管理者便り -2ページ目

困難から逃げる、避けるでは変わらない

目の前の事実はひとつでしかなく、その解釈によって感じ方は変わり、その後にどんな行動の種を蒔くかでしか新たに起きる事実に変化はない。


仕事や人生において、うまくいかない事は数多く存在するでしょう。
もしかすると、うまくいかない、思い通りにならない、嫌なことばかりだと感じている方もいるかも知れません。

自分では精一杯やっている、努力している、頑張っている…としても。
周囲からの評価は必ずしも自身が求めているものとは違うものだったりします。

それは他者からみた場合の自身が起こした行動の積み重ねが自身を起点にした考えであり、周囲をみた選択にはなっていないということなんでしょう。
自分本位ということ。これは自律などとは違うものです。


そうしたうまくいかない時に自らどのようにして行動を起こしていくのかで未来は変わっていくのだと思います。

恐らく、いまうまくいかない状況にある場合、それはきっと過去のうまくいっている時の驕りや怠慢が招いた結果、もしくは嫌だと思うことから逃げ続けた結果なのかも知れません。

もちろん、環境や周囲の変化によってうまくいかなくなった…ということもあるでしょう。


しかしながら、その変化をどのように捉え、いまの自身の行動を改めるかでまた近い将来の状況は決まってくるのでしょう。

嫌だから、気に入らないから、合わないから、そういった理由だけで安易に目の前の選択を行なっていては仮に環境を変えたところで、同じ問題や課題からは逃れることはできないでしょう。

本質はそこでないからです。


人は気持ちひとつ、考えひとつで行動が変わります。
そして、何より本音やその思考を体現するのは行動であり、選択です。

未来のために、いまどんな選択と行動の種を蒔くか。

現在は未来への架け橋であり、明日の自分の得たい成果を生み出す瞬間であることを意識して過ごしていきたい。


いま、辛い選択だったとしても明日には自身にとって良い成果を得られるものを選んでいきたい。

未来はこうした小さな選択と行動の積み重ねなのだと思います。



渡辺

顧客の創造が企業の目的

マネジメントの父とも呼ばれるドラッカーは企業の目的を著書の中でこう語っています。


『企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。(『マネジメント【エッセンシャル版】』より)』



企業の目的は顧客の創造。

この一年でどれだけの顧客を創造できたのか?
事業レベルで、個人レベルでどれだけの顧客を生み出せたのか?


毎期毎期、どれだけ新たな顧客を生み出せたのか?で企業の成長は決まっていくといっても過言ではありません。
顧客の創造が止まれば、企業の成長も止まり、社会への貢献はもちろんの事、止まることになり、社会が決める企業価値は下がっていくことになります。


顧客の創造にフォーカスし、事業レベルで、個人レベルで企業活動が成されているか…来期に向けて取り組みを強化してきます。



渡辺

会議の目的

会議の目的は「意思決定」にあり。


とある書籍&記事を読んでいて改めて意識を引き上げないとな…と感じ、自身への戒め、メンバーへの共有も兼ねて。


各部署、各チームにおける日頃の様々な会議において「意思決定」が成されているか?を意識、徹底していきましょう。

会議は少なからず自分以外にも複数の人物が絡み、時間という貴重な資源を使っています。


わざわざ複数人が集まってする会議であれば時間投資に対して相応のリターン、つまり会議の目的である意思決定の最適化・最大化を狙うべき。


会議はインプットの場ではなく、アウトプットに焦点を当てて価値の最大化を意識する。

報告のみ、情報共有のみで意思決定の成されない会議を削減したい。

そして、部下育成につながるような1対1のコミュニケーションや自身の所属するチームなどのショートミーティングへ時間を有効に使いたい。



会議の目的は「意思決定」にあり。


いま一度、意識を高めて臨んでいきたいと思います。



渡辺