現在、戸建てに住んでいるのですが、
今のおうちには防音室があります。
注文住宅で、最初から防音室を作るつもりで家の間取りなどを考えました。
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防音室を作った一番の理由は、
ピアノを弾くためです。
住宅密集地なので、
ピアノを弾くのなら防音室を作ることは必須だと思いました。
また、家と家の距離が近い住宅密集地なので
まわりの騒音が気になるかもしれないと思い、
そのことも考えて防音室を作りました。
防音室は、防音を専門にしている防音会社に作っていただきました。
何社か見積もりをして、説明を聞いて
防音会社を選びましたよ。
防音室は、防音性能を保証している防音会社で作ってもらうと安心です。
防音室の完成後に防音測定をして
保証値の防音レベルになっていることをちゃんと確かめたので、
現在は安心してピアノを弾くことができています。
一戸建てに作ったピアノ防音室の防音性能
いまのお家(木造の戸建て)に作った防音室の防音性能のレベルは、
室内から屋外に出る音を
50〜55dB(デシベル)くらいカットする防音室となっています。
(窓の外 1m地点での測定)
防音室の窓のシャッターを閉めると、
シャッターの外は−55dBの防音ができているので、
外が少し暗くなってくる頃にはシャッターを閉めるから、
夜も安心してピアノを弾くことができています。
夜といっても、いつもは午後7時頃までピアノを弾いていて、
それ以降の夜遅い時間は、今のところはほとんど弾いていないです。
ごくたまに、夜の8時や9時頃の時間にも弾くことがありますが
防音室の遮音測定をした窓の外1m地点は自宅の敷地内ですし、
それよりももっと外の場所になると、さらに音が小さくなるので、
夜遅い時間にピアノを弾いても たぶん大丈夫ではないかなと思います。
前に分譲マンションに住んでいたときも防音会社さんにピアノ防音室を作ってもらったのですが、
マンションでは
防音性能が−60dBの防音室を作っていただいて、
防音室が完成して遮音測定をしたときには、
−70dBくらいの防音ができていました。
上下階や隣室にはピアノの音が全く聞こえていませんでした。
いまの家に防音室を作ったときは、新築なので、
部屋が完成する前に天井や床、壁などの防音工事して防音室を作ってもらいましたよ。
床の段差はなく、隣の部屋と同じ床の高さで作ってもらいました。
防音会社の方から、防音室の床を低くすることもできると言われたですが、床はフラットのほうが生活しやすいので、それはやめておきました。
床を低くすると、部屋の天井までの高さが高くなって、音響が良くなるということです。
前に住んでいたマンションでは、
7畳の部屋を防音室にして、6畳弱くらいの広さになりました。
6畳弱ほどの部屋にグランドピアノを置くと、
やっぱり少し狭い感じになるので、
今回 新築戸建ての家では、前よりも少し広い防音室にしています。
1畳ほど広くなっただけなのですが、
前よりも室内が大分広くなった感じがします。
防音室の広さを前よりも広くしたのは、
防音室でピアノを弾くだけではなくて
ベッドを置いて寝られるようにしたかったからということもあります。
(静かに寝られるように。)
現在は、グランドピアノの横に折りたたみ式のソファーベッドを置いて、
練習の休憩のときや疲れたときに
ベッドに横になってくつろいでいますよ。
防音室の中はとても静かで、
家の外からの騒音がほとんど聞こえないので
ゆっくりリラックスして休むことができます。
ピアノ防音室の価格・費用
防音室・防音工事は価格がとても高いです。
防音しようとする部屋の広さが広くなるほど高額になります。
わたしの場合、ピアノが弾ける家に住むというのは必須条件だったので、
土地探しの段階から、防音室の費用もふくめて予算を考えていました。
何年か前にマンションの7畳の部屋に−60dBの防音室を作ったときの価格は、
約250万円ほどでした。
そのときは防音会社5社ほどに見積もりをしてもらって、
もっと高額な業者もあったし、
もう少し費用が安い業者もありました。
現在は物価高などの影響もあり、
前と同じ品質の防音室でも費用がもっと高くなっていると思います。
その250万円の価格の防音会社に決めた理由は、
見積もりしてもらった業者のなかで
室内の広さが一番広かったことや、
遮音性能が−60dBカットと防音レベルが高いこと、
防音性能を保証していること、
そして、音響についてもしっかりと考えられていたので、その防音会社に決めました。
以前マンションで防音室を作ったことで、
今回 一戸建ての家を作るときに防音室の価格がある程度予想できたので、
土地や家の価格に防音室の価格をプラスして予算を考えました。
今回、新築戸建ての家に防音室を作るときも、
いくつかの防音会社に見積もりをしてもらいました。
業者によって100万円以上の価格の差がありました。
わたしがお願いした防音会社は、
約300万円の価格でした。
防音性能の保証をしていて、
音響のこともしっかり考えてられていたので、その防音会社に決めました。
防音室を作る費用が300万円というのは、わたしの金銭感覚では ものすごく高いと思います。
ですが、防音室があることでピアノが思いきり弾けますし、
そのことについては 今とても満足しています。
ピアノを弾くことが生きがいとなっているため
その優先度がとても高く、
ピアノを弾くためにかかる防音室の費用は、他のことを妥協して諦めたり我慢してでも払わなければいけないお金だと考えました。
そんなことで、
家でピアノをたくさん練習して
もっともっと上手く弾けるようになったら幸せだなと思います。
今日は、防音室について 防音性能のことや価格のことなどについて書きました。
次回のブログでは、
防音室で外からの騒音がどれくらい聞こえなくなるかということについて書けたらと思います。
こちらです。↓