わたしの持っているピアノは鍵盤が重いんです。


古いグランドピアノなのですが、

このピアノを購入したときは、指を鍛えるためにわざわざ鍵盤が重いピアノを選んで買いました。



鍵盤が重くて、毎日4時間以上練習していると指に大きな負担がかかってしまいます。。



自分の体力さえあれば、5時間くらいは練習したいのですが…


毎日練習していると、だんだん指が痛くなってくるから長時間練習できない… 😥



鍵盤が重いと、指に負担がかかるだけでなく

エネルギーも多く使うので

4時間くらい練習すると体力をたくさん使って

全身疲れてクタクタになります。。

 



現在作られているピアノの多くは、

鍵盤の重さが50gとなっているようです。



鍵盤の重さを調べる方法として、

鍵盤の上に10円玉(1枚4.5g)を11枚(4.5g×11=49.5g)のせて沈めば、一般的な鍵盤の重さ。


10円玉を12枚(4.5g×12=54g)のせて沈まなければ重めの鍵盤。


ということなのですが…



わたしの鍵盤の重さがどれくらいなのか調べてみました。



まず、鍵盤に10円玉を12枚のせてみると…


やっぱり沈まない…



それで、10円玉を1枚増やして

13枚(4.5g×13=58.5g)のせてみると…






うーーん… それでもまだ沈まない…



14枚(4.5g×14=63g)のせてみたら…

ようやくストンと沈みました。







このあいだ調律師さんが、わたしのピアノの鍵盤の重さは60gくらいと言われていたのですが、


その調律師さんの言われた重さとちょうど合っていたので、すごい〜と思いました。



黒鍵でも調べてみると、

黒鍵も13枚では沈みませんでした。

やっぱり重い鍵盤だ…






鍵盤は奥のほうがより重いタッチになるので

調べてみると、

鍵盤の奥のほうに10円玉を14枚置いても沈まなかったです。












一般的なピアノの鍵盤の重さが50g


わたしのピアノの鍵盤の重さは60gくらい…


10gほど重い鍵盤。



10円玉2枚分より少し重いくらいの差ですけどね…



1回の打鍵で10g重いとして…


4時間くらい練習したら、どのくらい鍵盤を打鍵しているのか…


そんなことあまり考えたことないけど、

何万回というより、何十万回とかの打鍵数になるかもしれないから…(数えきれない)


やっぱり、指に大分大きな負担がかかっていると思います。



わたしが大柄な体格で、手が大きくて指も太い頑丈なタイプなら、重い鍵盤でも負担が少ないと思いますが、


腸の病気があって栄養状態がなんとかギリギリ大丈夫かな〜という感じで

骨や筋肉がしっかりしていないから、

重い鍵盤で毎日長時間弾くと、指や手に負担がかかってしまいます。



でも、調律師さんは、

重い鍵盤のピアノで弾いている方はみなさん指が痛くなると言われていますと話されていました。

わたしだけではないんですね。




そんなことで、

重い鍵盤を軽くできないかなと思って調律師さんに相談してみました。



すると、

ピアノの中身を作業場に持ち帰って、1週間くらいで軽くすることができるということ。



ただ、調律師さんが言われるには、


そうしてピアノを修理して鍵盤を軽くしても、

修理後にどのくらい軽くなるのか

わたしが満足できるくらいの軽さのタッチになるのかが、修理する前にわからないことがデメリットということでした。








新しいピアノなら、店で実際に弾いて弾き具合を確かめてから購入することができるけれど、


修理の場合は修理前に弾いて試してみることができないということ。



でも、5gは確実に軽くなると言われました。


重さ60gの鍵盤が5g軽くなると55gに。


一般的なピアノの鍵盤の重さが50gだから…

それでもまだ5g重いな…




重い鍵盤のピアノで指が痛くなるから

今はたくさん練習できないのですが、


最近は、指に負担がかかり過ぎないように

小さめの音で弾いたりして練習していますよ。♫