三太はニラなんばんラーメンこうしゅうと同じく製麺所である「宮城熊さん」プロデュースのお店。しかし三太はこうしゅうとは真逆の魚介だしの効いたあっさりラーメンを提供している。個人的に温かいラーメンより冷たいラーメンの方が好みの三太だが2024年2月より提供を始めた八戸ラーメンは温かいけどかなり高クオリティ。
個人的に温かい中華そばより断然お勧めなのがこちらの「冷たい中華・大盛・ワンタンメンマトッピング」。三太の冷たい中華そばは最初魚介を強く感じるが食しているうちに全く気にならなくなる洗練された味。油と塩気は控えめなので食しやすい。隅々までキンキンに冷やしてあるのが良。細く切られているメンマは味付けがしっかりとなされておりこれをアテに飲みたくなる逸品。
麺は細い中華麺。若干揉まれているような感じ。よく冷やされていてとてもコシが強く食べ応えがある。冬でも食せる冷たいラーメンなので重宝している。
ワンタンは薄皮でつるんとした食感。餡は軽くショウガの効いたひき肉で油っぽさはまるで気にならない。逆にチャーシューは温かい中華そばと共用で歯に脂が残るので脂身の少ないモモチャーシューにする等改善してほしいポイント。
2024年2月から提供されている「八戸ラーメン」。八戸のラーメンらしく煮干しが効いたあっさり醤油味で中華そばと同様に食べ始めは魚っぽさがくるが食べ進めているうちに自然と溶け込んでいく感じ。具に「お麩」が入っているのが特徴。
麺は長尾中華そばの細麺の様に機械的にチリチリになっている黄色い細ちぢれ麺。この麺がかなり良い感じ。熊さんは本社が青森県八戸市にあるので八戸ラーメンに対する拘りをかなり強く感じる。既存の三太の中華そばより人を選ぶ味だがこれを仙台で味わえるのはありがたい。
「卵かけごはん」は竹鶏ファームのたまごかけごはんしょうゆで頂く。鰹節の風味が効いた甘めの醤油ダレであっさりとした三太のラーメンと相性がいい。
卓上には胡椒と中華そばタレ（カエシ）がある。冷たい中華以外はデフォルトだと塩気は結構控えめなのでしょっぱいのが好きな人は入れるといい感じ。
券売機メニュー。冷やし中華もう始めましたがなかなか尖っていて〇。ただし950円なのでそれだったら750円の冷たい中華を選んでしまう気がする…
店舗外観。駐車場は席数分以上にある。
中華そば三太 西中田店
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