困難から逃げる、避けるでは変わらない
目の前の事実はひとつでしかなく、その解釈によって感じ方は変わり、その後にどんな行動の種を蒔くかでしか新たに起きる事実に変化はない。
仕事や人生において、うまくいかない事は数多く存在するでしょう。
もしかすると、うまくいかない、思い通りにならない、嫌なことばかりだと感じている方もいるかも知れません。
自分では精一杯やっている、努力している、頑張っている…としても。
周囲からの評価は必ずしも自身が求めているものとは違うものだったりします。
それは他者からみた場合の自身が起こした行動の積み重ねが自身を起点にした考えであり、周囲をみた選択にはなっていないということなんでしょう。
自分本位ということ。これは自律などとは違うものです。
そうしたうまくいかない時に自らどのようにして行動を起こしていくのかで未来は変わっていくのだと思います。
恐らく、いまうまくいかない状況にある場合、それはきっと過去のうまくいっている時の驕りや怠慢が招いた結果、もしくは嫌だと思うことから逃げ続けた結果なのかも知れません。
もちろん、環境や周囲の変化によってうまくいかなくなった…ということもあるでしょう。
しかしながら、その変化をどのように捉え、いまの自身の行動を改めるかでまた近い将来の状況は決まってくるのでしょう。
嫌だから、気に入らないから、合わないから、そういった理由だけで安易に目の前の選択を行なっていては仮に環境を変えたところで、同じ問題や課題からは逃れることはできないでしょう。
本質はそこでないからです。
人は気持ちひとつ、考えひとつで行動が変わります。
そして、何より本音やその思考を体現するのは行動であり、選択です。
未来のために、いまどんな選択と行動の種を蒔くか。
現在は未来への架け橋であり、明日の自分の得たい成果を生み出す瞬間であることを意識して過ごしていきたい。
いま、辛い選択だったとしても明日には自身にとって良い成果を得られるものを選んでいきたい。
未来はこうした小さな選択と行動の積み重ねなのだと思います。
渡辺