楕円球空間 -105ページ目

ある音楽バカ、或いはダメ男の一生

というドキュメンタリーを見た(もっともそういうタイトルではないが)。


取材の対象になったのはオットマール・スイトナー(Ottmar Suitner)。N響の常任指揮者で今は名誉桂冠指揮者か何か?若いころ(高校生くらいのころ)、よくNHKホールで聴いていたが、風貌も指揮ぶりも頑固で一徹なドイツの禁欲的な指揮者、という感じだった。しかし!人間やはり見た目ではわからないものだ。


ドキュメンタリーを撮影したのは彼の庶子。庶子っていうくらいだから愛人の子。バイロイトのときに16歳以上若い大学生(当時24歳、写真で見る限りものすごい美人。今は跡形もない。)と付き合いだして数年して出来た子供が彼らしい。それだけでも十分情熱的(ってようするにダメ男)なんだが、本妻とも離婚せず、今は週に一度本妻・愛人・愛人の子と4人でランチをするそうだ(もう理解不能)。


もちろんそれぞれ言い分はあるんだが、総合すると私の理解ではスイトナーはみんなにいい顔してた(してる)、ということ。いやぁ、立派な音楽バカであり、さらに究極に近いダメ男。だいたい愛人に「あなたは愛のなんたるかを知らないからトリスタンがちゃんと振れるわけがない」(これを24歳の娘がバイロイトの招聘指揮者に言っちゃうわけだ)とか「私と付き合いだして貴方の芸術は進歩した」とか(これは現在)とか言われ放題で、どうなんだろう、と。庶子には「お父さんが年とってからの子供だから一緒の時間が少ないよ」といわれると「母さんと出会うのが遅すぎたんだ」とか言っちゃうし。


というわけで突っ込みどころ満載の番組で笑えた。

新人来る

新4回生が配属。


元気はまずまず良さそうだが、ノリだけで勝負、という感じの子が多いのも事実。正直不安。

名将・吉田洸二

センバツ終了。


今年は好投手目白押しで圧巻だった。決勝に進んだ2人はもちろん、PL中野・西条秋山・南陽工岩本などなど(もっといる)。やはり投手がいいと野球は締まるな、と実感。中でも花巻東の菊池は圧巻でいますぐプロに行っても4-5勝はできそうなくらいに思える。


もうひとつ高校野球で重要なのが監督。監督が移動すると移動した先が強くなるんだから間違いなし。もちろん選手も集まるのだろうが、それだけで勝てるほど高校野球は甘くない。花巻の佐々木監督も訥々としゃべる人柄の淘汰された印象をあたえて名監督と思わせたが、清峰の吉田洸二監督は本当に名将。2人に共通するのは生徒の人格を尊重しているところか。もう鬼監督が管理野球をする時代ではないんだな。


吉田監督に注目したのはもちろんあの戦慄の選手権初出場16強の時。戦力的に特に優れているとは思えない(投手はまずまずよかった)のに、圧倒的に優れた名門校を次々撃破。しかも戦術勝ちしたところが特筆モノ。なんでも徹底的に相手を研究し、相手の長所を消して自分たちの長所を生かす戦術を立てるそうだ。しかも選手を掌握しているので思い通りに試合が進む。ということで当初から注目していたわけだが、あっという間に頂点へ。本当におめでとうございます。



音楽を聴きながら呑むには

クラシックファンの人は呑みながら好きな曲が聴けるバーを求めているのではなかろうか?


だいたいバーではジャズか何かがかかっていて、それはそれでいいのだが、やはり究極的にはクラシックを聴きながら呑みたいはず。音がないのもいいが・・・。無音のバーの最高峰は代々木上原の「カエサリオン」だと思うが、クラシックを聴けるバーを近くに開拓。実は親友T氏のいとこが勤務しているということで紹介してもらった。T氏曰く「いつも古楽かかっているので先輩気に入ると思いますよ」。


で、訪問したのが「バー ナカガワ」。West Park Cafeの近くにあって、存在自体は知っていたがまさかバーだとは思わなかった。内装は見事なまでの北欧建築でイスがすばらしく座りやすく長居をすることは必定。店に入るとバッハの「教会カンタータ」がかかっていてこれまた最高。バーテンダーのK氏はグールドの熱狂的ファンということでグールドのCDをリクエストし「イタリア協奏曲」やら「ゴールドベルク」やら聴きまくる。あそこを知るとちょっと他に行きづらい感じ。まさに自宅(笑い)。


今行くと自分が置いていったグールドのブラームスが聴ける(インテルメッツォとラプソディーのCD)。是非どうぞ。あ、ちなみにCDプレーヤーはBang & Olfsenで、これまたすばらしい。

学会終了

2つを行脚してきた。


1つは発表なし、情報収集のみ。ライバルの動向をチェック。もう1つは学生が発表。順調にこなしていた。ポスター発表は初めてだったのでちょっと不安だったが杞憂に。その学生は中国からの留学生なのだが、英語はばっちり、日本語も日常会話はばっちり、緊張もあまりしない、という「大人(たいじん)」。


ところで学会期間中に共同研究先の企業から「新聞発表したいので至急打ち合わせを」と呼び出された。同じテーマをやっているらしいライバル社がうまくいったらしく、学会発表するのでそれより先に論文投稿して新聞発表したい、ということらしい。今までこちらが「早く論文書いて見せてください」と言っていたのに対応が遅かったのだが、こういう外圧がかかると急に対応が早くなるところが日本企業の典型。


