今日はピアノでラヴェルの「水の戯れ」の曲を練習していました。
大好きな曲です。
わたしはグリッサンドがちょっと苦手で…
今まで長いあいだ、グリッサンドのある曲を避けてピアノ曲を選んでいたのですが、
ラヴェルの「水の戯れ」はグリッサンドがあると知らずに譜読みを始めて
途中でグリッサンドがあると気がつきました…
グリッサンドがある〜 どうしよう〜💧
と思って このまま弾き続けるか迷ったのですが、
グリッサンドは1箇所だけだったし、
美しくて魅力的な「水の戯れ」の曲をどうしても弾きたかったので
頑張って練習することにしました。
グリッサンドが苦手な理由は、
グリッサンドを弾くと指が痛くなるから。
ラヴェルの水の戯れに出てくるグリッサンドは
黒鍵のグリッサンドなので
黒鍵はデコボコしているから白鍵よりもさらに指が痛くなりやすい…
グリッサンドを弾くと指が痛くなるのは自分だけかな〜?と疑問に思っていたら、
私だけではなかったようでした。
他の人もグリッサンドを何度も弾くと指が痛くなるようです。
ただ…
わたしがグリッサンドで指が痛くなるのは、
私がいつも弾いているピアノのせいでもあったんだと「水の戯れ」を弾きだしてから気がつきました。
グリッサンドを弾くと、なんでこんなに指が痛くなるんだろう〜? 弾き方が悪いのかな〜?
と思って考えていたところ、
あっ… !
わたしのピアノの鍵盤は重いから
それでグリッサンドを弾くときも指に負担が大きくかかってしまうんだ…
と気がつきました。
家にあるグランドピアノの鍵盤は重いんです。
鍵盤が軽かったらグリッサンドも軽やか〜に弾きやすいですけどね。
でも、今は家にある重い鍵盤のピアノで弾かないといけないから、
黒鍵のグリッサンドの部分は何度も何度も練習しないようにして指を痛めないようにしながら弾いています。
ラヴェル 水の戯れのグリッサンドは、
人差し指の親指側の側面と爪のあたりを使って鍵盤上を滑らすように弾いているのですが、
5回くらい続けてグリッサンドを弾くと人差し指の第一関節の横のところが赤くなってしまう…
そして毎日5回以上練習し続けると、
その関節の部分の皮がむけて白くなってしまうので
(かたくなってグリッサンドたこみたいになる…)
グリッサンドを弾く回数は1日に3回くらいでやめるようにしています。
グリッサンドは、腕や手、指に余計な力を入れないようにして鍵盤上を軽やかに滑らせて弾くようにすると上手く弾けることがわかったのですが、
ラヴェルの水の戯れのグリッサンドの部分は、
その前がfff(とても強く)になっていて 一番盛り上がっているところなので、
力を抜きながらもfffの流れの中で勢いよくグリッサンドを弾けるようにしていきたいです。
ラヴェルの「水の戯れ」は、
ピアニストのアルゲリッチやギーゼキングの演奏が好きです。(YouTubeで聴いた演奏)
あんな風に弾けたらいいな〜と思って少しずつ練習していますよ。
YouTubeでアルゲリッチの動画をみていて思ったのは、二の腕がしっかりしてそうということ。
わたしはクローン病でたくさん食べられなかったり運動もあまりできないことがあったりで腕が細いのですが、(骨も太くない。)
ピアノをよく弾くためには二の腕の筋肉を鍛えたほうがいいなと思いました。
(二の腕に脂肪はそれなりについていて、タルタルしているのが気になるから、美容的にもちょっと鍛えたほうがよさそう…😅)
やっぱり、fffで演奏するには腕の筋肉がある程度強くないとね。❣️
グリッサンドの前の、fffで3和音と4和音をとても速く弾く部分、ここは二の腕の筋力が強くないとなかなか上手く弾けない…
高校生くらいの頃から腕を少しでも鍛えていれば
もっとピアノがよく弾けていたのにな〜と思いますけれど、
ピアノの先生もそんなことは教えてくれたことがなく…
今ようやく自分でそのことに気がついたのですが、
人生に遅すぎるということはないと言いますからね。
今からでも腕を強くして
(今からはそんなに強くならないかもしれないけど、これ以上筋力が弱くならないように…)
より良くしていけたらいいなと思います。💛
あっ…でも、
わたし、高校生のときもうすでにクローン病になっていて体重がものすごく減って36Kgしかなくて、筋肉つけるどころじゃなかったな…
高校生のとき、難病になっているとは知らず、頑張り過ぎてヘロヘロになっていました。
まあ、人生いろいろなことがあります。。
1ヶ月くらい前に食べ物が食べにくくなってからピアノの練習時間をかなり減らしていて
たくさん練習できないのですが、
今は体が元気になることを優先して
無理しないようにしながら楽しくピアノを弾いていこうと思っています。