テレビを見ていたら、今抹茶ブーム~、世界的な抹茶ブームとか!

久しぶりにお茶を飲んでみようと、茶碗を探します。

最初に頭に浮かんだのが、この茶碗です。

 

はじめて韓国に行った時、見つけた、傷有りの茶碗、これ見た時に、傷は治したら

いいやと思いました。

傷の部分を首を振りながら、指で撫でていたら、値段が下がって行きました。

上手く行ったと大喜び~後から考えたら、敵の術に入ったのかもしれません(涙)

家に帰り自分で金継を・・・

それからたっぷり30年~直した部分にも深みが出て来たような気がします。

この茶碗は、韓国の全羅南道 務安生まれなんです。

ですので務安粉引と言われている焼き物なんですが、無地刷毛目と言われる事の方が

多いかもししれませんね。

時代は李朝初期~何と500年前に生まれた茶碗なんです。

 

この時代・・・白い焼き物が欲しいと陶器に白い土を化粧掛けして焼いたんです。

最初は全面に白い土をかけました・・・これが粉引なんです。

所が白い土は高価なので費用を惜しんで半分だけ掛けた・・・これが無地刷毛目と

呼ばれます。

それでも貴重な白土の消費が勿体ないと、刷毛に白土を浸し、白土をつけます。

これが刷毛目と言われる茶碗になるとか!

ホントかどうかは別にして楽しい話ですね。

反対にひっくり返してみてみます。

こう見れば、全体の90%ほどが見えてくるから不思議です。

唐津と李朝は親戚同士なんですが、高台周りが随分と違いますね。

すなわち釉掛けが李朝の方が丁寧で土見せの部分が少ないです。

そして高台脇の削り・・・段差がついています。

この様な高台を、竹の節高台と呼び、珍重します。

 

削っただけで手直ししてないだけなのに、これが見どころと手をたたいて喜ぶんです。

韓国人~これ分かるかな?

お茶の世界は・・・不思議さいっぱい!宇宙人の世界かもしれません。