戻りたくなるくらい「愛」があるから戻らない。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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今日は、
以前働いていた中学校の卒業式に
来賓で出席してきました。
私が辞める年に中学一年生だった生徒が、
今日、中学校を旅立っていきました。
 
二年前は、
先輩の姿を必死に追うだけの子たちが、
今、後輩に、堂々と「背中」を見せて飛び立とうとしている。
これは本当に私の知っている子たちの「背中」なのか。
これが本当に15歳の「背中」なのか。
その姿に圧倒された時間でした。
 
私、「卒業生入場」から、
涙があふれて止まりませんでした。大号泣。
卒業証書授与で、
一人ひとりの名前が呼ばれて、壇上で返事をする姿。
堂々と証書をもらい、お辞儀をする姿。
卒業生の想いを代弁した答辞。
そして…
想いのこもった心が震える合唱。
仲間との絆を確認し、
巣立っていく晴れ晴れしくもはにかんだ笑顔と泣き顔。
 
たった一年間の出会いだったけれど、
一人ひとりとの想い出が
いっぱいいっぱい思い出されて、
もう胸がいっぱいになってしまいました。
 
 
私、あの子たちのこと大好きだったんです。
生徒としてでなく、
一人の人間として大好きだったんです。
私のことを、
「養護教諭」としてではなく、
一人の人間として受け入れてくれたあの子たちのことが大好きで大好きで。
いとおしくて仕方なかった。
 
 
本当なら、
卒業まで一緒にいたかったくらいの生徒たち。
今日まで一緒に歩みたかった。
それでも、
私は「大学院進学」という道を選んだんです。
 
 
この想いは一方的なのかと。
自己満足なのかと思ったこともあったけれど。
 
 
今日、生徒の何人かから、
お手紙をもらいました。
女子だけでなく、男子からも…。涙
 
その中に。
「自分も先生のような夢へとまっすぐに進む努力を続ける女性になりたいです。」
「先生とは正直卒業まで一緒にいて支えてほしかったです。」
って言葉があって…。「私」の姿から
伝わるものがあったんだな、
想いは通じていたんだな、
と胸が熱くなりました。嬉しい…。
 
 
養護教諭という仕事、
正直、戻りたいです。
こんな心が揺さぶられる仕事、
他にないって思えるくらい、
大好きだったから。
この仕事に対して「愛」と「感謝」しかない。
 戻れるなら戻りたいって思います。
 
 
だからこそ。
私は、戻りません。
この「愛」と「感謝」を循環させていくために。
私だけで止めないように。
一人でも多くの人にこの想いを伝えていきたい。
それが、あの子たちへの、
これまで出会った生徒たちへの
最大で最高の感謝の気持ちの表し方だと思っているから。
 
「現場に戻る」という退路を断った覚悟。
この「決断」は私が前に進む大きな力になる。
だって、「戻らない」と「決めて」、
「戻る」道を「断った」から。
人生をかけた「決断」です。
 
 
今日は私の新たなスタートです。
 
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(プライバシーのため、スタンプが多いですが…委員会の“仲間”だった生徒たちからメッセージをもらいました。涙)
 
 
 
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