もそんなに無いのに食って行けるのかと思ったんですが、バックには比叡山があったんですね。一寸観光案内書を引っ張り出しました。このお寺や神社の多さには吃驚仰天です。駅も京阪とJRがあり、京阪からだと、上の方にあるケーブルカー駅まで約15分～その程度の広さの中にお寺＆神社がびっしりと重なるように立ってるんです。そして、どれも小粒ながら、石垣があって、中を覗くと庭園があるんですから驚きです。一例が、これ！ホンマに立派！これ日吉大社の参道なんですが・・・・いい雰囲気です。この様に立派な参道なのに、お土産屋は一軒もないんです。これは多分神社の命令ですね。蕎麦屋さんと湯豆腐屋さんが2～3軒ありました、近くに行かなければわからないくらいひっそりした感じです。その様な所に、柴栗屋のおばちゃんがいました。あともう一軒、日吉神社の鳥居の横に大判焼き屋さんのテントがひっそりと、ただそれだけなんです。ほとんど観光客が来ない慈眼堂～ここは隠れた名所なんです。地元の人に案内されてやってきました。歴代の大僧正さんのお墓があります。一番手前の坊さんのお墓は、確か天海和尚？この人が、日光東照宮の案を作った人なんですね。早々～信長の比叡山の焼き討ち後、比叡山の再建に尽くした人として知られています。中央の大きな石は、桓武天皇の分骨された墓で、隣は東照宮権現さんです。歴代の坊さんの墓がずらりと並んでます。ここまで来たら、坂本にお寺が多い理由がわかりました。延暦寺で働いていた坊さんが年を取って、動けなくなったら、里に下りてきて余生を送るんです。何とて金持ちのお寺～檀家なんていりませんよね。そして、穴太衆による、奉仕の庭つくり！どの、お寺も院も、立派な庭もち～ここれ坊さんたちは余生を送っていたんです。これを、里坊と言うみたいです。もう一つ～付録として、この様な物がありました。よく見ますと・・・和泉式部の供養塔そしたら奥は・・・清少納言ときました。何か足りませんね？御心配なく、写真には写ってませんが、手前に紫式部さんもいるんです。ケーブルカー乗り場まで行って、比叡山に上ろうとしたんですが、雨が又降りだして上がっても霧の中で見えないだろうと止めました。この奥は、日吉大社になりますが、ここもパス！近くなので出直すことにし、家に帰ります。この日は橋代の120円の出費ですみ、ありがたい事でした。
20Nov
- 中国海軍強化の原因は、この印判にある！
  10年前にヤフーブログに投稿した記事です。この時～日清戦争の敗北を教訓に、中国海軍は強化に頑張ると言う記事でした。それから10年～ドンドン強化をし続けています。勿論海軍だけではなく、陸場はより怪しくなってきてます・・・所で日清戦争頃の日本はどだったか？アジアは、西洋諸国からの植民地化で、残るはタイ国と極東の日本のみ、次々と西洋強国が日本に押し寄せてきて、5か国から治外法権を押し付けられました。日本も待ったなし～風前の灯火みたいな状態でした。何となく強国同士のバランスで持ってるような感じですよね。その様な時に起こった日清戦争の勝利～これによって日本はようやく国として認められ治外法権を廃止することが出来たんです。中国には気の毒でしたが、日本の為には大事な戦争でした。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2014.07.3108:37中国海軍強化の原因は、この印判にある！最近の中国の海軍強化は目覚ましく、どこまでやるのかと思っていたら、目標は世界一の海軍力を持つことで、その原因は新聞によると、日清戦争に大敗した事にあるそうです。７月２５日は日清戦争の勃発の日で、１２０年目～今年は二回目の還暦の記念日で、これまでの日本批判よりも敗戦からの教訓を学び世界一の海軍を作らねばならないと言うのが海軍力強化のお題目なんです。今の主席に近い将軍が、日本の大陸侵攻を分析した結果、日本国に大きな災害＆事件が発生した時、そして強力な指導者が出現した時が重なった時が一番危ないみたいです。