で、打ち合わせの場で私が「もう1日単位の勝負です」とか煽ったら、31日までに論文投稿する、と先方も超積極的になった。しめしめ、と思い30日に論文を受け取りチェック開始。しかし!その文章が(そして英語も)酷い!酷すぎる!よくこれで決裁に回したな、という出来。教授と相談すると「いやぁ、酷いね、これ。時間ないし、論文を通そうと思うんだったらもう全部君が書き直してよ」といわれる(爆笑)。


というわけで20時くらいから25時半くらいまでで論文1本丸々書き直し。も~・・。先方は博士課程も出てるし、結構自信たっぷり系だったのに、蓋を開けたらこれですか・・・。評価ガタ落ち。ともあれ昨日の午後に投稿できたらしい。感謝してほしい。

名将・原辰徳?

辻井喬風に言えば「かつて私が巨人ファンだったころ」、原の無類の勝負弱さが嫌いだった。チャンスで出てきてファーストファールフライを打ち上げて顔をしかめる辰徳の顔が今でも目に浮かぶ。高校のころと巨人の4番のころの顔つきがほとんど同じである、ということも「大人になりきれない」と感じさせていた。記録で見ても本塁打(400本以下)、打率(2割8分以下)と巨人の4番としては物足りない。前任者に脅威の勝負強さを誇る長島・王がいるだけに比較してしまう。


が、監督になるや脅威の勝負強さ。ここまで名監督(と言ってももういいかも)になったか、と言う感じ。正直に言えば巨人の監督なんて、あれだけ戦力をそろえれば誰がやっても優勝、とは思うのですが、そうは言っても堀内なんか全然ダメだったわけでそれなりの難しさはあるんだろう。いきなり監督になって優勝し(日本一も)、解任後に復帰するやまた優勝。さらにWBCでも優勝、と全くの別人のようである。


采配はまだ名将とまではいかないような気もする(9回表の無死二塁、中島、では絶対バントするべきだった。あれで縺れた、と確信している)が、勝利の女神に好かれる、ということは勝負の世界では(そして一般社会でも)成功への絶対条件だと確信しているので、もう原は勝利の彼岸にいるのであろう。松坂も同様の彼岸にいる。



変なコトバ

最近家の近くに美容院がオープン。前を通ったときに看板を見ると


"Hair Cutter"


の文字が・・・・。おいおい・・・。hair cutterって何だよ。イメージとしてはナイフで切るって感じか。


最近変な看板とか商品名とか気になる。最近驚愕したのは


「鳥肌の立つカレー」


という商品。やまやに行くとある。正直どれだけマズいのか!とドン引き。「鳥肌が立つ」をいい意味で使う、という誤用が蔓延しているのだがどうしても受容できない。1年ほど前に親友の結婚式でヴァイオリンを弾いたのだが、終わった後ホテルの宴会係のお兄ちゃんに「いやぁ凄かったです!鳥肌が立ちました!」と言われ、すんでのところで「そんなに酷かったですか?」と返しそうになった私。あぁ、どうしても受容できない・・・。

球春

到来!


3連休はテニスをして体調を整え、散髪して月末の学会遠征に備え、衣替えをして春に備えた。土曜は高校野球が始まったので早速家のHD-DVDをフル活用して全試合観戦。いきなり2試合もサヨナラで盛り上がる。


優勝予想するには資料が少なすぎてどうしようもないが、やはり話題性の慶應。あのチア旋風をもう一度、と言う感じなんだろうか。早稲田実との甲子園早慶戦は難しそうで残念だが。



論文修正・終了

PRBに2本出しているうちの1本の修正を終了!


学生とずいぶん時間とエネルギーを投入して頑張った。今は共同研究者に回覧中。コメントをもらって反映させて来週再投稿。


ほっと一安心して花粉(&風邪)でボロボロになりながら生協書籍部へ行き、いつもの衝動買い(苦笑)。いやぁ、本溜まるなぁ。いつ読もうか。

送別会

実験装置の納入でとてもお世話になったメーカーの営業担当の方が転勤で福岡に行くことになり、送別会を開催。


最初はもちろん仕事上のつきあいだったのだが、ラグビーという共通の話題があることがわかりすぐに意気投合。個人的にも親しくなって時々一緒に呑みに行ったりしていたので自分から声をかけて開催した次第。その方(Nさん)の先輩(実は私の大学の1つ後輩だ、ということが判明)と3人で何度か会っていたので、今回もその3人でまずは錦の「江戸京」で鮨をつまみながらいろいろな話で盛り上がる。さらに2次会で「カルバドール」に行き痛飲。Nさんはラガーなのでさすがに強い。自分も相当飲んだ。ささやかながら餞別に、とbrooks brothersのハンカチを贈答用に包んでもらってプレゼントをしたらNさんも喜んでくれたが、先輩のKさんがもっと感激してくれた。いろいろな部分で感性とか価値観とかが近い我々。いい会だった。


今日は7時に起きて(さいきん酒に強くなって全く残らない)東京に行き学会事務に関する会議、12時半に終了して大学にとんぼ返りし(新幹線の車中で論文の修正に没頭)、さすがにexhausted。