“養護教諭”という肩書きに付加価値を持たせるなら… | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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増席対応させていただきました。残1名です♡満員御礼、キャンセル待ち対応です!

 

目が覚めたら、2/17(土)の増席分も埋まっていました。

そして、キャンセル待ち受付にもお申込みがありました。

皆さま、ありがとうございます。

 

 

昨日の記事に補足。

よくYOUKYOUカフェで聴くので。

そして私も一時期とっっっっても悩んだことだから。

 

 

YOUKYOUカフェで結構な頻度で言われること。

「看護師免許持っている養護教諭の方が、必要とされやすいですよね…」

「私、養護教諭の教員免許しか持っていないので…」

 

その気持ち、

すっっっっっ………ごく分かります!!!!

と答えると、

「え、でもぱちこさん、看護師免許あるから良いじゃないですか」

と返ってきます。

 

ここからあくまで「私の考え」なので、

参考程度に聴いてくだされば良いと思いますが。

 

看護師免許があろうがなかろうが、

別に働く際にどうってことありません。

自分が自分であることに集中していれば。

 

 

もちろん、冒頭にも書いたように、

私も悩んだ時期があります。

2年目かな…3年目かな…。

 

私、よく今でもちゃみこや相田に叱られるのですが、

いかんせん昔から「話が聴けない」人間です…。

人としてどうかなって思うくらい…。

だから、優しく寄り添ってお話を聴く、

皆さんのイメージの中にある養護教諭では決してありませんでした。涙

 

だけど、テキストやマニュアルの

「理想の養護教諭」には

「傾聴と受容と共感が必須」

「生徒に優しく声かけをして寄り添うことが大切」だと書かれていて…。

 

 

「話の聴けない私は養護教諭失格だ」

と本当に落ち込む日が続いたんです。

そういう出来事が続いてしまって…。

そんな私が考えたこと。

 

「臨床心理士や認定心理士の資格を取れば、

“立派な養護教諭”になれるに違いない!!!」

 

そこからは、

通信制大学や夜間の大学、

はたまた臨床心理士での編入試験…。

そういうのを必死に調べたことがあります。

(〇ーキャンの心理学講座も受講したし、

心理系の社会人大学にも一年間通った。)

 

 

でも、ある時言われたんです。

臨床心理士の資格を持った養護教諭の友人に、

「私はね、看護師免許を持っているむっちゃんの方が羨ましいよ」って。

 

 

ぽかんとなりました。

 

 

「臨床心理士の資格を持っている彼女も悩んでいるのか…!」と。

彼女は私からすれば“立派な養護教諭”だったのに。

彼女自身はそう思っていなかったようで、

「看護師免許があれば“立派な養護教諭”になれる」

と思っていたようなのです。

 

私はその時から、

「病院のように医師もいないし、

医療器具もないし、

看護師であることなんて教育現場で

そんなにプラスになるのかなぁ…」

と思っていたのですが…。

(看護と養護と保健はイコールではないので)

 

ようは、

「ないものねだり」

ということに気づいたんです。

 

その時の私は、

自分にとって足りない部分を埋めるために

「臨床心理士の資格を取れば」

という条件付けをして自分の価値を図っていた。

その時の友人は、

「看護師免許があれば」

という条件付けをして自分の価値を図っていた。

 

あの時、目が覚めたのですよね…。

その結果、臨床心理士の資格を取ることを辞めました。

本質はそこではないと気づいたから。

資格を取って解決するものではないと気づいたから。

 

そして考えるようになったのですよね。

「養護教諭らしさ」って何だろうって。

 

 

養護教諭は教育職員です。

養護教諭免許があれば、採用されるんです。

(時々、私学では「看護師免許がある養護教諭」を募集しているけれど、

私個人の考えとしては、それも問題の一つだと思っている。

教員免許しかない養護教諭が自分はダメだと思ってしまう一つの要因かも)

 

 

私はたまたま

看護師免許を持った養護教諭だっただけで、

看護師免許があるからすごい訳でも何でもありません。

 

 

養護教諭である自分の欠乏感を、

資格や免許の付加価値で埋めることはしなくても大丈夫。

人を肩書きや資格の多さ、学歴で判断して価値をはかることはナンセンス。

そんなことはきっと分かっているはず。

 

だからあなたの価値もそこにはない。

落ち込んだり悩んだりしなくても大丈夫。

 

 

少し厳しいかもですけれど、

看護師免許がある養護教諭の方がすごいとか

教育学を学んできた養護教諭の方がすごいとか、

そういうところで

誰かと比べて自分の優劣をはかっている間は、

結局は、

誰かに勝って、誰かには負けるので、

自分が一番しんどいと思います。

 

 

どっちがすごいとかではなく、

みんなそれぞれすごいんです。

 

 

看護師免許があろうがなかろうが、

看護師や保健師の経験があろうがなかろうが、

教育大学で学ぼうが学んでなかろうが、

一種免許だろうが二種免許だろうが、

四年制だろうが短大だろうが、

講師だろうが正規採用だろうが、

採用試験に一回で受かろうが、何度も落ちようが、

あなた自身の「価値」には、何の関係もありません。

あなた自身がそもそもすごいのだから。

 

もしも“養護教諭”という肩書きに

付加価値をもたせるなら、あなたがあなたのままであること。

だから

「自分のままで“養護教諭”になる」

って楽しいのです。

 

 

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