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柏木むつきです。
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「「枠」を外して“自分”に還る 10のレッスン」
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【保存版】養護教諭シリーズ☆
先日、ひょんなことから、
成人した教え子と連絡を取っていました。
卒業まで一緒にはいられなかったけれど、
2年間、保健体育委員として一生懸命だった子。
私は本当に厳しい養護教諭だったので(汗)、
その子のことも叱ってばかりいたな…。
案の定、こんなことを言われました。
「中学校の時、どの先生よりも先生のことが1番怖かったです」
…ホンマか~苦笑
私、一番(あ、途中から一番じゃなくなったんだ)若かったんだけどなぁ…(笑)
私より怖い先生、いたと思うけれどなぁ…。
でもそのあとに続いた一文が本当に目が飛び出るほどびっくりで。
「先生は1番怖かったけれど、先生にはいろいろ助けてもらったんで感謝してます、こうやって連絡できて嬉しいです」
違うよ違うよ、
感謝したいのは私の方だよ。
連絡できて嬉しいのは私の方だよ。
その子によって私は「先生」として沢山学んで成長できて。
ありがとう、って言わなきゃいけないのは私の方だよ。
その子は今、教員を目指して教員免許も取ろうとしている。
そんな話を聴いて改めて自分が教員の一人としてその子と関われたことに幸せを感じました。
4年前にこんな内容の記事を書いたのだけれども↓
養護教諭という仕事、
正直、戻りたいです。
こんな心が揺さぶられる仕事、
他にないって思えるくらい、
大好きだったから。
この仕事に対して「愛」と「感謝」しかない。
戻れるなら戻りたいって思います。
この当時、「戻りたくなるくらい「愛」があるから戻らない」と決めたのに。
それからも私は何度も何度も現場に戻りたくなって。
…正確には現場に「逃げ」たくなって。
本当に「現場」に対しても失礼なことだなって思う。
研究者(の卵)としての力のなさとか、
自分の言いたいことを論じられない歯がゆさとか、
そういう沢山の「葛藤」をこの4年間も続けてきて、
何度も何度もあきらめようと思って、
そのたびに、現場に戻る方法ばかり考えてきた。
教員採用のページや非常勤の求人をもう数えきれないくらい何度も何度も見てきたし、
休学を考えたことだって一度や二度どころではない。
現場の養護教諭の話を聴くたびに心の底から戻りたい衝動が出てきては葛藤してきた4年間。
正直今だって、
「どうして私は研究者の道を歩もうとしているのだろう…」
と思ってしまうことはあるのだけれど。
それでも、先日の教え子とのやり取りで気づいたこと。
「あぁ、やっぱり私は現場には戻れないなぁ」ということ。
それくらい私の中に「愛」があふれているということ。
心が揺さぶられるその先に。
私がやらなければならないことがあるのだなぁということ。
ついつい周りの優秀な同期とか先輩とか後輩とかと自分を比べてしまって落ち込むことはあるけれど。
私は「私」のペースで一歩ずつ。
それが、あの子たちへの、
これまで出会った生徒たちへの
最大で最高の感謝の気持ちの表し方だと思っているから。
この気持ちは今でも変わらないな、と思えることがやっぱり「愛」なのだと思います。
(もう、教師を辞めて7年経つんだなぁ…時が経つのは早い…)
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