今がまさにその時だそうです。そういうことで、この日清戦争の記念館をより充実させ国民の関心を海軍力強化に向けようとするのが大目的なんです。今までの様に清国の退廃を原因とせず、失敗を分析して成功に導かそうとする心は単純な反日と違ってあっぱれと言うほかないです。１２０年前の海戦は、この様に小舟で相手の船に近づき乗り込んでから、相手をやっつける、江戸時代の様な戦法をとっていました。日清戦争の後の、日露戦争でも、似たような方法を取っています。バルチック艦隊をメタメタにした七段構えの戦法に出てきますが、夜になったら小舟の水雷艇を使って敵の船に近付きやっつけると言う方法があります。これを考えたのが、日露戦争の英雄！秋山参謀ですが、彼は村上水軍のなかでも一番強力な能島水軍の末裔で、村上海賊の戦闘を研究して、これを日本海海戦に使い勝利したと言うのが通常の説ですが、この印判ですと１０年前に、小舟による襲撃は使われているんですね。秋山参謀は、これを水雷艇に変えました。頭いいです。日清戦争の海軍司令官は、伊東大将です。薩摩出身の伊東は竜馬と一緒に勝海舟に航海術を学び、その後留学～大変な秀才だったみたいです。薩英戦争では、仲間と一緒にスイカ売りに化けて小舟に乗り、イギリスの戦艦を乗っ取ろうとしますが、何故スイカ売りが英語をしゃべれるのかと言うことで正体がばれて逃げたみたいです。この小舟による襲撃は、多分その時の応用と思います。この海戦で敵はメタメタ～無茶苦茶な勝利だったみたいです。戦力の面では清国の方が上なんですが、戦闘意欲が低かったのとモラルがメチャメチャに低かったのが勝因でした。この海戦に世界の海戦史上の中でも初めてという不名誉な記録が残っています。それは、敵前逃亡なんですね。戦艦二隻が、戦いを棄て港に逃げかえります。激怒した皇帝は艦長を打ち首ににしました。以後～どの国でも戦艦が無傷で逃げかえるような不名誉な記録は無いです。そういえばK国では、沈没した船から船長が真っ先に逃げると言う事件が有りましたが、何と無く共通した所がみられます。一方清国の総司令官は～日本からの降伏要求も跳ねのけて徹底的に戦闘を続けます。本人は、日本海軍を手強い相手と思っているので戦闘は極力避けたかったのですが、皇帝に罵られて戦闘を開始します。最後には白旗を上げて降参、本人は毒を飲んで自殺です。降伏後～全員船を棄て清に帰りますが、ジャンク船で遺体を帰そうとするのを伊東大将は憐れみ、商船を一隻解除し、これで連れ帰ります。激怒した皇帝は、葬式を禁止して、財産を全部没収しました。記念館に、もしもこの様な資料が入り込むと本物になりますね。出来あがったら、ゆっくりと覗いてみたいものです。日本人、大歓迎と書かれているかもしれません！明治３２年の日本海軍の大演習です。日清戦争の勝利のお陰で、不平等条約は随分と解消しましたが、まだ全部ではありません！ここにロシア・フランス・ドイツの三国干渉が入るんですね。そして泣く泣く遼東半島を帰すんですが、中国の要所は外国勢に乗っ取られます。当時のアジアは、日本とタイとだけ残して後は全部、列強各国の植民地になりました。三国干渉が入った時点で、ロシアの日本戦略がより鮮明になりました。フランス・ドイツは、怖いロシアには西を向かずに東を向いていて欲しい！日本は格好の餌でした。そして、モスクワ～ウラジオスットックまでの世界一のシベリア横断鉄道は建設中です。ウラジオストックの意味はズバリ「東洋支配」なんです。この時代は、戦争に勝てば文明国と認められ、侵略されれば野蛮国ですから不思議ですよね。そして、どの国も帝国なんです。日清戦争の後、清国の属国で有った朝鮮が主家から分かれ朝鮮王は大韓帝国の皇帝となります。日本の不平等条約が完全に解消されるのは日露戦争後ですから、この後１０年もかかっています。戦争をせずに平和的に解決をする。これは難しいですね。日本は戦争をして、それに勝って初めて先進国の仲間入りができました。