TMLSS 2
サンフランシスコから帰って、待っていたのは4年生のテーマ決め。今年は小粒な上に、卒業も危ない人もいて大変。ゼミ発表の日に「準備ができていないので来週まで待ってもらえますか?」というのもあって・・・(怒)。
ともあれなんとかテーマは決まった。自分の担当するのは2人。1人はとても真面目そう、もう1人はとてもいい加減そう(苦笑)。早くも暗雲垂れ込める感じだ。
帰国その2
学会のほうは2講演、好評のうちに終了。目の前にノーベル賞をとった人が2人いるのは壮観だ。自分が聴衆、ということは春の物理学会でもあった(小林・益川両先生)し、1人というのは結構あるが、自分がspeakerで2人いる、というのは初めて。が、緊張するわけもなくいつもどおり。
講演後、L.H.博士という以前から注目していたスペイン人研究者が声をかけてくれて議論に華が咲く。すごくいい人で、ケンブリッジで学位をとって今はスペインに戻ってSan Sebastianにできた新しい研究所でグループリーダーなんだそうだ。再会を約す。
人の話のほうでは、まぁ玉石混交という感じもあるのだがそれなりに役立ち、面白い話も多くて来てよかったという感じ。夜はヒマなので1日は前述のIとステーキを、もう1日はOaklandにまで足を伸ばしてメジャーリーグを見る。Boston-Oakland戦で松坂先発だったがご存知のとおり1回でKO。確かに強烈に寒い日だったが、投球内容も負けず劣らず寒かった。先頭に中前打、2番に四球、となってすでに「あぁ今日はダメヴァージョンだ」と諦めた私。案の定だった。試合は同点のまま終盤までもつれたがあまりの寒さに7th inning stretchで合唱して帰った。部屋にもどるとまだやっていて結局Bostonは負け。
帰りの飛行機で見た「フロスト/ニクソン」という映画は面白かった。「ワルキューレ」は英語版だったのもあるかもしれないがイマイチ、というか嫌いなトム・クルーズが主演でアメリカがこの映画を撮る意味が不明。
帰国
サンフランシスコより昨日帰国。いつものことだがアメリカから帰ると日本(食)のすばらしさを改めて感じる。ということで昨日は鱧を食べた(ちょっとだけど)。
出発前の懸案だった論文は無事acceptされた。近日中にpublishなので(なんでも早い、せわしないjournalだ)それにあわせて共同研究先は新聞発表するそうだ。記事になんかなるんだろうか?
その論文の内容で親友のI.(ユダヤ系アメリカ人)とサンフランシスコで議論。随分と評価してくれて、理論面での補強までやってくれた。いつもいいヤツ。議論のあとで食事に行こうということになり、ホテルで紹介してもらったステーキ屋に行くと、どうやら「マルタの鷹」という映画(ハンフリー・ボガート主演)で登場したステーキハウスらしい。John's Grillという。
John's Grill
63 Ellis Street, SF, CA94102
(415)986-0069
ユニオンスクエアのすぐ近く。Powell St.の駅から徒歩1分。
店はいい具合に歴史を感じる店構えで賑わっている。IはJohn's Steakを、自分はT-bone Steakを食べたが美味!以前テキサスで食べたステーキもアメリカとしては非常にマトモなものだったが、今回のはそれを圧倒的に上回る。値段も普通(自分の手のひら2つ分以上の量で29.95ドル)。サラダも食べて食前のカクテルとグラスの赤ワインをそれぞれ頼んで全部で117ドル強。アメリカでの食事なのでIがinviteしてくれる(前回は日本だったので自分のinvite)。ごちそうさまでした!
