帰国その2
学会のほうは2講演、好評のうちに終了。目の前にノーベル賞をとった人が2人いるのは壮観だ。自分が聴衆、ということは春の物理学会でもあった(小林・益川両先生)し、1人というのは結構あるが、自分がspeakerで2人いる、というのは初めて。が、緊張するわけもなくいつもどおり。
講演後、L.H.博士という以前から注目していたスペイン人研究者が声をかけてくれて議論に華が咲く。すごくいい人で、ケンブリッジで学位をとって今はスペインに戻ってSan Sebastianにできた新しい研究所でグループリーダーなんだそうだ。再会を約す。
人の話のほうでは、まぁ玉石混交という感じもあるのだがそれなりに役立ち、面白い話も多くて来てよかったという感じ。夜はヒマなので1日は前述のIとステーキを、もう1日はOaklandにまで足を伸ばしてメジャーリーグを見る。Boston-Oakland戦で松坂先発だったがご存知のとおり1回でKO。確かに強烈に寒い日だったが、投球内容も負けず劣らず寒かった。先頭に中前打、2番に四球、となってすでに「あぁ今日はダメヴァージョンだ」と諦めた私。案の定だった。試合は同点のまま終盤までもつれたがあまりの寒さに7th inning stretchで合唱して帰った。部屋にもどるとまだやっていて結局Bostonは負け。
帰りの飛行機で見た「フロスト/ニクソン」という映画は面白かった。「ワルキューレ」は英語版だったのもあるかもしれないがイマイチ、というか嫌いなトム・クルーズが主演でアメリカがこの映画を撮る意味が不明。