左、日清戦争右～来る日露戦争に向かって演習中の印判です。この後、なにかとロシア側に難題を持ちかけられます。日本は折衷案を出すんですが、はねつけられます。もしその案をのみますと、次にもっと下方修正した案をだしますね。ロシアが征服した国に対しては全部そうでした。日本だけは特別？そりゃないですよね。今だって、日韓中の後ろで～ジッと見ているのはロシアなんです。日清戦争の印判は多く残っています。浮世絵もそうですが、日露戦争になると、極端に減ります。戦争に必死だったんでしょうね？もしあれば珍品です。
18Nov
- 不細工だな！この印判皿！
  なんて不細工な桃太郎！最初見た時に思いました。一応は印判の皿～メーカ品なのに？印判の元の型は、専門のメーカが作ります。ですからデザインが良いのが当たり前ですが、この絵は、まるで幼稚園児が描いたみたいに思えます。よく見ているうちに、下の方にいる３匹が、猿にキジに犬だと気が付きました。と言うことはやはり桃太郎？今から、お伴をつれて鬼退治に行く予定なんですが、裸に前かけだけ！これで、鬼退治はできるんでしょうか？心配です。チョッキを着た猿が見えます。これはなんとかわかりました。キジは？よく見てください、尻尾が突き出ています。これを左下がりに下りてくると顔らしきものが見えます。そして青と白のブチの犬？古陶で干支を集めていましたが、猿が中々いません、ようやく見つけたのが、この皿でした。その後、古染付で猿を見つけ、この皿は押し入れの隅に追いやられました。裏側は、この様に実に平凡大正頃かと思っています。これ以下のレベルの印判～探しているんですがお目にかかれません。
16Nov
- 保育園で柿を買いました。
  現在住んでるマンションようやく紅葉しました。今年は、紅葉なしで葉っぱが枯れて落ちるのみと思ってたんですが、何とか色ずいたんです。ここは同じ敷地内に３棟の建物が立っていて、padaは左側～娘が右端に住んでます。左の棟の少し真ん中よりに飛び出た所が入り口で中に入ればエレベータがあり、右側の建物が管理等になります。本日はpadaも仕事～孫を習いものに送って行って、その足で保育園に行ってる下の孫のお迎えです。保育園に行った頃は、もう真っ暗です。日が暮れるのが速いですね。右の隅辺りに数人かたまってますので行ってみると・・・横に貯金箱を置いて、お金を入れて柿を取って下さいと書いてます。一家庭で一袋とか！以前住んでいた愛媛では、よくある光景なんですが、滋賀県ではあまり見ることがないんです。そう言えば滋賀は～海の幸山の幸～代り映えしない物ばかり！二軒隣のTさん～松坂生まれで伊勢暮らし、その後、明石・姫路とすみ、結婚後はお隣の京都に住んでたみたい。旦那さんが、京都人で市役所の近場が、住処だったそうなんです。それが、こちらに息子さん＆娘さんがいるので、定年を機にやって来たとか！住みよいのは良いが、食べ物が悪い！年取ったら、食べ物ぐらいしか楽しみはないのにとこぼしていました。真っ暗なのによく遊ぶ孫二人・・・二人とも、良く動く！これほど動くのだから運動会ではさぞかし活躍するであろうと娘夫婦は思っていたみたいだが、仲良くどん尻だった！原因は？多分教育だな！でも黙っておこう～そのうち分かるはず。大きさも～色合いも適当！店売りの柿と違って不揃い・・・これが本当の秋の柿！
14Nov
- メソポタミアの印章と粘土板
