台湾のお葬式の変わった風習 | パイナップルケーキは死んだ!もういない!!

パイナップルケーキは死んだ!もういない!!

ついにおたっちが台湾に帰ってきた!!
誰も望まぬ、誰も知らぬ、誰得でもない孤独な戦いが
今再び繰り広げられる!!

今回は台湾の風習について特集してみました!

調べて気づいたのは日本にも似たようなものもあれば
台湾独特なものまで幅広くありました

あくまで風習でもあり迷信といったら迷信
内容が正しいとか正しくないかまでは分かりません。

腳尾飯(貢飯、拜飯)

腳尾飯とは誰かが亡くなったときに
白飯の上に鴨のゆで卵を起き、お箸をまっすぐ差したもの。

まだ成仏していない魂が
飢餓することなく成仏できるようにするためにやる儀式です

日本にも似たようなものがあると思います。
普段お米に箸さしたら行儀が悪いといわれますが
それはこの腳尾飯を連想させるからなのかもしれません

腳尾飯の他には12品のおかずを死者の霊卓にお供えすることもあれば
腳尾飯以外には死者があの世でお金として使う「金色の紙」をお供えしたりもします。
これらのお供え物を置く配置も決まっているとのことです。

また腳尾飯を室内では作ってはならない
必ず日の当たる外でやらなければならないというルールもあります。

腳尾飯(貢飯、拜飯)の由来は?

昔ある男性が死刑になってしまって
その奥さんがその場にかけつけたときには
すでに死刑執行されていた

その奥さんもお線香一式を揃える時間もお金なかったので
ご飯とお箸でお線香一式の代わりに供えてあげたという

接棺  買壽板

亡くなった方を棺に入れる前に
良質な棺をあらかじめ準備しておく。
そのことを中国語で「買壽板」という

そのあと吉日を選び家へ運ぶのだが
そのときに笛等を鳴らしながら家まで連れていくというものです。

葬式のときに、家族内でやっていけないこと

台湾では家族が亡くなったとき
死者に自分の涙をつけてはいけない
生きている身内の涙が死者に1滴でも触れると
その人は成仏することができないと言われている

また涙を死者に落としてしまった本人は気が狂ってしまうとまで言われている

あと、「さようなら」と挨拶を親戚同士でしてはいけない
「さようなら」は中国語で「再見」

再見=また見る、また会う

要するに、また知ってる人の誰かが亡くなるのを見ることになる

辭生 最後の食事

死者が家族と最後の食事をすることを言う
辭生の際には12品のおかずを食べるのだが
この12品は必ずベジタリアンのものでなきゃいけない

仏教の世界に関係あるのだと思います。

埋葬するときに気をつけること

今では火葬が一般的ではあるが昔は土葬していた。
その際に雷を必ず避けるように埋葬しなくてはならない

もし雷が鳴っていたらお腹がふくれて爆発してしまうと考えられているので
銅の重しなどを置いて埋葬していた

作七 参拝する順序

死者を埋葬してからの
七日間は大事な参拝時であり
参拝する責任者も変えなくてはならない

頭七→亡くなった方の子どもが準備する
二七→その子の奥さんが準備する
三七→嫁に行った娘が準備する
四七→女性の姪が準備する
五七→嫁に行った孫が準備する
六七→嫁に行った他の孫もしくはひ孫が準備する
七七→再度亡くなった方の子が準備する

またこの作七を行う際にも
準備する時間帯、作るものにも決まりがあります。

この特別な儀式をする際には日本と同じで吉日を見たり
祭日(清明、端午、除冬等)とかぶってしまった場合は
いろいろな制約をつけて行うという。

終わりに

必ず人が最後に通る儀式。
他にも制約や儀式ありそうですが
今回は有名なものでまとめてみました。




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