夏といえば怖い話:台湾の幽霊船 | パイナップルケーキは死んだ!もういない!!

パイナップルケーキは死んだ!もういない!!

ついにおたっちが台湾に帰ってきた!!
誰も望まぬ、誰も知らぬ、誰得でもない孤独な戦いが
今再び繰り広げられる!!



台湾には色々怖い話があります。

今回紹介するのは都市伝説となっている
【幽霊船】

これに関する話をまとめます。

真面目に色々資料を調べましたが
情報が錯綜していて何が正しいのかは分かりませんでしたが
自分なりにまとめてみました。

そもそも都市伝説ってそういうもの。

信じるか信じないかはあなた次第

台湾の幽霊船とは

台湾の都市伝説で有名な幽霊船

魂を集めるために常に空中を漂っていて
その幽霊船が停泊する地域では必ず災いが起きるといわれている

災いを起こして、そこで亡くなった人の魂を乗せて
100人の魂を奪うまではずっと航海をし続けるとのこと

その航海ルートは
出港地点からに北へ向かって、そのあと南へ向かって最後に戻ってくると言われている

こういった言い伝えがあります。

台中ウェルカムレストラン大火災

1995年2月15日

台湾中部 台中での大火災
大きなレストランで連日多くの人で賑わっていて事件当日も多くの人で盛り上がっていた

しかし1階の調理場で火災が起こり瞬く間に火の海となった

1階にいた人は出口が近かったため無事逃げることができたが
2階にいた人は火の勢いがすごくて逃げることができなかった
下へ降りる階段はすでに火の手が回っていたので客は降りることができなかった

ただ、唯一屋上へ上がれば助かったのだが、屋上へ行く道が一つしかなく
不運なことに障害物が多くて黒煙も立ち込めていたので
逃げるのが間に合わなく多くの人が亡くなってしまった

外部はトタン板と強化ガラスでできていて、内装は燃えやすい素材を使っていたため
火の勢いはとても強いうえに外に出るために壁や窓を突き破り脱出するのが不可能だった

入り口はすでに消防隊員が入れる状態ではなかったので
後ろ側からレスキューを試みようとしたが
建てものが密集していて道もとても狭かったので助けにいける状況ではなかった

結局30台の消防車、200以上の消防隊員が駆け集まったが
現地の消防栓の本数も少なかったため火の勢いに勝てなく鎮火するのを待つしかなかった

火の勢いが弱まり隊員たちが2階へ向かったときには
ただただ窓側にたくさんの遺体が転がっていた  …

結果、64人の命がなくなる大惨事となった

多くの人に目撃された幽霊船

このウェルカムレストラン大火災の際に多くの人が幽霊船を見かけたという
ホテルの近くでかの幽霊船が停泊していたというのだ

しかし事件はこの火災だけではなかった

そう・・・
幽霊船は100人以上の魂を奪うまで航海し続ける

この事件のあともまた大規模の火災が起きた

続く大火災

1995年4月 台北 喜びの歌という名のカラオケ店 11人死亡

1996年2月 台中 ハワイサウナ 17人死亡

同じ月の末 台中の民生マンション 13人死亡

これの火災の際には必ず「幽霊船を見た」との情報が絶えなかった

このとき、すでに105人の犠牲者がでている

台湾南部でも起こる火災

この1995年は台湾南部でも大火災が起こっている

屏東のカラオケ店で火災、高雄のデパートで火災・・・

どちらも大規模の火災だったのだが
このときにも目撃情報が多くあったという

そして、このような大火災がたて続きに起こったあと
一旦事態は終息したかのように思われた。

しかし2005年2月 台中の百貨店デパートでまた大火災が起きた。

ウェルカムホテル大火災のちょうど10年後に・・・

幽霊船が、戻ってきた・・・

幽霊船の真相とは・・・

どの火災も悲惨なものであった。

一つの原因として言えるのは
多く人が集まるところ、もしくは違法建築
このような条件が重なってこういう大惨事なってしまったのではないかと思う

ただ私が恐ろしいなと思ったのが
ネットがそんな発展していない時代に
違う場所で多くの人が火災が起きる前に
「幽霊船を見た、災いが起きる」と口にしていて
実際にこのような惨事が連続で起こってしまったこと

あともちろん、この都市伝説は恐ろしいけど
それ以上に台湾では火災事故が多いので
今後このようなことが起こらないように願いたいと思う

→台湾のお葬式について
http://duix2.com/2018/08/17/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AE%E9%A2%A8%E7%BF%92%e3%80%801/


 




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