良いジャワ更紗には修理跡がある!
一回目の陰干しは5日ほど~指で触ってみると、確かに竿に干した布とたたんで地かに置いた布とは差があります。やはり触ってサラサラした布は気持ちが良いです。と言う事で二回目にトライです。今回は6枚にします。一寸面白い布を出してみますと、後ろ側にある↓どうですか!!このバテックは、漫画かパステル画みたいで、ちょっと違う~類品はあまり見ないバテックですね。それなりに古そう~ざっと60年はある感じです。古布~特に常夏の国にある布は痛みが速いので100年あれば、かなりの古布と思います。インドネシアと言う国が出来たのはまだ70数年前の事~それまではオランダ等などにより小国に分かれて統治されていました。そして小国どうしの行き来は、禁止です。何故か?まとまって反乱することの予防です。一般人の文字の習得も禁止ですねしたがって、文化と言うものが文字として残ってないんです。早々~インドネシア語も独立後にできた言葉なんですね。幕末頃に西洋各国が日本にも押し寄せてきました。日本は植民地化をよく防いだものです。ですので、バテックも地域地域で違った物が出来上がり、その模様を見るだけで、○○地方と分類できるんです。これは非常に興味がそそられる、趣がある民族衣装と思います。さてこのパステル画の様なバテックをズームUPです。オオ~やはりね!修理がありますね。赤道直下の常夏の島~インドネアは、これまた虫の天下でもあります。古い布で虫に食われてない布は探すのは難しいくらい!ただ、補修されているかどうかでも価値を分けますね。この布は補修されています。分かりに難いので、もう一度ズームUP!同色系の布で修理されている所を赤〇で囲んでみました。この補修布もかなり古そう!それにしても上手に直しています!!