足止め
3時間遅れ、ということで足止め中。
論文は無事再投稿になった模様。よかった。最小の努力(なのかなぁ、絶対時間では最小)で最大の効果、となるか(でも密度はものすごく濃厚だったし、教授も私もexhausted)。
論文修正第2弾
一昨日より、3月末に一晩で書いてあげた(ここ重要)論文の査読が終わり、修正作業に。
案の定、というか共同研究先の方の修正がまたヘタなわけだ。上司の役員からのコメントも全く的外れだし(怒)。またもや教授と2人で一晩で修正し、レフリーへの手紙も大幅に変更して差し上げる。今日中に再投稿できればいいな、というところ。
もう1つ、PRBに投稿中の論文のうちの1つが無事acceptされる。純粋に嬉しい。学生も嬉しい。この成果をアピールして某公益企業基礎研究所の内定を取るべく学生は東京(ではない、正確には厚木)へ。なんとなく内定が出そうな感じで、これで2年連続弟子は国内最高の企業研究所に入ることになりそうだ。名教師、と褒めてもらいたいもんだ。
これから飛行機にのってサンフランシスコへ。3泊5日で2公演、じゃなかった2講演。合間にAthletic-Redsoxを観戦する予定。なんと松坂登板予定だ。どうなるか。あ、いや講演がどうなるか。
選曲が重い
仕事をしながらよく聴くBayern 4。イースター間近なのでいつもなら宗教曲とかバロックが多くなるのだが、今年はどうも様子が変。
マーラー6番、7番、ドヴォルザーク8番、ブラームス1番などなど、なんだか重めで土の香りのする曲が多い。去年はバッハとか古楽ばっかりだったのになぁ。なんだか変な感じ。どうせ重めでいくならもうパルジファル全曲とかどうだ?
新作パスタ
先月末に大親友O氏と訪問したいつもの"West Park Cafe 代々木"で、「鰯とドライトマトのパスタ」を食べた。なかなか美味でお代わりしたくらい。小食の自分が珍しい。
そこで自宅でも挑戦。但し、自分は指示しただけだが・・・。作り方は簡単でドライトマトのオイル漬けとオイルサーディンを買ってきて、適当な大きなに両者を刻み、ゆでたパスタと一緒に軽くオリーブオイルで炒め、完成間際に青葱のみじん切りを散らして完成。ネギがあったほうが見た目もよいし、味的にも鰯の臭みをうまく消してくれるのでよい模様。簡単で美味しいのでパスタソースの出来合いのものを買わなくても代用できる。
ちなみにもう1つマイブームなのは「スパゲティ・ナポリタン」(笑い)。これはこれでなかなかバカにできないおいしさ。
講義開始
今日から開始。最近「授業」という幼稚な単語を使う教員も散見されるが、ここはあくまで最高学府らしく「講義」だ!
今年担当する学年は「谷間の世代」。不安を抱えつつ講義を開始するが的中しているかも・・。まず雰囲気が悪い。明らかについていけていない、泥人形になっている学生がポツポツいる。簡単な演習をやらせてもペンが動かない。去年も試験をやるとたいがいで平均点が60点満点で10点を割ったくらいなんだが、今年はもう1-2ランク落ちている印象。
先行き不安、だが自分のポリシーとして「学生のレベルに合わせて無限に妥協はしない」と決めているので、旧帝大の理系に要求される最低限のレベルはこちらのサイドで死守し平均が0点になっても構わない(実際は数名はできる学生がいるので、妥協しすぎると優秀な学生を伸ばせない)、という姿勢で臨む。
今日一日
朝、研究室の手前でラフマニノフのPコン2番を口笛で吹いている学生とすれ違う。思わずピアノパートをハモりそうに。
午前中、昨日の実験結果について学生と議論しながらモデル計算。予想とは違う結果だったが、それはそれで面白い。
昼、研究室全員で花見。お弁当を食べながら花を愛でて、しかし最後のほうはやっぱり物理の話と研究室運営の話。ワインも少々回しのみ。本日の弁当はバゲットにダルマイヤのハムを挟んだサンドイッチ。赤ワインとよくあい、美味。
午後、引き続き学生と議論。概ねこの方向性で間違いないことを確認し、13日までに結果をまとめよう!論文にしよう!と宣言。
夕方、ライバル研究グループの論文が先にPRLに掲載されそうである事実を知り落ち込む。その勢いでPRB編集部に怒鳴り込みのメールを発送(査読おそいぞ!どうなってるんだ!editor真面目に仕事してるのか!ふざけんな!という内容を穏便な英語で記述)。
夜、7月の某国際会議のプログラム委員の仕事が降ってくる。大量のアブストを読んで採点。締め切り20日。無理です・・・。14-18日は出張だし・・・。