  オオ～良いね！懐かしい～メソポタミアの回転形印章がでています。ヤフーニュースの写真を見ていて昔を思い出しました。古代メソポタミアの印章からクサビ形文字が生まれた～云々と書かれています。それほど記事には新鮮味がないが、そう言えばイラクで手に入れた印章で粘土板に落書きをしたものがあったと探してみます。ベランダに出ます。ここには家からはみ出した、お宝を置いているんです。右のプラ棚には、初期伊万里＆唐津の陶片がいっぱい！確かこの中に入れていたはず！オオ～ありました。ついでに引き出しを全部抜いて、綺麗に掃除をします。来年はマンションの大規模修繕～ベランダに有るものを家に入れなければならぬ（涙）padaが作った、粘土板は、これだ！偽物予防のために、ちゃんとサインをいれてます。これ見れば、わかる通り～一番上の印章には記号の様な物がはいってますね。ニュースを見なくても、これが初期の文字らしいとは気が付きます。padaはメソポタミアで6年仕事をしていました。勿論連続ではないですが・・・・しかしながら、ここでの生活は最悪でした。ネットより拝借メソポタミアの中心地の神殿で、この近くで仕事をしてたんです。この建物は、日干し煉瓦で出来ているんですよ！周囲には欠片がいっぱい！良さそうな物を蜜柑箱一杯ぐらい拾いましたが、すぐにイイ戦争がはじまり置いて帰りました（涙）でも持って帰ったら邪魔になった！捨てて帰って正解です。回転形印章を利用して作った板をくみあてたら、この様な箱が出来ました。思いついて十字架を張り付けてみました。さて中には何が入っているのでしょうか？
06Nov
- 李朝初期白磁馬上盃茶碗と長くなりました。
  この高台の高い盃、それほど多くはないですが馬上盃と言います。李朝は儒教の国～祭壇にかざる祭器かと思っていたんですが、馬の上に乗って酒を呑む～盃と言う事から、馬上盃と名がついたようです。李朝初期白磁馬上盃茶碗と勝手に名をつけてみましたが、これ通常使っている「李朝初期白磁」「馬上盃」それに「茶碗」を引っ付けただけです。古陶好きは、言葉好きでもあるんです。その例が、この表面にでている赤い色合い～これを御本と呼んで珍重するんです。酒を注いだら、ポット赤みがさして～まるで可愛い娘さん～この様に言う人もいます。上の少し左側にヒビがあります。拡大しますとこんな感じ～普通の人なら、これは傷があると言いますが、古陶好はこれは窯傷だから、傷ではないと言います。窯から出した時に入っていた傷は窯傷であって、後日できたヒビとは違うと解釈します。何故、これが窯傷か？割れ目を見てください！釉薬が傷の内側に溶け込んでますね。この透明釉がとける温度は約1200℃～それが割れ目に入り込んでいると言う事はそれ以前にヒビが入ってたよとなるんです。さてこれが、茶碗に使えるかと言う事になりトライしてみます。普通に使う茶筅ですが、何とか入りました。茶の心得がある人なら、泡は立てれそうですね。野点に使う小型の茶筅だったら十分ではないでしようか？白磁には緑色が良く似合います。一口～二口～三口と飲んだら、茶だまりに少し残りました。この「茶溜り」も良い茶碗の見どころとか！これが有ると残った茶が、ここに集まって綺麗に見えるから良いそうです。見立ての茶碗に、これが有るかどうかは、偶然によります。
03Nov
- 孫娘にスーパに行くんだっら、わらび餅を買ってきてと言ったら・・・
  少し前の話ですが、孫娘にスーパに行くんだった、わらび餅を買ってきてと言って300円渡し、お釣りはいらないと言いました。わらび餅大好き～～とは言いながら1０月にも入ったら普通はないですね。頭のイメージは、この写真の普通のわらび餅～業務スーパーなら100円以下で買えます。200円程が自分のものになる！孫娘はルンルン気分で出かけました。そしてあったと言って帰ってきました。まさか？よくやったと言ったのですが、買ってきたのが↓爺ちゃん！どうだ4色分、4倍だぞと言います。どんなにして見つけたんだ！店員さんに聞いただけ・・・（涙）まさかこんなものがあるなんて・・・一寸吃驚そのままにしてたんですが、思いついて作ってみます。規定通り水を入れて、粉をほりこみます。グツグツ煮ますと～アララ～不思議！あっという間に固まってきます。これはヤバいと、タッパーに・・・あっという間に出来上がり。冷蔵庫で冷やし～↓こんにゃく位の硬さかな？少しだけ切り。砂糖と黄な粉を混ぜた物を振りかけて完成！味は市販品とほとんど変わりません。二日にわたり3/4程食べて嫌になり残りは捨てました（涙）