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『7:2:1』

『7:2:1』の法則。


これは、米国の研究所(Lombardo &Eichinger)の調査結果で、優れたマネジャーたちが何から学んだかを表した割合を示しているそう。


70%:仕事経験
20%:周囲からのフィードバックや他者の観察
10%:研修や読書



仕事をしていく中で、理論以上にその経験がいかに重要か…メンバー皆が肌身で感じていることでしょう。



この経験から学ぶことを「経験学習」といい、職場での経験を学びに換え、次の仕事に活かしていく"経験を学習に変換していく力"がピジネスパーソンにとって同じ時間、同じ経験を重ねていても成長の度合いに差が出る重要なポイントであると言えます。


そして、その変換する力とは経験を学習に変換するアクション、つまり"振り返り"が必要ということ。


こうした振り返りの時間を意識的に取っているというメンバーは実は少ないのでは?と思っています。


来期においてはこうした経験学習の促進にも様々な観点から力を注いで各メンバーと関わり、


経験を振り返って、学びに換え、その学びを試す場を見つけ、実際に試し、その成果を検証する。


学びのPDCAを回していけるよう各自へはキッカケを与えていきたいと考えています。



渡辺

うまくいかない時にどんな種を蒔くか?

仕事や人生において、うまくいかない事は数多く存在するでしょう。

自分では精一杯やっている、努力している、頑張っている…としても。


そうしたうまくいかない時に自らどのようにして行動を起こしていくのかで未来は変わっていくのだと思います。

恐らく、いまうまくいかない状況にある場合、それはきっと過去のうまくいっているの驕りや怠慢が招いた結果なのでしょう。

もちろん、環境や周囲の変化によってうまくいかなくなった…ということもあるでしょう。
しかしながら、その変化をどのように捉え、いまの自身行動を改めるかでまた近い将来の状況は決まってくるのでしょう。


未来のために、いまどんな行動の種を蒔くか。
現在は未来への架け橋であり、明日の自分の得たい成果を生み出す瞬間であることを意識して過ごしていきたい。

とはいえ、長く先の将来を想像して行動を起こすのは楽ではありません。

まずは短く少し先の未来を創り上げることに挑戦を重ねてみましょう。


例えば、、、

あなたはいまから10分後にどのような成果を得ていたいですか?

考えてみてください。
そして、思い浮かんだら簡単なことで良いので、その成果に向けてひとつ行動を起こしてみましょう。


さぁ、その10分後の成果へ自分を導いてみてください。



未来はこうした小さな成果への行動の積み重ねなのだと思います。



渡辺

環境は人を成長させる

昨日までの若手役職者を交えた会議を通じて、ビジネスパーソン個人がその成長をするにおいて、日頃その身を置く環境が如何に重要か改めて気づくこととなった。


自らのレベルよりも常にひとつ、ふたつ、いやそれ以上と、上の環境に身を置くことに努力を重ねよう。

そうした環境は決して楽ではないし、失敗することや、恥をかくことも多いだろう。


ビジネスでいえば、意識的に自身よりも上役の方との接点、過ごす時間を増やすべく、関わる人を変え、身を置く環境を変えること。

そうすることにより、気づきが変わり、意識が変わり、思考が変わり、言動が変わり、行動が変わる。そしてこれまで以上に結果が変わっていき、各々の成長へと繋がるのだろう。


どうか次代の会社を背負って立つ20代若手役職メンバーにこそ、自らのレベルよりも常にひとつ、ふたつ、いやそれ以上の環境に身を置くことに時間もお金も使って努力重ねていってほしい。


困難に挑むこと。
新たな自分を生み出すこと。

これらはまさに挑戦と創造を自身の成長で体現となるのだろう。



渡辺