製麺所である「宮城熊さん」直営の中華麺・蕎麦・うどん・冷麺といった麺とスープの販売店。お店の味を手軽に気軽な値段でおうちで楽しむことが出来る。食事処が併設されていて以前の様に味よしやこうしゅうと言った熊さんプロデュースのラーメンが味わえるように戻っていた。熊さん好きにはパラダイスのようなお店。
仙台辛味噌ラーメンのパイオニア「味よし仙台辛味噌らーめん」。さすがに中倉本店や名取店とは違うがイオンのフードコート内店舗や熊さんプロデュースの味よし支店とは遜色のないラーメンを味わうことができる。あっさりさっぱりすっきりとした白味噌ベースのスープに辛味噌を溶かしてアクセントを加える。10円ですりおろしにんにくや背脂のトッピングが可能なのでオリジナルの味よしとはまた違った楽しみ方が可能。
・参考、味よし イオンモール名取店
麺は中太の軽く縮れている中華麺。もちもちっとしている。
「こうしゅうニラ南蛮らーめん」。宮城県内で複数店舗展開するこうしゅうのラーメンも頂くことができる。所謂醤油豚骨ラーメンで背脂が浮いているがさっぱりさらりとしているスープが特徴。こうしゅうの店舗とは違い直売店ではキムチやニラキムチを自分が好きな量トッピングする事ができない。また、お店の様にターロートッピング、味噌豚骨や辛い味等は選べないのでこうちゅうってどんな味だろう？の様な入門編にはもってこいの一杯だがお店に行ったことがある人はこうしゅうのお店で直に食した方が良さげ。
・参考、こうしゅう 名取西店
麺はこうしゅうのお店と遜色のない黄色いもちもち中太中華麺。
「八戸煮干しらーめん」。熊さんプロデュースの三太には八戸煮干しラーメンと言うメニューがありスープの感じはそれに近い。油っぽさを感じない澄んだスープは最初の一口目は煮干しの風味が口腔内に広がるが食べ進めていると次第に気にならなくなる。三太の方は機械的に縮れさせた麺が合わさっているのでその部分が違うがこれはこれでかなり完成度が高いのはやはり熊さんは八戸に本社があるからだろう。
・参考、中華そば三太 西中田店
八戸煮干しラーメンには極細麺が合わさっている。このチョイスは個人的に良。直売所でかなりお勧めの一杯。
「冷たい肉そば」。熊さんプロデュースの蕎麦屋「蕃山」に通じる味わい。しっかりと冷やされた鶏だしのスープはやや塩気が強いが食べやすい。食欲のない暑い日もスルスルと食せる味わい。親鳥の固い歯応えも健在。
・参考、和食・そば処 蕃山
ゴリゴリボキボキまではいかないが冷やされていてなかなかにコシの強い日本蕎麦。この蕎麦も直売所で購入することが可能。
「ギョーザ」。こちらも直売所で売っているものが試食できるような感じ。オーソドックスな餃子で人を選ばない。ギョーザの他に牛肉ギョーザも頂くことができる。
背脂とすりおろしにんにくはそれぞれ10円でトッピングする事が可能。味よしの辛味噌らーめんを背脂で超こってりにカスタマイズできたりと夢が広がる。
食事処でラーメンを啜っていると試食如何ですか～とお姉さんが持ってきてくれるのも面白い。この日は茶そばの試食を行っていた。試食の量だと何を食しても美味しく感じるのは何故だろうか。
卓上調味料は醤油酢ラー油の餃子三兄弟の他に胡椒、七味、ラー油、そしてソーキそば用の島唐辛子が置かれている。カウンターの場合調味料は一か所にまとめてあるので好きなものをチョイスして持ち出す必要がある。
2024年4月現在、熊さんメルマガに登録するだけでラーメン3食セットが貰えてしまう太っ腹サービスが行われている。醤油セットか味噌セットが選べて醤油セットを選んだら煮干しスープだった（嬉）。
券売機メニュー。ラーメン・蕎麦の他ソーキそばやうどんも食すことができる。店舗名の付いたラーメンは以前の様に店舗よりお得な価格で食せる、では無くなったが熊さんオリジナルのみそラーメンが600円と結構お得な価格で頂くことが可能。
また、この様なメルマガがやってきて期間限定ではあるがかなりお得に本格的なラーメンを頂くことができるのも特徴。
直売所の方では様々な麺・スープを購入することが可能。個人的なお勧めは麺スープ共に冷麺。
店舗外観。店前に結構な駐車スペースがある。熊さん好きには本当にパラダイスの様なお店。
宮城熊さん 麺ショップ 食事処
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
・オリジナル味噌ラーメンを頂いた去年の記事はこちら
